MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

盛岩寺薬師堂(昭和記念館)~墨跡風入れ展

2015年11月02日 | アート・文化
盛岩寺境内の昭和記念館で開催されている「墨跡風入れ展」を観てきました。
盛岩寺は、ふるさと福井の永平寺を大本山とする曹洞宗の古寺でこれまでも何度かジョグ途中に立ち寄っていましたが、この日はこの時期に行われる盛岩寺什物の掛け軸を風入れのため展示会に立ち寄ってみました。

山門は開創400年を迎えた古寺らしい風格を感じますね~


山門をくぐると本堂の前には、可愛いお掃除小像尊が箒を持ってたち「掃けば散り 払えばまたも 塵つもる 人のこころも 庭の落ち葉も~」と、境内を掃き清めておられました。


その隣には、珍しい石の鈴を下げた石造の五重塔が建ち、層塔の上には相輪もあり、素晴らしいですね。


展示会場の昭和文化館は、築90年を経た旧商家を移築した古民家だそうで、上りの間には什物の多彩な掛け軸が吊るされており、作者や文面は不明でしたが、挿入画も素敵でした。


歌舞伎を描いた画も素晴らしいものでした・・・・


和室では、歴代の住職や禅宗僧の大作約100点が展示されており、ご住職より丁寧にその心や詩の由来の説明を伺いました。




境内に戻ると、立派な六地蔵が鎮座していますが、その表情も素敵でした。


盛岩寺を後にして、近くのざる菊が見頃を迎えていると聞き、3か所の花畑へ脚を延ばしてみました。
打戻会場では、約700株の黄色・白色・橙色などのざる菊が見頃でしたが、今年は赤色が少なかったですね~

ザルを伏せたようなドーム型の一株には、約800個以上の花を付けているようでお見事ですね。


次の獺郷会場に回ると、約200株の鉢植えのザル菊がカラーベルトを作り、地植えとはまた趣の異なる花の美術館のようでした。


貴重な什物鑑賞や自然の花の美しさを堪能しました。
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