MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉荏柄天神社・筆供養

2019年01月26日 | まち歩き
25日の初天神を迎えて鎌倉の荏柄天神社で開催される「筆供養」に昨年使い古した絵筆を供養してきました。




受験シーズンを迎えて学問の神様を祀る日本三天神の荏柄天神社には、多くの受験者が合格祈願、書道家・画家が愛筆の供養で参拝客の姿が見えて、境内は大変な賑わいでした。

筆を納める奉納台には、約2000本の絵筆や書道筆が山のように積まれており、境内は書家や画家、カメラマンで身動き取れない混雑となっていました。


手水には、龍ではなく神紋の「梅の紋」から清水が流れてパワーを感じていました。


神事が行われた後お祓いを受けて火が付けられると、瞬く間に炎となり天高く昇って行きましたが、参拝者はそれぞれの持ち寄った筆に思いを込めて神火にくべていました










炎に包まれて天に昇る絵筆に感謝の気持ちを込めて見つめながら新年も上達したいと願い思いを新たにしていました


拝殿の前の寒紅梅は、鎌倉で一番早く咲く梅として美しく咲いて見頃となり、インスタ映えとなっていたようです。


境内の「かっぱ筆塚」には、漫画家清水崑が使った絵筆の供養するために造られたものです。


「絵筆塚」には、横山隆一や小島功、藤子不二雄、田川水泡など多くの漫画家が描いた河童の絵のレリーフが154枚張られていました。




また、拝殿の周りには合格祈願の絵馬が沢山掛けられていました。


本殿は、鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を移築したもので、三間社流造りの風格ある景観で国の重要文化財にしてされています。


また、御神木の大銀杏は、樹齢900年以上の古木で高さも25mと貫禄或る姿でした。


拝殿の右側には、熊野権現社の末社が鎮座していますが、この地の二階堂の鎮守様だったそうで、後に荏柄天神社と合祀されたと言われ、熊野三柱神が祀られていました。


絵筆の供養を見届けて、瑞泉寺など鎌倉巡りを続けました【続く】
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