MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉散歩・瑞泉寺

2019年01月27日 | まち歩き
初天神で荏柄天神社に筆供養した後、二階堂地区の奥の紅葉谷にある「瑞泉寺」を訪れてきました。

瑞泉寺は、花のお寺と言われていますが、この時期は、名物の120本の梅の開花も見られず静かな雰囲気でした。

総門には、素晴らしい鬼瓦や飾り瓦が見られ、瑞泉寺の名前も刻まれていました。




参道の先には、梅林があり梅の道には古木の梅の木が見られますが、開花にはまだ先が遠いようです。


梅林には、大木の根が巻き付く大きなヤグラも見られ由緒は判りませんが、歴史を感じる鎌倉独特の光景です。


石段の参道を進み山門に着くと、山門の脇に裏山の湧水が引かれた手水が置かれており、飲んでも美味しい清水でした。


山門を入ると珍しい三猿も描かれた庚申塔が置かれており、約300年前に建立されたようです。


その先には、❤が刻まれた大石灯籠が置かれています。


遊歩道の先には、本堂があり釈迦如来坐像を祀られています。


本堂の右手には、「どくもく地蔵堂」があり、地蔵菩薩が祀られていますが、菩薩が「どこもどこも」と告げたのを、「どこも苦しい・・・」のだと理解し堂を守る暮らしを続けたという話しが伝えられたそうで、その由来から名付けられたそうです。


本堂の裏には、庭園(名勝)があり、開山の夢窓国師によって鎌倉時代に作庭された「岩庭」が見られ背後の錦屏山を削って垂直な岩盤を作り、洞窟(天女洞)や池、中島を築いたもので、鎌倉の名勝に指定されています。


境内には、「安国利生塔」や「松陰吉田先生留跡碑」などが立ち、その傍に「半跏の地蔵菩薩」が置かれていますが、鎌倉の深い歴史が刻まれているようです。






鐘楼の脇には、五輪塔や不思議な石仏群が並んでいました。


本堂の周りには、羅漢像が並んでいます。


寒い冬時期でしたので、花の姿や香りを感じられませんでしたが、花の季節に再度訪れたい想いを抱き瑞泉寺をを後にしました。


コメント (2)
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