MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

氷川丸見学

2019年04月21日 | まち歩き
横浜港のシンボルである「氷川丸」が竣工89年の誕生日を迎えて、記念のイベントとして一般開放されて見学してきました。

これまでもモチーフとして何度も描いたり見学したりして親しみを感じており、久し振りに見学してきました。




エントランスホールには銘板が展示されており、横浜ドックで建造された1930年4月と建造番号No.177が記されています。


見学順路の沿って客室通路を進み、最初に一等児童室、一等食堂へ・・・


一等食堂ではアールデコ調の装飾など豪華な雰囲気が感じられます


デッキからみなとみらい方面を望むと大桟橋やランドマークなどの絶景が見られます。


船頭からは、ベイブリッジや大黒ふ頭が望めいざ出航の風景でした


船長室の公室と寝室です。




操舵室には、航海の安全を願う氷川神社が祀られており、氷川丸の名前の由来にもなっています


操舵室の後ろには、無線室や舵を操作する操舵機制御装置があります。






乗務員エリアのデッキに出ると、日本郵船のシンボルマークの黒・白・赤ラインの鮮やかなマークと避難ボートが並んでいます。


デッキから横浜港最古の白灯台を上から見た素晴らしい光景です。


豪華な一等客室です


客室の窓枠には、長い歴史も刻まれていますね


また、展示室には氷川丸の引退までの30年間の航跡が示されていました。


機関室では、8気筒のデイ-ゼルエンジンが現役時代のまま保存されて産業遺産となっています。


出口の展示室には、竣工当時の氷川丸の内部イラストで示されていましたが、当時の豪華さが感じられました


出口から眺めた白灯台です。


戦前の日本で建造された現存する唯一の貨客船で、造船技術や客船の内装など貴重な歴史的重要文化財となっており、竣工後、シアトル航路や病院船、引き揚げ船などで活躍した航跡を残した豪華貨客船の歴史を学んだひと時でした。
この後、赤レンガ倉庫から臨海公園へと向かいました【続く】

コメント (2)
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