寒い冬空の日でしたが、鎌倉街道を歴史散歩してきました。
長い石段を昇ると、茅葺の仁王門が立ち、運慶作と言われる阿吽の仁王様が迎えてくれましたが、阿吽の異様な姿で参拝者を睨む姿は迫力満点ですね。
仁王門の先には、シンボルでもある十一面杉本観音奉納旗に包まれた苔むした美しい石段では、苔が生える素晴らしい景観が見られます。
石段の右手には、大蔵弁財天を祀る弁財天堂が鎮座しており、その前には弁天池の聖水が流れ落ちて、ご利益が多いようですね~
苔の石段の左手の女坂を上ると茅葺の観音堂に到着し、観音堂にはご本尊の三体の十一面観音の本尊(杉本観音)が祀られている鎌倉最古のお寺で、坂東三十三箇所の第一番札所となっています。
本堂は、茅葺の屋根でお堂には秘仏とされる三泰の十一面観音を拝観出来ましたが、撮影は出来ません。
本堂横には、六地蔵ではなく七地蔵尊が祀られており、右側には身代わり地蔵尊が並んでいます。
地蔵尊の脇には、無数の五輪塔群や石仏が並びますが、鎌倉幕府が滅びた南北朝時代の戦いの軌跡のようです
杉本寺から近くの竹の寺・報国寺へ向かいます。報国寺は、本尊の釈迦如来像を祀り、鎌倉十三仏霊場第八番札所で観世音菩薩の化身平等王を拝観できました。
本堂の裏手には、広い孟宗竹林の竹の庭を散策することができ、竹林の周りは高い崖ぶちで囲まれており、崖の下には多くのやぐらがあり、開基の足利一族のお墓がみられます。
また境内には、石庭や池、珍しい五輪塔や石仏も設置されて、荘厳な雰囲気を感じられます。
鎌倉の歴史を感じながらのブラ散歩でした。
最高ですね!すぐにでも行ってみたく
なりましたよ。
杉本寺や報国寺など鎌倉には四季を問わず歴史に残る名寺が多くありますので、訪れる度に新しい歴史の知識や素敵な光景を学ぶことが出来ますね。
行ってみたい行きたい名所が多いのは、やはり鎌倉ですね~