原油流出事故が起こるたびに不思議に思うのは、油は海面上に浮いているはずだからどうして流失した油を被害が出る前に海上で回収してしまわないのだろうか、と言うことだ。
科学の進んだ時代に、何故油と海水を一挙に取り込んで、分離回収をする油回収船を研究開発しないのだろうか。
海は広くて難しいかもしれないけれど、不可能ではないと思う。
沿岸に流れ着くまで手をこまねいて待っていて、柄杓ですくったり、鳥たちを洗浄したりの人海戦術を繰り返しても始まらない。
事故は必ず起こっているのだから、いくらその頻度が低いからと言って技術開発を怠っていては海洋汚染は止められない。
それにしても、石油開発の現場では事故を想定した作業ができていないように思える。
ずっと昔、石油の掘削中に火災が発生した現場で決死の消火作業をする作業隊の活動の映画を見たことがあった。
地上での消火作業でも本当に困難を極めていた。
まして1500メートル海底での事故であれば、流出を止めるのは至難の業だ。
そうであれば事故に備えてた安全装置を先ず設置しておくべきではないだろうか。
事故が起きてからコンクリートの蓋を被せるなんて、そしてそれもうまくいかなくて一寸素人的で可笑しかった。
あのような記事を読んで、わたし的に考えたのは、蓋のないコンクリート製の筒を掘削井を囲うように沈めて、その中へ石などを落とし込んで井戸を埋めていって、その後で水中で固まるコンクリート(あれば)を流し込んでいった方が間違いなく確実に封じ込める、ということだった。
このような事故は偶然ではなく、必ず起こるべくして発生している。
自然を経済で征服しようと思っても出来ないことを自覚しなければいけない。
大企業よ、驕るなかれ。
それにしても、シーシェパードは出動しているのだろうか。
科学の進んだ時代に、何故油と海水を一挙に取り込んで、分離回収をする油回収船を研究開発しないのだろうか。
海は広くて難しいかもしれないけれど、不可能ではないと思う。
沿岸に流れ着くまで手をこまねいて待っていて、柄杓ですくったり、鳥たちを洗浄したりの人海戦術を繰り返しても始まらない。
事故は必ず起こっているのだから、いくらその頻度が低いからと言って技術開発を怠っていては海洋汚染は止められない。
それにしても、石油開発の現場では事故を想定した作業ができていないように思える。
ずっと昔、石油の掘削中に火災が発生した現場で決死の消火作業をする作業隊の活動の映画を見たことがあった。
地上での消火作業でも本当に困難を極めていた。
まして1500メートル海底での事故であれば、流出を止めるのは至難の業だ。
そうであれば事故に備えてた安全装置を先ず設置しておくべきではないだろうか。
事故が起きてからコンクリートの蓋を被せるなんて、そしてそれもうまくいかなくて一寸素人的で可笑しかった。
あのような記事を読んで、わたし的に考えたのは、蓋のないコンクリート製の筒を掘削井を囲うように沈めて、その中へ石などを落とし込んで井戸を埋めていって、その後で水中で固まるコンクリート(あれば)を流し込んでいった方が間違いなく確実に封じ込める、ということだった。
このような事故は偶然ではなく、必ず起こるべくして発生している。
自然を経済で征服しようと思っても出来ないことを自覚しなければいけない。
大企業よ、驕るなかれ。
それにしても、シーシェパードは出動しているのだろうか。