病院の帰り道寒風の中必死でペダルを踏んでいると無人の辺鄙な公園に背伸びしたようにすっくと立ったイチョウの木があった。
私の住む団地のバスが通るメインロードの歩道にイチョウが植えられていて黄葉すると素晴らしい景観だった。ところが落葉を問題にする人がいて市が枝の剪定を始めて黄葉を見ることもなくなり、遂にはイチョウの木を処分してしまった。
我が家にも2mほどのイチョウがあるがまだ色付いていない。83才になる老人には馴染みにくい世の中になって来たようだ。
それでも帰り道の松林から見える赤灯台を見てホッとした。1902年(明治23年)初点灯して1978年(昭和53年)役目を終えた。そして地元の観光協会長の尽力で穏やかな海水浴場の前に移築されて現在に至っている。移築の際赤灯台の赤色の塗装工事指揮したのを思い出した。
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