世界史を変えた“女性指導者“たちを読んだ。下巻はマリー・アントワネットからアンゲラ・メルケルまでの10人だった。リベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ1938年生まれのノーベル平和賞受賞の女性大統領だけ記憶になかった。メルケルが36才で国会議員になって翌年に大臣になり、コール首相の秘蔵っ子としてあっという間に首相になった経緯には驚いた。アウンサン・スーチーは軍事政権から政権を奪い返したイギリス帰りの貴婦人で父はイギリスからの独立闘争をしたアウンサン将軍でした。軍部との対立は難しい。ノーベル平和賞も受賞している。ロヒンジャへの対応で国際的に顰蹙を買っている。今は又自宅に軟禁されている。
この本を読んで国を動かすことの難しさ、更に女性がリーダーシップをとるのは本当に大変だ。でも女性の頑張りと胆力には頭が下がる。インデラガンジーが対立していた宗教に属する護衛官を信用していて部下の指摘を無視して射殺されたニュースを聞いた時は驚いた。宗教問題は日本人の理解をこえている。平和は訪れないのか、、、
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