稲孫田、ひつじだ。刈り取られた稲の株から、
新しい稲が萌え出たのをひつじ、と言います。
ひつじの出た田が稲孫田。秋の季語です。
この句は、刈り入れも終って、しばらく経った頃、
ふるさとに急ぐ人を詠ったもの。
私は故郷の祭に帰っていく景と、想像しました。
しかし静荷さんが、祭にも戻らなかった人が、
どうしても帰らねばならない用件が起き、
稲孫田の中を急いでいる景と読まれました。
素晴らしい読みです。
句がぐっと近く感じられました。
稲孫田の中ふるさとへひた走る
と、したらどうでしょうとの先生からの一言。
(遅足)
新しい稲が萌え出たのをひつじ、と言います。
ひつじの出た田が稲孫田。秋の季語です。
この句は、刈り入れも終って、しばらく経った頃、
ふるさとに急ぐ人を詠ったもの。
私は故郷の祭に帰っていく景と、想像しました。
しかし静荷さんが、祭にも戻らなかった人が、
どうしても帰らねばならない用件が起き、
稲孫田の中を急いでいる景と読まれました。
素晴らしい読みです。
句がぐっと近く感じられました。
稲孫田の中ふるさとへひた走る
と、したらどうでしょうとの先生からの一言。
(遅足)