575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

散りてなほ正座崩さぬ椿かな   亜子

2015年02月28日 | Weblog
同種句がありますね。思いは同じかな?
首から落ちると嫌われた椿だそうですが、
こんな風に見てあげれば結構でしょうね、と結宇さん。

同じ落ち椿を詠んだのが静荷さん。

  落ちてなほ地に位を正す藪椿 

藪の中でありながらも、位を正す、というあり方に、
生き方もそうありたいなあ と、教えられました、と智恵さん。

                     

亜子さんの句、「正座」という言葉から和服の女性が。
落ちるではなく「散る」という言葉が選択されています。
人間のありたき姿を見事に表現しています。

一方、静荷さんの句。

散るではなく「落ちる」。地に落ちる。
天地のイメージ。位が下がる。しかし位を正す。
人間と言うより椿のあり方を詠んでいます。
そして、そこから人間にも視線をひろげていきます。
表現の力点の置き方に違いがあり、とても面白く感じました。

             

応答の一日一句

  閉店の貼紙千切れ二月尽   孝

  瓶中の酒は何処へ二月尽   亜子

もう二月もおしまい。三月へ。
町内会の役員を仰せつかって、ちょっと忙しくなりそう。

                     遅足

  
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江戸椿百五十年生きており   麗子

2015年02月27日 | Weblog
青く、深深とした寒空を背景に、江戸城のお堀の傍の赤い椿と
艶々した深緑の葉群れが浮かびました、と智恵さん。

徳川幕府が開かれると、江戸に多くの神社、寺院、武家屋敷が造られました。
それにともない、多くの庭園が営まれ、椿も植えられていきました。
二代将軍・秀忠は吹上御殿に、椿の名花を献上させました。
やがて武士はもちろん町人にも愛されるようになり、
品種改良も進み、形や色も豊かに、洗練された美しさを誇るように。
さまざまな江戸椿が美しさを競いあうように。

句の江戸椿は、日本画家・掘文子さんの描いた「太神楽」
江戸時代から家に伝わる、紅白の斑の椿とのことです。

              

応答の一日一句

  春浅し登校の子ら手を繋ぎ   孝

  4Bで描く稜線春浅し     亜子

一昨日、京都の上賀茂神社に行ってきました。
神馬堂のお餅がお目当てでしたが、売り切れ。
神社の境内で人だかりが・・・近づくと時代劇の撮影中。
大岡越前の撮影のようでした。河原に水死体があがったという場面。
冷たい土のうえに寝転がった死体も寒かったでしょうね。
ご苦労様。
                    遅足



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ぐりとぐら    麗

2015年02月26日 | Weblog
先日、郁子さんから大好きな「ぐりとぐら」の切手をいただきました。
ぐりとぐらの絵本に、私は幼稚園で初めて出会いました。

のねずみのぐりとぐらが大きな卵をみつけて、森の中でカステラを作るというお話。
物語の最後にふっくらと焼き上がった黄色いカステラのおいしそうだったこと。カステラの焼けるにおいにつられていろんな動物が集まってきてみんなでおいしく食べるのです。
何度も何度も読み返しました。
20年後、大人になってからぐりとぐらの絵本に再会した時は、もうあの時のような感動はなくなっていたことが残念でした。5歳の時に出会えたことは幸運でした。

子供の時にしか味わえない何かが必ずありますよね。私の大好きな童話作家石井桃子さんが
「子供たちよ。子供時代をしっかり楽しんで下さい。大人になってから、老人になってからあなたを支えてくれるのは子供時代のあなたです」と言っています。

今の子供たちは忙しすぎてなんだか大事なことがおろそかにされているような。
大人もそうかもしれませんね。もう一度ゆっくり、ぐりとぐらを読んでみたいと思います。

        春の日はぐりぐら一緒に森の中  麗
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あれから10年   鳥野

2015年02月24日 | Weblog
中部国際空港(セントレア)が開港10周年を迎えて、
記念行事で賑やかです。早いものです。あれから10
年。
あの開港は、あたふたと慌てた日の思い出です。

旅慣れたグループから、北海道旅行に誘われ、「2月
17日、空港集合」との事前の連絡。
わたしにとって空港といえば、小牧。出発も到着もお
馴染みです。それが、当日から常滑へ引越し。思って
もみませんでした。
その後の連絡や打ち合わせをするうちに、思い違いに
気付き、旅は無事。

出発の日、駐機場に翼を休めていた国際線の機の様子
が、なぜか印象的でした。

 ・ 駐機する数の少なきセントレア アブダビへ飛ぶ
   尾翼華やぐ
                    鳥野
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椿咲く赤白桃に一重八重   晴代

2015年02月23日 | Weblog
日本の椿といえば藪椿。北海道を除いた日本列島に分布。
北は青森県、南は沖縄の西表島まで花を見ることが出来ます。
日本人に好まれる椿。一体どのくらいの園芸品種があるのか。
ググってみました。2000種以上とか。それにしても多いですね。

この多様な色や模様。
それを12文字の赤白桃、一重八重、と言いとめました。(遅足)

           あがり

応答の一日一句

  微風にも感度良港糸柳    孝

  お忍びで走るプリンス柳影  亜子




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腕一振サーブ決まりて椿落つ   等

2015年02月22日 | Weblog
いたずらは困ります。が、なんと言う潔さ、と鳥野さん。
今回から参加された等さんの句です。

腕一振は「うでひとふり」「うでいっしん」と、二通りの読みが可能です。
私は「うでいっしん」と読みました。
ボールを放り上げてサーブを打つのなら「かいないっしん」かな?
椿にスポーツを取り合わせた句は珍しいと思います。
明るい春のイメージが広がってきます。

「決まりて椿落つ」は、直球すぎる気もします。
中七で切って、椿を取り合わせる方法もあると思います。

  腕一振サーブ決まりぬ落椿

落椿は、付きすぎとすれば、

  腕一振サーブ決まりぬ日の椿

などは、どうでしょうか?     遅足

           

応答の一日一句

  そよ風の気持ち伝える柳かな   孝

  人力や柳青める城下町      亜子


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椿句会の最終結果です。       遅足

2015年02月21日 | Weblog
2月句会、7人の出席でした。
立雄さんの選句もいただき、最終結果です。


題詠「椿」

①腕一振サーブ決まりて椿落つ(等)能登・鳥野・遅足
②椿咲く赤白桃に一重八重(晴代)麗子・静荷
③江戸椿百五十年生きており(麗子)智恵・狗子・郁子・亜子
④散りてなほ正座崩さぬ椿かな(亜子)結宇・佐保子・郁子・すみ
⑤椿咲く鵯の来て目白来て(佐保子)能登・鳥野・静荷・すみ・晴代・亜子・立雄
⑥抱擁をとけばこぼるる白椿(遅足)等・佐保子・立雄
⑦開花待つ庭に背伸びの椿かな(立雄)能登・狗子・麗子
⑧落ちてなほ地に位を正す藪椿(静荷)智恵・麗子・晴代・立雄
⑨切り切って椿一輪客迎へ(結宇)智恵・等・佐保子・晴代・すみ
⑩玉椿大義の色に染まりしか(郁子)結宇・鳥野・静荷  
⑪参道に血の目印か椿落つ(能登)狗子・亜子
⑫椿の葉蕾を庇い打ち震え(すみ)結宇・遅足・郁子
⑬ウインナーワルツに乗って椿飛ぶ(狗子)等・遅足


自由題
 
①梅の香や去年よりの髪刈られをり(立雄)結宇・鳥野・郁子
②親の齢(とし)越えての余命ふきのとう(静荷)智恵・能登・狗子・佐保子・遅足・麗子・すみ
③南天の火を啄みて火の眼(遅足)智恵・等・狗子・静荷
④一輪を幾度ものぞく福寿草(佐保子)麗子・晴代・静荷
⑤女坂曲がれば不意の落椿(亜子)能登・狗子
⑥春立つやレターセットを買いに出る(麗子)等・鳥野・郁子・晴代・静荷
⑦冬晴れやまれに声あり土管坂(晴代)結宇・鳥野・佐保子・遅足・亜子
⑧白鷺の白のほか見ず四温の池(等)
⑨遠回り鳥固まりし冬刈田(結宇)能登
⑩春掃除こぼれ豆吸う達成感(郁子)すみ・亜子
⑪梅が香や萎縮の脳も目覚めさす(能登)麗子・晴代・立雄
⑫風船を子より喜ぶ父と母(すみ)郁子・立雄
⑬旧館の図書の匂いの余寒かな(狗子)智恵・等・結宇・佐保子・遅足・すみ・亜子・立雄

次回は3月18日(水)午後1時  東鮨  
題詠は「ぶらんこ」です。「ふらここ」「鞦韆」とも言い春の季語です。

          

応答の一日一句

  膨らむもまだ咲くまいと梅の花     孝

  酒搾る袋の刺し子梅の花        亜子






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一輪を幾度ものぞく福寿草   佐保子

2015年02月20日 | Weblog
庭に福寿草の花が咲きました。2月の中旬です。
しかし旧暦では、麗子さんが言及していたように、昨日がお正月。
お隣の中国や韓国では、春節。今もお正月です。
大型連休なので、大勢の観光客が日本にを訪れているそうです。

新年の季語、福寿草も今頃の気候に咲く花。
まさに新年の季語なんだな、と思わせてくれます。

新暦が採用されておよそ150年。
父母の時代までは、まだ旧暦が意識されていましたが、
今は歳時記を見る時くらいです。身体にぴったりする旧暦。
俳句を詠みながら旧暦を意識していきたいと思います。

           

応答の一日一句

  誰よりも先に陽を受くシクラメン   孝

  命終の白き炎やシクラメン      亜子






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江戸椿    麗

2015年02月19日 | Weblog
やっと行けると思っていた昨日の椿句会。なんと人身事故で電車がストップ。あえなく断念となりました。
私が出した俳句は

     江戸椿百五十年生きており 

これは尊敬する96歳の日本画家、堀文子さんの画文集を見ていて思いついた句です。
美しい植物や水中生物など飽くなき好奇心で次々にテーマを見つけられる堀さん。

江戸時代から家に伝わる江戸椿の「太神楽」を描かれていました。紅白の斑の椿です。

植物の方が人間より強く優れているかも?という掘さんのまなざしは力強く圧倒されます。
また展覧会に行きたくなりました。

今日は旧正月。いよいよ春ですね♪

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「椿」の句が集りました。     遅足

2015年02月18日 | Weblog
2月句会の投句が集まりました。
今回から、等さんが参加されました。よろしくお願いします。

題詠「椿」

①腕一振サーブ決まりて椿落つ
②椿咲く赤白桃に一重八重
③江戸椿百五十年生きており
④散りてなほ正座崩さぬ椿かな
⑤椿咲く鵯の来て目白来て
⑥抱擁をとけばこぼるる白椿
⑦開花待つ庭に背伸びの椿かな
⑧落ちてなほ地に位を正す藪椿
⑨切り切って椿一輪客迎へ
⑩玉椿大義の色に染まりしか
⑪参道に血の目印か椿落つ
⑫椿の葉蕾を庇い打ち震え
⑬ウインナーワルツに乗って椿飛ぶ

自由題
 
①梅の香や去年よりの髪刈られをり
②親の齢(とし)越えての余命ふきのとう
③南天の火を啄みて火の眼
④一輪を幾度ものぞく福寿草
⑤女坂曲がれば不意の落椿
⑥春立つやレターセットを買いに出る
⑦冬晴れやまれに声あり土管坂
⑧白鷺の白のほか見ず四温の池
⑨遠回り鳥固まりし冬刈田
⑩春掃除こぼれ豆吸う達成感
⑪梅が香や萎縮の脳も目覚めさす
⑫風船を子より喜ぶ父と母
⑬旧館の図書の匂いの余寒かな

小島ゆかりの歌集を読んでいたら、こんな椿の歌が。

 にぎやかな女ごゑして藪椿の大家族あり神社の裏に

 うそつきの椿の花はうそつきの人間が好きじつと見るなり

             

応答の一日一句

 水温む米かしぐ音柔らかし    孝

 橋近きマンション暮らし水温し  亜子
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いばり放てり   鳥野

2015年02月17日 | Weblog
「アムールトラの大掛かりな生息調査を開始した」
というニュースが伝えられました。ロシアの話で
す。絶滅が心配されるアムールトラの保護活動と
して、2000人の専門家を動員し、パトロール
を強化するというものです。
 アムールトラ、東山動物園で、出会ったルビリ
ンのあの雄姿。体長は3メートルほどはあったで
しょうか。
 その頃はユキヒョウのパトラもいて、大型ネコ
科動物の魅力に惹かれ、幾度も会いに通ったも
のです。

何しろ大型動物はおっとりと美しく、その目は優
しい。カバもゾウもキリンも、サイも。
みんな、囚われて、囲われて、一目にさらされて
いる身を悲しんでいるのでしょうか。

 ・ 草原を今は思はぬクロサイか振り向きざまに
   尿放てり 
                   鳥野
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不都合なファクトを消して生まれくる新しき国の物語あり    遅足

2015年02月16日 | Weblog
映画「ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~」
舞台は1937年の中国の南京。当時の首都です。
日本軍は総攻撃を行い、多数の兵士や市民が犠牲になりました。
この時、欧米人たちは、市民を守るために南京安全区を設立。
委員長になったのが、ドイツのシーメンス南京支社長のジョン・ラーベ。
ラーベの日記をもと、一か月の間に起きた事実を映画化しているという。
この安全区のおかげで20万人の命が救われたとも。

この映画はドイツ・フランス・中国の共同制作。
目を覆いたくなるシーンもあります。
しかし抑制された表現で、日本軍人の描き方も秀逸。
ラブ・ロマンスあり。
質の高いエンターティメントとなっていました。

南京事件70周年を記念して制作されたもの。
しかし日本では、これまで上映されることはありませんでした。
先日、上映名古屋実行委員会の手で、初公開されたものです。

             

応答の一日一句

   俯きの寒緋桜を仰ぎ見て    孝

   早咲きの桜のつぼみ夜も仰ぐ  亜子


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「鳥の道を越えて」が岐阜市で上映されます。     遅足

2015年02月15日 | Weblog
以前に、この欄で紹介したドキュメンタリー「鳥の道を越えて」
とても今日深い映画です。
それが岐阜市の柳ヶ瀬にあるシネックスという映画館で上映されます。
2月28日から3月6日までの一週間です。

写真は、監督さんが送って下さった観光パンフレット。
岐阜県中津川市のもので、戦後直後と思われます。
かすみ網を使った「小鳥狩り」は秋の名物だったようです。

   炭燃えて小鳥焦げをり客主(きゃくあるじ)

明治に正岡子規が中津川を訪れて詠んだ俳句です。
食いしん坊の子規ですから、お腹いっぱい食べたんでしょうね。
伏見で食べた寒雀の味を思いだします。
ツグミはもっと美味しいとか・・・

             

応答の一日一句

   気を付けの声の聞こえし雪だるま   孝

   背比べ子らとしてゐる雪だるま    亜子

北国は雪。例年になく大雪です。  遅足



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教室の夫(つま)は語り部冬帽子   斎藤悠子

2015年02月14日 | Weblog
今朝の中日新聞の「平和の俳句・月間優秀作」に載った句です。
斎藤さんのご主人は、敗戦の時は少年。
少国民としての戦争体験を子供達に語りつづていらっしゃいます。
選者は後藤昌治さん。

              

   初売りの魔界の如し福袋   狗子

福袋に殺到する人々。会場は一瞬にして魔界のごとく。
そして手にした福袋。なかには100万円を超すものも。
福袋のなかも魔界か・・・

福袋の起源は江戸時代にまで遡れるとか。
明治には松坂屋が福袋の販売を始め、値段は50銭だったとか。
福袋の中身は、かなりお値打ちなのでしょうか。
要らないものも多く、買ったことがないので分かりません。
でもテレビで見るとドッとお客さんが押し掛けています。
家族総出で買い集め、その商品をネットで売りに出す人もいるとか。
人間世界たしかに魔界かもしれませんね。   

次回の題詠は「椿」です。      遅足


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凧揚げのできる公園初ググり   能登

2015年02月13日 | Weblog
3歳の孫(男)がいます。
その子と凧揚げをしようとしてネット検索しました、と作者。

亜子さんも凧揚げの出来る公園をさがしてあるいたことが。
しかし街の真ん中で、なかなか見つからなかったと。

ググってみました。
ググるとは、検索サイト、グーグルに「する」をつけた造語。
グーグルで検索すること。
「ヤフる」という言い方もあるそうです。
コンビニエンス・ストアに行くことは「ビニる」だそうです。

明治時代にどっと入ってくる英語をどう日本語にするのか。
先人たちは苦労を重ねたと言います。
恋愛というのもこの時代の造語とか。
今日の私たちは、その恩恵を受け、恋をしています。

最近の造語のいくつが100年後に残っているでしょうか?

          降ったり止んだり

応答の一日一句

   残雪や城址の道の荒れたまま   孝

   残雪やあたら軍靴に蹴散らさる  亜子



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