以前このブログで紹介した「ミーナの行進」という小説の中に
世界4大珍獣のひとつ「コビトカバ」が出てきます。
主人公のミーナちゃんは身体が弱いのでコビトカバ「ポチ子」の背中に乗って学校へ行くのです。
想像するだけで楽しくなってきた私は東山動物園にこのコビトカバがいることを知り、秋晴れの中、
このかわいいカバに会いに行ってきました。
小説の中で「ポチ子は人間で言うと何歳ですか?」という女の子の質問に、
獣医さんは「ポチ子はポチ子の時間を生きているからその質問は成立しませんな」と答えるくだりがあります。なんだかしんとした気持ちになりました。
さて、東山動物園には2頭のコビトカバがいます。
こちらは「小夏」という93年に来園した20才のメス。この年齢は獣医さんの説にはあてはまりませんが
「小夏は小夏の時間を生きている」のですね。
干し草を噛む様子は見ていて飽きませんでした。
お風呂でも飼えそうなかわいいコビトカバ。また見に行ってくださいね。
大きいカバの横のひっそりしたカバ舎に住んでいますよ。
秋日和カバにはカバの時間あり 麗