真っ青に晴れ上がった空で始まったゴールデン・ウィーク。
東名高速は、三ケ日と岡崎の間が朝から渋滞とか・・・
定年後は、現役の人たちの邪魔にならないようにと、
GWには出歩かないようにしています。
さて、レタスの句です。
「やわらかなレタスの朝」・・・
繰り返される、普通で、幸福な一日の始まりを、感じさせます。
食卓には、パン、コーヒー、卵焼に、レタスのサラダ。
青いレタスの色は爽やかで、やわらかい。
そして、白い靴が、取り合わされると。
新生活の始まり。朝食をすませた新一年生が登校・・・。
まっしろなソックス。真っ白な靴。
レタスの爽やかさが効果的な句ですね。
白い靴、が夏の季語なので、夏の句と読まれますが。
初夏の句と、読めば、新一年生ではなく、フレッシュな大人の句に。
なんでもない日常が、貴重な時間と感じられるようになったのは、
自分が病気になったり、連れ合いの健康状態が気がかりな時。
いつまでも続くと思い込んでいた時間。
本当は、わずかしか残されていないと、知った時からです。
だからといって、これまでと違ったことをするわけではありませんが。
遅足