虹彩とは、眼球のひとみの周りにある円い膜。
伸び縮みして瞳の大きさを変え、光の量を調節します。
木下闇隣の猫の目が光る
立雄さんの句にあったように、夜行性のネコは暗闇でもモノがよく見えます。
ヒトの目と比べても、7分の1の光の量で十分だとか。
キラリと光るのは、網膜の後ろに反射板があり、光を反射、
網膜に返すことで、わずかな光を倍にして、
暗いところでも鮮明に見えるようになっているとのこと。
この句では、虹彩を絞って、とありますから
目を細めて、あるいは、目を瞑っている状態です。
そして下五の「夏空へ」と続きます。
この飛躍がこの句のポイント、ここに詩が生まれます。
亜子さんが猫は死んでしまったのでは、と言っていました。
作者は、そんなニュアンスも込めて詠んだそうです。
私は、死んでしまった、と直接、詠んでいない点が良いと思います。

朝から真っ青な夏空。暑くなりそうです。熱中症に注意ですね。
遅足
伸び縮みして瞳の大きさを変え、光の量を調節します。
木下闇隣の猫の目が光る
立雄さんの句にあったように、夜行性のネコは暗闇でもモノがよく見えます。
ヒトの目と比べても、7分の1の光の量で十分だとか。
キラリと光るのは、網膜の後ろに反射板があり、光を反射、
網膜に返すことで、わずかな光を倍にして、
暗いところでも鮮明に見えるようになっているとのこと。
この句では、虹彩を絞って、とありますから
目を細めて、あるいは、目を瞑っている状態です。
そして下五の「夏空へ」と続きます。
この飛躍がこの句のポイント、ここに詩が生まれます。
亜子さんが猫は死んでしまったのでは、と言っていました。
作者は、そんなニュアンスも込めて詠んだそうです。
私は、死んでしまった、と直接、詠んでいない点が良いと思います。

朝から真っ青な夏空。暑くなりそうです。熱中症に注意ですね。
遅足