え!? たんぽぽって食べられるの?しかも生で?(笑)
句を味わう前にその情報に驚いてしまった一句です。戦時下ではコーヒーの代用品として飲んだとドラマで見たような気も・・
でも幼い頃 なめてみたらこの世の終わりほど苦かった。
いただいたコメントです。
千香子さん: 自然保護観察員の方に、海上の森を案内して頂いた時、たんぽぽを天ぷらにするという話を聞きました( 名古屋にオリンピック誘致の話があった時に平和公園の自然を残すために頑張った方です)
須美さん: シニア自然大学は楽しそうだなと感じた。
少し調べてみました。
たんぽぽはヨーロッパでは野菜として食されているそうで、全草どの部分も食べられるようですね。コーヒーは根の部分を焙煎するのだとか。
さすがに生となるとあく抜きが必要ですが、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などが豊富ということで試してみるのもありですね。
たんぽぽや間遠の電車待つ麓 晴代
竹葉さん:「麓」とあるから山裾の駅でたんぽぽ眺めて本数の少ない電車を待つのどかな感じがいいと思いました。
亜子さん: ◎の句。「間遠」というから辺鄙なところ。単線1両の電車を待つような無人駅かも知れない。駅員さんがいないと心細くもあるが、そんな所にもたんぽぽが咲いている。たんぽぽでなく他の花でもありそうだが、どこにでも咲くたんぽぽがよく似合う。
三月のお題「たんぽぽ」ではたくさんのたんぽぽが咲きそろいました。
いっせいに咲く桜は、多くの人の目をくぎ付けにしますが、たんぽぽはさりげなく 人里離れた野辺にもあたりまえに咲きます。
大地をしっかり捉えながらつつましやかに、広げた葉でうけたお日さまに感謝するかのように花開くたんぽぽ。足元にある幸せの黄色です。 郁子