ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

人生もサッカーも、うまくいくことばかりじゃないさっ(ホーム磐田戦)

2020-09-05 22:00:04 | アルビレックス新潟
昨日書評として書いたこととからめていけば、
人生もサッカーも、うまくいくことばかりじゃない。
思った通りの結果が得られなくなってから、どうするか、ということだ。

今日のサッカーJ2リーグ第17節、新潟からするとこの磐田戦は、まさにそういう試合だったように思えた。
両チームとも前節の試合から中2日。
厳しい日程の中で、新潟は8人、磐田は9人、先発メンバーを変えてきた。
今年のような日程では、チームとしての総合力が問われる。
果たして、どちらに勝運が転がるかと思って見ることにした。

新潟の先発メンバーは、8人変わっても、レギュラーメンバーのような選手たちの名前が並んだ。
十分戦えるはず。いや、勝てるはず。
そう思ったのだが、磐田の選手陣もさすがだ、新潟の選手たちを自由にさせない。
むしろ磐田の方が、ボール支配率は高い。
23分、右からのクロスから見事なヘディングを決められ、先制を許してしまった。

でも大丈夫、きっと追いつける。選手たちを信じよう。
そう信じたかいがあってか、その5分後、FKからゴール前の混戦でマウロが同点ゴールを蹴り込んだ。
1-1。

その後惜しい場面もあったが、勝負は後半へ。
後半の最初から、早川→新井、ゴンサロ・ゴンザレス→福田と、新潟は選手を代えた。
その後も、高木→本間至恩、シルビーニョ→ファビオと交代。
より攻撃的に行こうとしているように見えた。
だが、磐田も3人を一度に代えるなど、勝負をかけてきた。

そんな中で、63分、67分と素早い攻撃でチャンスを得た磐田が、ゴールを奪った。
63分のオウンゴールも、67分のゴールも、一瞬のチャンスを逃さなかった磐田の選手に勝運は転がり込んだ。

ここで思ったのは、昨日書評を書いた本「『1対21』のサッカー原論」で、風間氏が言っていた「止める・蹴る・運ぶ・外す」の技術の中で、磐田の選手たちが「外す」という技術が高かったように感じた。
新潟の選手の動きを外して前に出る場面、タイミングを外してシュートを打つ場面などに、それは表れていた。

新潟も、なんとか得点しようという思いはあったものの、しだいに足が動かなくなり味方選手とのパスもつながらなくなってしまった。

1-3。
負けるべくして負けた。
こんな日もある。それが人生。
次は、水曜日に千葉に行ってのアウエー戦。
切り換えて、がんばってもらうしかない。
連戦の疲れはあるだろうけれど、VAMOS NIIGATA !

そうそう。
磐田の、かつて新潟で熱くプレーした、大井健太郎、山本康裕、大武俊の3選手が、試合後に新潟の関係者とみられる人たちと親しそうに話をしていた。
負けて悔しかったけど、そういう光景は、なんだかいいなあ、と思ったのであった。

コメント
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