ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

首位の長崎相手に0-2から追い付き、引き分けに持ち込んだ

2020-09-02 22:05:41 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第16節、ホーム新潟は首位長崎を迎えての一戦。
前半戦の天王山。
勝ち点10差の長崎を、ホームのアドバンテージを生かして、たたく。
そして、差を7に縮める。
今日の試合の新潟の命題は、その一点につきる。
それが分かるのが、今日の先発&控えメンバー。
長崎戦は期限付き移籍元のために出場できない島田に代わって、秋山が入った以外は前節と同じメンバー。
そして、控えには高木、ロメロフランク、シルビーニョに、移籍して間もない鄭大世を入れ、分厚い攻撃陣を配備した。
守備用メンバーは、GK藤田にDF早川、MFゴンサロ・ゴンザレスしかしない。
つまり、何が何でも得点をあげて勝利し、勝ち点3を取ろうというアルベルト監督の意図が見えた。

試合が始まると、どちらもボールを丁寧に扱いパスをつなぐし、積極的に相手ボールを奪いに行く。
両チームともに、なかなかフィニッシュまで行けない。
こうなると、セットプレーからチャンスをつかんだ方が勝利に近づく。
そのチャンスをものにしたのは、43分、長崎だった。
コーナーキックから、長崎選手が当てたボールが、新潟の選手の頭に当たり、ゴールに吸い込まれてしまった。
与えてはいけない先取点を首位チームに与えてしまった。

追いつきたい新潟は、後半の最初から鄭大世を起用した。
ただ、後半の立ち上がりは、しっかり守備から入らないといけないぞ。
そう思っていたところ、案の定、後半始まって2分、左から入れられたクロスを決められてしまった。
0-2。
ヤバい。このままでは、首位チームとの勝ち点差が13にまで開いてしまう。

ただ、ホームでむざむざと負けたられない新潟。
64分、中島が放ったシュートを相手GKがはじいてゴール前に小さくこぼれたところを、
勝つために移籍し、得点を決めるために起用された鄭大世が、球際で勝つ。
ゴールに蹴り込んで、1-2と1点差。

その後は、新潟の攻勢が目立つ。
長崎の疲れもあるが、新潟の選手たちの負けられない気持ちがよく見えた。
その結果が、アディショナルタイムが5分になろうとした時に、結実した。
ゴール前でパスを受けた本間至恩が、独特の細かいドリブルで相手をかわし、ゴール前でシュート!
気持ちのこもったボールは、ゴールキーパーの手をはじき、ゴールに吸い込まれた。
2-2。
同点に追いついた。

結局、2-2の引き分けに終わった。
期待した勝利は上げられなかった。
勝ち点の差も、10のまま変わらないという結果になった。
しかし、0-2の劣勢から、圧倒的に勝ち点を積み上げている首位チームに追いつけるのだから、新潟も地力はあるということだ。
2位の北九州も引き分け、3位の徳島は敗れた。
だから、上位との勝ち点差は、とりあえず現状維持に近い結果となった。
シーズンは、まだまだこれからだ。
監督も、「若い選手たちが多い。われわれは、まだ成長の途上である」と今日も言っていた。
だから、これからもっと期待できると思う。

激闘で疲れた選手が多かったとは思うが、今日の試合で交代出場したのは、鄭大世とロメロフランクだけだった。
攻撃的な選手たちをそろえた控えメンバーも、交代は少なかった。
総力戦が続く。
出なかった選手たちは、中2日で迎える土曜日のホーム磐田戦で、よい結果を出してくれることを期待している。

VAMOS NIIGATA !
コメント
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