ひとりで運動会やってる!
ねえ、見て。ひとりで運動会やってるよ。
ひとりで運動会やってる!
「ひとりで運動会」。
何のことだと思いますか?
どんな人が言った言葉だと思いますか?
…と問えば、大概の人は、「子ども」「小さい子ども」と、きっと答えることでしょう。
そのとおり。
小さい子が言った言葉です。
でも、この言葉を聞いて、なにか妙にいやされた気分になった私でした。
ピンポイント天気予報では、一日中くもりになっているので暑くならないだろうと、半月ぶりに娘とジョギングした。
(なのに、走ってみると快晴で、31℃の気温だったのだが…。)
娘は、2.5km程度でジョギングを終了した。
私は、あともう少し走りたいなと思い、再び走り出した。
運動公園は暑いので、多少のアップダウンはあるが、木陰の土の道を走っていたときだった。
前方から、キャアキャアはしゃぐ声が聞こえてきた。
近くの園児たちが、10数人、保育士さんに連れられて遊びに来ていたのだった。
走って近づいてくる私の姿を見て、一人の女の子が叫んだ。
ひとりで運動会やってる!
ねえ、見て。ひとりで運動会やってるよ。
ひとりで運動会やってる!
その子たちに「こんにちは!」を繰り返し言いながら、私は走って通り過ぎて行った。
残念ながら、こんにちはを返してくれる子もいなかったが、その子はずうっと、「ひとりで運動会やってる!」と叫んでいた。
思わず、顔がほころんだ。
「ひとりで運動会」……ねえ…。
面白いなあ…。
いかにも小さい子どもの表現だなあ。
あの子にとって、半袖・短パン姿で走る人は、運動会で走る人なのだろう。
ほかの人と一緒に走るのが運動会。
なのに、あの人は、ひとりで走っている。
あの人は、大人なのに、ひとりで運動会をしているんだ。
おっかしい~。
おかしいよ、ひとりで運動会やるなんて。
そんな心の動きがあったのだろうか。
「ひとりで運動会やってる!」
なんとも言えない、子どもの表現。
近ごろで一番の癒しのことばに感じた。
ありがとう。
このおじ(い)さん、ひとりの運動会がんばりますからね!
ねえ、見て。ひとりで運動会やってるよ。
ひとりで運動会やってる!
「ひとりで運動会」。
何のことだと思いますか?
どんな人が言った言葉だと思いますか?
…と問えば、大概の人は、「子ども」「小さい子ども」と、きっと答えることでしょう。
そのとおり。
小さい子が言った言葉です。
でも、この言葉を聞いて、なにか妙にいやされた気分になった私でした。
ピンポイント天気予報では、一日中くもりになっているので暑くならないだろうと、半月ぶりに娘とジョギングした。
(なのに、走ってみると快晴で、31℃の気温だったのだが…。)
娘は、2.5km程度でジョギングを終了した。
私は、あともう少し走りたいなと思い、再び走り出した。
運動公園は暑いので、多少のアップダウンはあるが、木陰の土の道を走っていたときだった。
前方から、キャアキャアはしゃぐ声が聞こえてきた。
近くの園児たちが、10数人、保育士さんに連れられて遊びに来ていたのだった。
走って近づいてくる私の姿を見て、一人の女の子が叫んだ。
ひとりで運動会やってる!
ねえ、見て。ひとりで運動会やってるよ。
ひとりで運動会やってる!
その子たちに「こんにちは!」を繰り返し言いながら、私は走って通り過ぎて行った。
残念ながら、こんにちはを返してくれる子もいなかったが、その子はずうっと、「ひとりで運動会やってる!」と叫んでいた。
思わず、顔がほころんだ。
「ひとりで運動会」……ねえ…。
面白いなあ…。
いかにも小さい子どもの表現だなあ。
あの子にとって、半袖・短パン姿で走る人は、運動会で走る人なのだろう。
ほかの人と一緒に走るのが運動会。
なのに、あの人は、ひとりで走っている。
あの人は、大人なのに、ひとりで運動会をしているんだ。
おっかしい~。
おかしいよ、ひとりで運動会やるなんて。
そんな心の動きがあったのだろうか。
「ひとりで運動会やってる!」
なんとも言えない、子どもの表現。
近ごろで一番の癒しのことばに感じた。
ありがとう。
このおじ(い)さん、ひとりの運動会がんばりますからね!