ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

1ー0だったけど、快勝!…のホーム金沢戦

2021-04-17 20:58:40 | アルビレックス新潟

サッカーJ2リーグ第8節。
首位アルビレックス新潟は、3位ツエーゲン金沢と対戦。
金沢を率いるのは、ヤンツーさんこと柳下監督。
2012年に奇跡の残留を果たしたときには、大変お世話になりました。
そのときやその後に、新潟がJ1で勝てるサッカーを追求してくれた感が強い。
金沢も、彼を監督に迎えてから、着実に力をつけてきている。
だから、今季ここまで3位でいる。
あなどれない存在だ。

燕さくらマラソン大会に参加してきたことによって、スタジアム到着は少し遅れた。
マラソン大会が雨に濡れながらだったことと、1年3か月ぶりのレースだったことや、練習不足で臨んだことなどによって、体がガタガタになってしまった。
ゴールしてからは、寒さでガタガタ震え、歯がガチガチいう上に、駐車場に戻って車の中で着替えようとしても、服を脱ごうとするだけで、体のあちこちがつってしまって大変だった。
着替えに予想以上に時間がかかってしまったのだった。
高速を使って、P4駐車場に着いたのは、もう試合開始まで何分もなかった。

スタジアムに着くと、座ろうにも座席がない。
雨が落ちてくる天気だったので、屋根のある座席は埋まっていたのだった。
しかし、冷え切った体では、雨の当たる座席には行く気になれなかった。
幸い、雨の当たらないところに、離れて2つの座席を見つけた。
息子と分かれて座ることによって、とりあえず濡れずに観戦することができた。

さて、試合は、互角の展開だった。
新潟が、ボールを支配しようとするのだが、金沢が強いプレスをかけてくる。
特に、高木善朗と本間至恩には仕事をさせないように、きつくいっていた金沢だった。
新潟が、セカンドボールをことごとく奪うのだが、なかなか効果的な攻撃を展開できないまま、時間が過ぎていく。
そんな感じだった。
前半最後のプレーで、金沢のシュートがゴールネットを揺らしたかに見えたが、それはオフサイドだと断言できるものだった。
0-0で後半へ。

後半は、新潟のボール支配がさらに金沢を上回る。
チャンスは、圧倒的に新潟が多かったのだった。
しかし、そんななか、体幹の強さを見せていたロメロフランクが、相手との接触で動けなくなった。
ロメロに代わって入ったのが、久々にベンチ入りした矢村健だった。
その交代が当たるのだから、新潟の好調さがうかがえる。
藤原の靴ひもが切れてピッチ外に出たために、新潟が一人少なくなって不利なときに、前線で得たボールを、本間至恩から矢村健にラストパス。
矢村が、冷静にシュートを決め、新潟が先制した。

矢村、ホーム・ビッグスワンで初得点!


たったの1点だが、この優位を保てるのが、今の新潟。
金沢が、前線にボールを放り込む作戦に出たが、新潟はそれをはね返し続けた。
今の新潟は、誰かがミスをしても、ほかのチームメートがみんなでカバーして、失点につなげないようにすることができている。

そのうえ、交代メンバーが決定的な仕事をするという、この頼もしさ。
王者の余裕ともいうべきチームのしたたかな強さを感じることができたゲームだった。


新潟のボール支配率、驚くべき74%。
新潟のシュート11本、金沢2本。
1位が3位を見事にはね返した一戦であった。


相性がよいとは言えなかった金沢の柳下監督に、「新潟につけ込む隙がなかった」と言わしめたゲームとなった。
しかし、今後の2試合は、水曜と土曜の試合で、それもアウェイが続く。
しかも、やはり相性がよくない栃木SCと愛媛FCが相手。
だけど、今の新潟なら、苦手相手でも、したたかに戦えるのではないかと思っている。

今日は、鈴木孝司が先発もベンチ入りもしないという日だった。
試合中にロメロが負傷退場したが、歩けない状態で担架に乗せられて運ばれていったのが気がかりだ。
そんな状態でも、勝ったのだから、チーム力は上がっているはず。
これからも、アクシデントに負けないで補い合っていけるだろう。

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コメント
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