いたちごっこ?追いかけっこ?
雪が降って、積もった雪を消す作業をして、そしてまた雪に降られて…。
そんな冬の生活を思っていたら、そんな言葉たちが浮かんできた。
当地でまともに(?)雪が降って積もったのは1月16日が最後だった。
それ以降、たまには晴れ間の多い日もあったが、天気はそんなによくなかった。
気温が少しだけ高いので、降ってくるのは雪ではなく雨。
冬に雨は似合わないけど、よく雪をとかす。
だけど、積もって締まった雪だと、とける速度はおそい。
だから、雨などが降ってさえいなければ、外に出て雪を崩し、雪が早くとけるようにする。
これは、運動不足の解消にもなり、一石二鳥だ(と思うことにしている)。
ご近所さんも、晴れていれば、日中外に出てこの雪消し作業をがんばっていた。
そんなことで、わが家のすぐ外の道路の雪の状態の変遷を見てみよう。
【1月19日】
【1月22日】
こんなふうに雪を崩して路上に散らして、雪消しの作業を毎日のようにしていた。
【1月24日】
ついに、道路の雪をすべて崩した。
【1月25日】
朝、見てみると…やった。
ついに全部とかしたぞ。
春に近づいた気がするぞ。
…っと、思って数日たった今日は、また雪に降られてしまった。
【1月29日】
まあ、3,4cmの積雪だったけどね。
また寒波が来るそうだから、もう少し積雪は多くなるのかね。
雪が降って、積もった雪を消す作業をして、そしてまた雪に降られて…。
なんか、終わりのない追いかけっこみたいだな。
春はもうすぐみたいに感じていたのに。
こう思っていたら、NSPの故天野滋氏の顔が浮かんだ。
そうか。彼がソロで出したアルバムに「恋は終わりのない追いかけっこ」という曲があったな。
ついでにいえば、自分でここまで書いてきた文中にあった言葉たちの中には、NSPの曲名にあったよなあ。
NSPの初期には「雨は似合わない」とか「春はもうすぐ」という曲もあったっけ。
彼も東北人だったから、雪に対する感覚は似ていたんだな。
…と、そんなふうに心の中の思いが勝手に進んで行った。
雪が降って、積もった雪を消す作業をして、そしてまた雪に降られて…。