ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

こちら青空、都心で大雪

2022-01-06 20:21:12 | 自然・季節

今日の午前は、久しぶりに気持ちのいい青空になった。

新潟で長年暮らしていて、雪が降るのは、気温が3℃を下回ったときだと体験的に知っている。
今日の都心は、最高気温が2.6℃。
そのせいで、今夜東京都心では「積雪が10cmの大雪」となっているそうだ。

ただ、新潟のこちらでは、積雪10㎝を大雪とは言わない。
平野部のこちらでは、今20cmを超えるくらいの積雪があるのだが、生活に支障はない。
もう少し降らないと、大雪の感はない。

マンガ家の故・矢口高雄が書いた名作に、秋田県の農村を描いた「おらが村」というのがある。
その漫画の中に、東京が積雪5㎝の雪で交通がマヒしたのを見て、登場人物がうらみがあるわけではないが「ザマミレ」と叫ぶシーンがあったりした。
都会に暮らす人からいつも見下されていると感じる田舎者には、わずかな雪で都会が大騒ぎしているのは、多少滑稽に感じるということなのだ。

まあ、それはともかく、太平洋沿岸部と入れ替わったように、当地では今日は青空が広がった。
その分、朝は冷え込んでいたから、ガラス窓の下部には氷が固まっていたり、凍ってしまって窓の戸が動かなかったりした。
外は外で、道路が圧雪で凍っていて、滑りやすくなっていた。
ちょっとでも坂になっているところは特に危なかった。
だから、小股で歩いたり、タイヤの跡がない雪の上を歩いたりして、気をつけた。
歩道は、除雪されていないので、対面から歩いてくる人とすれ違う時には、一歩雪の中に足を入れて待ってあげるようにした。
これらのことをするのは、雪の降る冬が普通の当地では、当たり前のことのようになっている人が多い。

雪は、自然がもたらすことだから、その大自然とけんかをしても勝てない。
だから、うまく付き合っていくしかないのである。
明日の朝は、東京周辺は雪だけでなく凍結した道路には、危険がいっぱい潜んでいると思う。
雪の降った地域の皆様、どうか明日は、うまいお付き合いを…。


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