天気の悪い日が続いて、またしばらく走らなかった。
昨日はよく晴れたが、一昨日は荒天でスタジアムで厳しい風雨に震えながらサッカー観戦をしたせいか、軽い頭痛があったため、走るのはやめておいた。
今日は、昨日ほどはよくなかったが、それでも天気は晴れ。
走りに出ることにした。
この前マラニック気分で走ったコースの一部、川堤の舗道を走ることにした。
2週間近く前の前回は、草紅葉が美しかったが、
12月ともなると、今日は同じ場所でも、美しくはなかった。
それでも、風になびく穂の銀色は美しいと思ったぞ。
自分は、風になびくのではなく、背中を押されて走った。
今日は強い風が吹いていたので、最初下流方向に向かって走るのは楽だった。
楽というより、逆に走らされていた感じもする。
その風に乗って走っているうちに、桜並木のこの道に1本だけ生えている寒桜の木まで行きたくなった。
今日予定していたのは11kmくらいのRUNだったのだが、そこまで行って往復すると13kmくらいになってしまう。
練習不足だし、帰るときには向かい風だろうから、距離は増やしたくなかったのだが、花を見たい気持ちが上回った。
追い風に乗って、寒桜目指して走って行き、そこに着いた。
ところが、いつもなら目の高さくらいにもたくさん花が見られるはずなのに、今年はどういうわけか、低いところにはまだ咲いていないじゃないか。残念。
よく見ると、上の方に、いくつかほころびている花を見つけた。
少しは咲いているのだなあ。
見上げていると、近くの空を、冬の使者白鳥が飛んで行った。
寒桜の様子を見てから、さくら大橋まで1kmくらい戻った。
対岸には、黄色くなった道が見えていた。
その正体は、菜の花。
これを見たくて、橋を渡ったのだ。
かつては、もっと下流の方に咲いていたのだが、今は咲くエリアがそこから1km以上上流側に伸びてきているのは、ありがたい。
青空に、黄色い菜の花。
爽快な気分になる。
このまま、関東のように雪が降ることなく菜の花がずっと咲いている気候だといいのになあ。
さて、戻ることにしようか。復路6km。
…と走り出したが、さすがに向かい風がきつかった。
なかなか進まない。
そのうえ、久々のRUNなので疲れが出てきた気がした。
ああ、帰り着くまで遠い、遠い、遠いなあ…。
と、遠さを思っていると、はるか遠くの二王子岳のさらに奥に、飯豊山脈の真っ白な峰々が見えた。
冬が来るなあ…。
ふう~。
花見をしたくて2km延ばした久々のRUN、なんとか13km走終了。
ぐったりだけど、菜の花の明るさに救われたので、まあいいことにしよう。
昔は新潟駅までバスで行って、シャトルバスでビッグスワンに行くことが多かったんですけど、今シーズンは往復歩きと行き歩きでシャトルバスで新潟駅に行って、本屋や電気店を廻ってバスで帰宅と言うのが半々ぐらいって感じですね。ホント、以前はほとんど車の移動で、1日4千歩位しか歩かなかったんですけど、免許返納した今は1日2万歩がスタンダードになりました。
これから冬で天気悪い日が増えるので、昨日や今日のような天気が良い日は貴重ですね。
これからもよろしくお願いします。
往復13㎞はすごいわ~。
私も走るようになってから、片道5㎞くらいは平気になりましたけど、負けますね(^^;)
交通機関に頼らずに、自分の足を使う、それは簡単そうでなかなかできないことです。
冬本番近づいてますが、自分の足を使いたい天気が続くといいですね。