勝った、勝った!
10試合ぶりの勝利。
アルビレックス新潟、モンテディオ山形に2-0で勝利。
勝利の立役者は、田中亜土夢。
「亜土夢」と書いて、「アトム」と読む。
入団して6年。
いくら地元新潟出身でも、活躍しないと後がない。
自分が動いて止められて得たFK(フリー・キック)。
それを自ら蹴って、直接決めた!
キーパーがボールに触ったものの、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
やったあ!
FKの名手、マルシオ・リシャルデスが移籍してしまってから、FKのキッカーは、藤田であったり木暮であったり、ブルーノ・ロペスが務めたり。
しかし、1本も決まっていなかったのだが、亜土夢が決めた!
さらに、後半の追加点も田中亜土夢。
ブルーノ・ロペスのシュートの跳ね返りを、ヘッドで決めた。
それも、前に詰めていたからこそ。
ゴールを決めた後のパフォーマンスは、両手を握り、前に向かって胸からスライディング。
つまり、鉄腕アトムの空飛ぶパフォーマンス。
守備でも、小さい体を張って、勝利に貢献した。
長いロスタイムも終わり、そのまま勝利!
ホームで7戦やって、ようやく2勝目。
みんな、勝利に飢えていた。
だから、みんなでのバンザイはうれしかった。