四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

冷たい教育者

2008-04-05 22:49:42 | 生かされて今日
 NHKテレビで自閉症の息子を懸命に支える一家の記録に感動しました。千葉県木更津の公立高校(夜間)受験に必死な挑戦がすげなく1次試験さらに補充の2次試験でも不合格とされました。
2次試験不合格を掲示で知る母親の思わずひそと泣く姿、その母にハンカチを差し出す息子を見て、教育者とは何なのか、教師とは何ものかと思わざるを得ません。
「管理上面倒」とばっさり切り捨てる弱肉強食の世界ではないのかと怒りを禁じ得ません。
以前公立幼稚園でも、痰の吸引を必要とする子の入園をを拒絶した事件がありました。弱者の子供を持つ両親の苦しみ悲しみは社会でなんとか支えたいものです。
 学問が出来ても寛容で慈悲の無い人は、教育者には不向きである。まして教育委員会など教育行政の幹部には効率より温かい心根をお願いしたい。
コメント