四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ふたりの時

2008-04-25 22:17:47 | 生かされて今日
 春宵一刻値千金(しゅうしょういっこくあたいせんきん)。すばらしい趣の春の夕方は大金の価値と同じだということわざです。
 暮れなずむ堤防に寄り添うふたりは、「時間よ、情あらば止れ」と動きません。
きびしい労働の時間も、ふたりと同じ時間のはずですが、受けとめるに長短差があります。好都合で快適ならば短く、不都合ならば耐え難く長いものです。
休日は早く暮れて、月曜日は長い一日。時間は人により、状況により伸び縮みするものですね。
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