四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

宗教協力は当然だ

2009-06-16 07:33:05 | 生かされて今日
 毎日新聞によると天台宗(比叡山延暦寺)の半田座主が15日、高野山真言宗総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)で営まれた「弘法大師降誕会」の法会に参列されたそうです。天台座主の公式訪問は平安時代以降初めてという。宗教協力の催しなどを通じ、金剛峯寺の松長座主と半田座主が交流を深めたのがきっかけで実現したとあります。
 地球温暖化や新しいウイルスの世界的蔓延、パレスチナ等地域戦争など、もはや一国、一宗派だけで地球を救いとる解決は不可能です。人間のたましいを救い上げるべき宗教が、狭い狭い一教団、一檀家のみの利に執心するのは矛盾であり、幼稚で恥ずべきエゴだ。宗教・教団の排他的姿勢こそヒトラーと同じ世界平和に敵対しているのです。私の友人は、世界史を読むと宗教こそ戦争の元凶じゃないかと指摘します。
 日本仏教界は、「パーソナルな最澄の仏教、空海の、道元の、日蓮の仏教」から、広広とした釈尊の仏教にこそ戻るべきです。宗派仏教に閉じこもらず手を結びあうべきた。
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