四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

天龍寺の庫裏(京の旅その3)

2009-06-25 06:20:07 | 生かされて今日
 京の古刹はいずこも広ーい、天龍寺もかってはもっと寺領が広がっていたそうです。文明にならされた私たちは足腰を鍛えていないと旅の計画倒れになります。段差ある階段・石段も多いし、庭園も広大です。年長者や障害者にはかなりバードです。
 ここは大方丈や書院への入口とされる庫裏(くり)。台所にしては雄大な建物ですね。寺門からの道は綺麗なカエデの木が多く、プロペラ状のピンクの実が揺れていました。紅葉の秋の景はきっと素敵でしょう。この庫裏から退出するとき、ツバメ2匹が外に抜けて飛び行きました。燕の巣が許されてあるそうです。さすが鷹揚なはからい。
 ♪庫裏の戸をともに出でけり夏つばめ  駿
コメント