スーパーコンピュータ

　横浜の金沢区に国の「海洋研究開発機構」という舌をかみそうな科学研究施設があります。世界で最先端のスーパーコンピュータや地球深部探査船「ちきゅう」、有人深海観測船を持ち、地球の将来の環境予測、地震発生の仕組みなどを研究されています。未来を覗く望遠鏡と称しています。過日の事業仕分けでは「なぜ世界一でなければいけないのか」と開発経費圧縮の槍玉に挙げられました。このスパコンは嘗ては世界一の計算速度を誇っていましたが、現在は日本で一番ですが世界では31位だそうです。
　新宗教団体連合会（新宗連）では地球環境の劣化破壊に宗教人としていかに暮らすべきかを宗派教団を超えて勉強をしております。神奈川県支部の15人でこの施設の見学をいたしました。地球上空5万ｋｍからの地球全体や海流、温度分布が見られます。そこでショックだったのは大気汚染物質の気流による拡散で、中国から大量の汚染物質が日本の空を覆い尽くす現実でした。おそらく大気だけではなく、海流からの汚染も進んでいるのでしょうね。
　もはや人間の存在自体が地球には耐えられない危機なのですね。