四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

寒さに負けるな

2010-01-29 16:34:38 | 生かされて今日
 9日間大寒の朝4時起床、6時からの法華三部経の読誦に参加しています。今年の横浜の寒(かん)はおだやかで朝凪が続いていますが、7日目の今日は流石に疲れが出たせいか「まだおわらないかなぁ」と雑念の有様でした。ほぼ1時間、最長の日で88分の読経となります。
 立正佼成会横浜教会では今年、お経の導師を小学生から大学生のヤングが勤めており、漢文調の難しい経典をシッカと高唱してビックリさせます。 当日まで父兄のハラハラドキドキの心配をよそに、神仏の支えを得て堂々たるリード振りです。摩訶不思議と云えましょう。幼稚園児が漢字の「薔薇」を平気で書く力に似て、子供にはスポンジの様な吸収力が備わっているみたいです。1400年前に印度から教えを中国に持ち帰り翻訳された玄奘三蔵法師が大喜びされていますよ。
 昨日の中学3年のオサゲの導師は、高校入試の面接を控えていたそうですし、マイクでお経の解説をしてくれた父親を見て涙した中学生導師もいたそうですよ。普通は父が涙するのですがきっとお父さんは彼女の信仰に反対していたのでしょうね。仏教が葬式オンリーではお釈迦さまが悲しまれます。大乗仏教の実践道場は先ず家庭からですもの。
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