四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

私の青春、岩崎学生寮(その2)

2011-11-23 17:57:02 | 生かされて今日
 先ず庭の岩崎與八郎創業者の胸像に合掌し感謝を申し上げました。円形ホールで東京桜島会の総会が始まりました。現会長は松元先輩でユーモアで鹿児島での桜島会の盛会を報告。モチロンがごっま弁調ですが永い東京住まいで変調の薩摩訛りです。年間収支報告を承認、次期会長にはソニーの重役をされた国際派の桐原さんが満場一致で新会長になりました。頂いた機関誌『武蔵野』には第1期生(80歳代)から第53期生までの卒寮生が随感を寄せて、私も俳句混じりの感謝文を掲載してくれました。
 あとは待ってました芋焼酎とすき焼き宴会です。NHKOBの高澤氏と初々しい在寮生と鍋を囲みました。私が1年生の時、社交ダンス講習に無理やり引き出してくれた大平先輩、中古のオースチンを手に入れ乗り回した横山先輩など多才バンカラの薩摩隼人たちが集いました。オツムの方は大分禿げておられました。終戦まもない先輩たちは、貧乏で弁当代がなく大学では空腹を水で我慢、アルバイトで学費を稼いだそうです。
大先輩たちは意気軒昂、社会奉仕にゴルフにお酒に友情を続けておられるご様子でした。
 最後には「岩崎学生寮寮歌」(渕脇護作詞、石本美由起補作、上原げんと作曲)を斉唱して解散となりました。作詞の渕脇さんは寮の先輩で、現在鹿児島俳壇の重鎮です。一度鹿児島でお目にかかり、文学館を案内して頂きました。
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