奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

『戦火の中へ』(原題: 포화 속으로, 英題: 71 In to the Fire)2010年の韓国映画

2024年08月06日 | 映画

『戦火の中へ』(原題: 포화 속으로, 英題: 71 In to the Fire)は、2010年の韓国映画。PG-12指定。朝鮮戦争において韓国軍の學徒義勇兵となった少年が、母に対して送ったという手紙を元にして製作された。

英題 71 In to the Fireの71は韓国軍の學徒義勇兵の少ねん71人のこと。

1950年。朝鮮人民軍が軍事境界線を越えて進撃したことで始まった朝鮮戦争で韓国軍は首都・ソウルを陥落されるなど劣勢を強いられ、ついには朝鮮半島南端まで追い詰められてしまった。そこで韓国軍は全兵力を洛東江流域に集中させ反撃を試みることとなった(釜山橋頭堡の戦い・浦項の戦い)。

本作のあとに『長沙里9.15』 (チャンサリ )も続けて観た。
両作とも激しい戦闘、爆撃シーンの連続。その合間のエピソード。それぞれに、訴えたいことの違いがわかる。あわせて一本みたいな。

朝鮮戦争の内実につては知らないことの多すぎることに気づかされる。
両作とも国連軍(米軍)韓国軍ともに”兵力不足”からくる悲劇がベースにある。

学生義勇軍はStudent Volunteer Force)

学生義勇隊(Student Volunteer Corps)と訳されるが、日本の学徒兵などとはかなり印象がちがう。

『長沙里9.15』 (チャンサリ )は、2019年の大韓民国の戦争アクション映画。朝鮮戦争中、仁川上陸作戦を成功させるために陽動作戦として実施された「長沙上陸作戦」の顛末を描く。