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『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』 菅 直人 (著) (幻冬舎新書)

2012年10月31日 | 本と雑誌

121031_book_touden_2『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』 (幻冬舎新書)
菅 直人 (著)

前総理で著者の菅 直人さんが先週の発売日にTVに出演してこの本について語っていた。

おととい名瀬のツタヤで、まだベストテンの棚には入っていなかった。

最悪のシナリオ、首都圏を含む5千万人の数十年におよぶ非難、日本沈没、国家消滅的危機は現実的だった。最悪の事態が回避されたのは、現場の努力もさることながら最終的にはp36「神の御加護」p36。
原発事故で電源喪失のニュースには電気を作る会社なのに?と驚きもしたが、地震被害で米軍の空輸も打診し警察自衛隊の先導で必死の思いで届けた電源車のプラグが合わず使えなかったという話にも驚かされた。電気の会社なのに、国家消滅的危機の時に。

放射能の専門的な知識はどこまでいっても理解できそうにないが、緊急事態での現場の混乱の実態を知ることは、これからを考える上でも大事なことだろう。そのほか法律に縛られる総理の行動や国の人事のことなど、考えさせられることがいろいろ浮かびあがる。

「原発問題は哲学だ」p39 ギリシャ神話「プロメテウスの火」の話。 前総理は理系の出身だそうだが、総理就任中に起こった「運命」の出来事を語る飾らない文章はなかなか読み応えがある。まだ読み終えていないのでさて先を急ごう。

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amazon 内容紹介
あの時、日本の最高権力者は?
すべての国民が知りたい、国家消滅的危機の真実。
最高責任者の苦悩と覚悟を描いた歴史的証言。
戒厳令に近い強権発動――私は覚悟した。
前総理による衝撃の手記! !

3月11日14時46分。地震発生後、私は官邸地下の危機管理センターへ直行した。被災者救助に各方面が動き出す中、「福島第一原発、冷却機能停止」の報せが届く。その後、事故は拡大の一途をたどった。東日本は放射能という見えない敵によって占領されようとしていた。その敵は、外国からの侵略者ではない。日本が自分自身で生み出したものなのだ。であればこそ、日本が自分の力で収束させなければならなかった。そのためには、犠牲者が出るのも覚悟しなければならない。そこまで事態は深刻化していた。このままでは国が崩壊する。いつしか私は、原子炉すべてが制御不能に陥り、首都圏を含む東日本の数千万人が避難する最悪の事態をシミュレーションしていた……。原発の有事に対応できない法制度、日本の構造的な諸問題が表面化する中、首相として何をどう決断したか。

新書: 205ページ
出版社: 幻冬舎 (2012/10/26)
言語 日本語

発売日: 2012/10/26
商品の寸法: 17.4 x 11.4 x 1.4 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

東電福島原発事故・総理大臣として考えたこと|菅直人オフィシャルブログ「今日の一言」

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東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書) 東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)
価格:¥ 903(税込)
発売日:2012-10-26


身がはいらなかった読書5冊

2012年10月31日 | 本と雑誌

121031_book5今月の推薦図書「お夏・・・」以外はどれも新しい本なので、まあ意味はないでのなかったが

あまり集中できなかった。

「なぜ、1%が金持ちで、99%が貧乏になるのか?」はタイトルも表紙の写真もやすっぽいのだが、《グローバル金融》批判入門として、意外と身近で大事なことが書かれていたと思う。

東京の電車の英語のアナウンス(たぶんネイティブスピーカー女性)

"This is the Yamanote Line train bound for Ueno and Ikebukuro." 山の手線のtrainはたくさん走っているのでこの場合the ではなくa にしておくべき。アナウンスの女性は気づかなかったのだろうか。


動画 アオタテハモドキ オス

2012年10月30日 | 生き物観察

映像のブレは補正中です。秋の赤崎公園の虫の音やルリカケスなどの野鳥の鳴き声もお楽しみ下さい。

「赤とんぼじっとしたまま明日どうする 」

これは1996年亡くなった俳優渥美清さんの寅さんらしい句です。

渥美さんが晩年、「風天」の俳号で俳句づくりを楽しんでいたことはあまり知られていません。このブログの読者はご存知だと思います。

このブログ2011年8月22日 (月曜日)
『 風天 』 渥美清のうた  [単行本]  and 奄美でのインタビュー

この南国らしい模様のアオタテハモドキ、奄美のきれいな海の色を思わせる色。一句およみください。

渥美清さんは、「ゆうべの台風どこに居たちょうちょ」という句を1974年に作っています。この台風が何号か、蝶の名はわかりませんが、台風一過の秋晴れの海の色のような後翅・・・温暖化で見られるようになったアオタテハモドキはたぶん本土ではみられないのじゃないかしら。

ということではありませんが、

ツイッターで 寅さんの名言 をフォロー中なんです。


新・奄美たちがみ百景 その18 大熊川河口付近から

2012年10月29日 | 田中一村

音楽 theme for party  鎌田浩宮 Sangen-Jaya,TOKYO  ウェブマガジン エプスタインズ 

(このビデオでの音楽の使用にあたっては事前に著作権者の明確な許諾を得ています)

撮影地 

奄美大島 奄美市名瀬大熊(だいくま) この川の河口のすぐそばに田中一村が通っていた紬工場があった。目の前の浜にはアダンが自生し,

仕事を終えた一村がよく登った後ろの山からも立神(岩礁)が見えたのどかな漁村の風景は都市計画で大きく変わったとはいえ、まだ当時の面影をわずかながら見ることはできる。


大相撲11月場所  鹿児島県郷土力士新番付

2012年10月29日 | 大相撲

大相撲11月場所(11日初日 福岡国際センター)

奄美郷土力士全12人の新番付と星取表

赤字が番付が上がった力士

日本相撲協会goo大相撲 鹿児島県出身全力士の新番付

十両 

里山(さとやま)奄美市笠利町 尾上部屋
11月東十両11

9月東十両13○○●○○ ○●●○○ ●○■やや8勝5敗2休
7月西幕下2 -○○--○●-●●-○--- 4勝3敗
5月東十両10●●●●● ●●●○○ ●○●○●4勝11敗
3月東十両13●●○●○ ○○○●○ ●○●●○8勝7敗
1月東幕下1  ●-●-●-○-○-○-○-- 4勝3敗
11月西十両13 ●●●●● ○●●○○ ○○○●●  6勝9敗
9月東十両12 ○○○●● □●●●○ ●●●○○7勝8敗
7月西幕下6 -○●-○-○--○-○●-- 5勝2敗            
5月西幕下20 ●--○○--○-○-○●-- 5勝2敗 

里山は、先場所12日目に十両定着へ待望の勝ち越しを決めた徳勝龍戦で、左足関節外側靱帯損傷で全治1ヶ月という怪我、翌13日目から休場した。

勝ち越しが決まると同時に、先場所前に入籍していたことを尾上部屋関東後援会が後援会のFacebookページで発表した。

上のFacebookのリンクから、そこで紹介されている、奥様とのご挨拶の動画映像を見ることができます。画面をスクロールしてご覧下さい。

幕下

千代皇(ちよおう)与論島与論町 九重部屋
11月東幕下4

9月西幕下9 -●-●○-●-○-○--○-4勝3敗   
7月西幕下14 -○-●-○-●-○-○●-- 4勝3敗 
5月西幕下19 ●--○-○-○○-●-●-- 4勝3敗
3月東幕下26 -○-○-○-●○-●---○ 5勝2敗   
1月東幕下33 -○○-○-○-●--●●-- 4勝3敗
11月東幕下25 -○-●-○-○-●●-●-- 3勝4敗
9月西幕下36 ○--●●-○--○-○○-- 5勝2敗
7月東三段14 ○--○○--○○-○-●-- 6勝1敗            
5月東三段82 -○-○-○●--○-○--○ 6勝1敗優勝

慶天海(けいてんかい)奄美大島瀬戸内町 阿武松部屋
11月東幕下9
9月東十両11○●■やややややややややややや1勝2敗12休休
7月西幕下1 ●-○-○-○-●-○-○-- 5勝2敗         
5月西幕下3 -●●-○-○-○-●---○ 4勝3敗
3月東幕下7 -○-●○--○-●○---○ 5勝2敗
1月東幕下13 -●-●-○-○●--○-○- 4勝3敗
11月西幕下22 -○-●-○●--○○--○- 5勝2敗
9月東幕下28 ●-○-○-●--●-○-○- 4勝3敗
7月東幕下16 -●●-○--●●-○---● 2勝5敗            
5月西幕下37 -○○-●-○--○●-○-- 5勝2敗

 
勝誠 (しょうせい)奄美大島宇検村 境川部屋
11月西幕下16
9月西幕下10 ○--●-○○-●--●●-- 3勝4敗      
7月東幕下3 ○-●-●-●-●-●---○ 2勝5敗   
5月東幕下6 ●--○-○-●○--●-○- 4勝3敗
3月東幕下8  ●--●-○-●○--○○-- 4勝3敗   
1月西幕下13 -○○-●-○--●-●-○- 4勝3敗
11月西幕下35 ○--○-○-○○-●-○-- 6勝1敗
9月西幕下46 ○--○-○-○○-●--●- 5勝2敗
7月西幕下24 -●●--●-●●-●-○-- 1勝6敗          
5月東幕下18 -●-○●--●-●-□-●- 2勝5敗 

若乃島(わかのしま)奄美大島龍郷町 放駒部屋
11月西幕下22
9月西幕下16●--○-●-○-●-●-- ○ 3勝4敗      
7月東幕下11○--●-●-●-●○-○-- 3勝4敗    

三段目 

明生(めいせい) 瀬戸内町 立浪部屋
11月東三段10

9月西三段20 ●-●--○-●-○-○-○- 4勝3敗   
7月西三段35  -●○-○--○-●●-○-- 4勝3敗

喜ノ国(よしのくに)喜界島喜界町 境川部屋
11月西三段10
9月西幕下41 -●-●●-●-●-○-●-- 1勝6敗             
7月西幕下54 -○-○●--○○-○-●-- 5勝2敗

徳州山(とくしゅうざん)徳之島天城町 松ヶ根部屋
11月東三段48
9月東三段33 -●-●○--●-○●---○ 3勝4敗 
7月東三段8 ●--○-●-●-●-●--○ 2勝5敗      

序二段

徳ノ海(とくのうみ) 徳之島・天城町 境川部屋
11月東序二4

9月西序二23 -○-●-○-●-●○--○- 4勝3敗    
7月西序二62 ●-○-○-○-○--○-●- 5勝2敗 

蘇(いける) 瀬戸内町  阿武松部屋
11月西序二53
9月西三段93 ややややややややややややややや 0勝0敗 
7月東三段33 ややややややややややややややや 0勝0敗 

朝奄美(あさあまみ)徳之島 高砂部屋
11月西序二56

9月西序二92 ○--●●-●--○○--○- 4勝3敗
7月西序二60 ●-○-○-●-●-●---● 2勝5敗

奄美岳(あまみだけ)奄美市笠利町 北の湖部屋
11月東序二83
9月東序二44 -●●-●--●-○-●-●- 1勝6敗         
7月東序二73 -○●-○--○○-●--●- 4勝3敗         

序の口 なし
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■星取表の表示記号の見方
○ 勝  ● 負 □ 不戦勝  ■ 不戦敗
や 休み  × 引分  △ 痛分 - 取組なし(幕下以下)


きょうのツイート写真 ヒカン桜狂い咲き 月がとってもきれいから

2012年10月29日 | 日記・エッセイ・コラム


アオタテハモドキ & クサトベラ

2012年10月27日 | 生き物観察

121028_aotatehamodoki

左がメス 枯れ葉に擬態して翅裏は薄い褐色になっている。右オスが求愛するが、嫌われおいはらわれたようだ。

121027_kusatobera_2

クサトベラgoogle 長浜みなと公園 今朝写す。白い実がついていた。

wikipedia クサトベラ(草海桐花、Scaevola taccada)はクサトベラ科の常緑低木。太平洋からインド洋にかけての熱帯・亜熱帯の海岸またはその近くに自生し、日本では薩南諸島以南の南西諸島と小笠原諸島に産する。


クルーズフェリー飛龍21(東京~那覇) at  名瀬港

2012年10月27日 | 船 

雑誌 CRUISE 11月号に 飛龍21 の記事があるそうです。


新・奄美たちがみ百景 その 16 新川河口付近から スライドショー

2012年10月25日 | 田中一村

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北に開いた細長い名瀬湾はUの字の形をしている。沖の防波堤の少し沖に立神(たちがみ 岩礁)がある。Uの字に底の部分に新川が注いでいて合わせてYの字のかっこうになり、新川に架かる橋が湾岸道路になっている。国道の橋よりひとう海側だ。その橋のあたりから撮った立神。

むかしはこのあたりに製材所があって、遠浅の浜辺で製材のくずをもやす煙がよくたっていたものだった。磯の香りと煙のにおい。たしかドラム缶でもやしていたような記憶がある。このあたりは大島北部から名瀬の街への入り口にあたる。たぶん一村も名瀬への行きかえりに、その風景を目にしたことだろう。

遠浅の長い穏やかな波頭が描くラインは変化に富んでいる。砂礫のやや大きな石つぶの配置をも意識して構図を決める。満ち潮でもあり、日のあたり具合でさまざまな表情をえがくことができる。画像選択の際にそのすべてを編集できたわけではない。

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新・奄美たちがみ百景 14 名瀬長浜みなと公園 晴れ 1~4

2012年10月22日 | 田中一村

プレジャーボート※用?船溜まりの遊歩道に取り付けられたフェンスの前にはベンチがあって、そのうしろは半円形のブロックで仕切られ、後ろにタコノキなどの植え込みがあって、すこし落ち着いた雰囲気の空間になっている。このベンチからは名瀬の港へ出入りするさまざまな船を見ることができる。

秋晴れ朝の日が立神の岩肌を照らしているので、いつもは手持ちだが、光学35倍のカメラをフェンスに乗せて固定してねらってみる気力がわいた。

 注※ プレジャーボート(英: pleasure boat, pleasure craft)は、旅客、貨物の輸送や、漁業、作業などの業務を行わない、レジャー用のボートまたはヨットのことをいう。wikipedia