奄美 海風blog

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『フリムン徳さんの波瀾万丈記』

2006年03月30日 | 本と雑誌

060330tokusanbook 現在アメリカ在住の上園田さんから時々メールをいただきます。

このブログを読んで下さりありがとうございます。

”喜界島出身で、26年間アメリカで大工をしていたが、ハンマーをペンに代えエッセーを書き続ける、「フリムン徳さん」”こと上園田徳市さん。

以下、フリムン徳さんのホームページからその一部

フリムンとは
鹿児島県喜界島の方言で、
次のような意味です。
*後先を考えないで行動する人
*よく失敗する人
*かわいらしいアホ
*憎めないばか
*あわてもの
*アホなことをする人

上園田さんの著書の紹介

『フリムン徳さんの波瀾万丈記』文芸社 amazon

フリムン徳さんのホームページ

フリムン徳さんgoogle

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How to read Kanji かんじをひらがなでよむ。

If you don't know all the kanji,

kids.goo provides furigana(ふりがなhow to read in hiragana) service for Japanese learners.


全長29mの「かがんばなトンネル」

2006年03月28日 | ドライブ

060328kaganbanatunnel

↑奄美で一番短い「かがんばなトンネル」

ここの地図 龍郷町円(たつごうちょう えん)鏡崎

奄美のトンネルランキング(計30)

詳しくは 大島支庁土木課 奄美トンネルランキング

新和瀬トンネル   2435m 2001年8月 供用開始
三太郎       2027  1989/9
和光        1820   2005/12
朝戸        1725  1993/11
毛陣(けじん)   1212  1998/11 大和村大和浜
地蔵        1065  1995/11 瀬戸内町
本茶         1055  1985/11 名瀬市浦上
芦花部(あしけぶ)   596   1995/3
安木屋場(あんきゃば)555 1998/11
小和瀬        515 1999/4
屋入         506 1993/5
山羊島        421 1981/12
秋名         412 19819/11
加計呂麻       410 1997/110
名音隧道       386.2 1968/11
朝仁隧道       332.8 1974/7
徳之島        314  2001/3
和瀬隋道       286  1960/4
油井         275.3 1961/3
伊仁(いじん)    272  2003/3 宇検村
小宿         260  1984/10
国直         260  1986/3
城(ぐすく)     246  1999/4
新小勝                238    2000/11
根瀬部        226  1989/11
石釜         210  2005/1
尾神山        210  1992/6
芦検         180  1998/4
今里隋道       172.2 1965/3
かがんばな       29    1998/4

建設中↓

長瀬         1432  2006年度供用開始予定
役勝         1138  2007
知名瀬         970    2006
生勝          687    2006
志戸勘(しどかん)  486  2006
油井         390  2006
俵          150  2006(瀬戸内町)

かがんばなトンネルは、動画 ビデオ後半2:00ごろから

060328lilly

大相撲の間に季節がふかまりました。

午後から北北西、北北東の風

名瀬22 時14.0度 、降水0.0 北北東 6m/s 湿度 48、気圧 1013.9

新緑、龍郷町中勝

笠利町(現奄美市)指定文化財 薗家の庭造の植物


大相撲春場所千秋楽、里山、有終の4連勝(9-6)館内大歓声。旭南海(10-5)

2006年03月26日 | スポーツ

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↑笠利町(現、奄美市、太陽が丘総合運動公園の土俵と武道館(奥)

里山(9-6)>押し出し>●土佐ノ海(9-6)
旭南海(10-5)<寄りきり<○玉力道(9-6)

千秋楽、里山の相撲

春場所、千秋楽十両最後の取り組み。お客さん多い。

実況

「里山、もぐる」

土佐ノ海の両手での突きは、里山の肩の上をすべる。

里山、深くもぐって、下手まわし。

まわしは与えないが、両腕を締め付けられている。土俵中央。

土佐ノ海、そのまま、強引に振って、正面土俵際(画面手前)へ、里山を追い詰める。

里山、ここは、うまく体を左にかわして残した。

次がポイント。
攻める土佐ノ海の左腕にしめあげられていた右腕を抜くと同時に、いなした。

ぐらついて里山のほうへつんのめた土佐ノ海。

その胸板へ、里山すかさずの、突きに続いて、こんどは回転の速い突っ張り。東(画面左)へ。

「この辺の動きは、里山の動きです!」←よく見てるな。

このときすでに館内、大声援。

里山、突っ張る、突っ張る。

「こっからの突き押し、突っ張り、足も、手もよく出て、腰も下りてましたよね」

土佐ノ海、土俵際へ。

さあ最後の詰めはどうか里山。体の差、歴然。

土俵際、里山の連続攻撃にどうすることもできません、土佐ノ海。
里山の潜り込みを許した後悔、先に立たず。

里山、ついに最後までまわしを与えなかった。

「押し出し!里山!」
「小柄な里山が勝って、館内、大歓声です。里山これで9勝目」←先場所と同じ成績。

「いやー、ときわやまさん、わかせますねぇ」
「ええ、沸かせましたねぇ」

行司 木村恵之助 「さとぉーやまーぁ」←やとまの間に小さなnを入れて、凛としてすごく力強い。「残った!残った」の発声、およそ29回。

現在西十両8枚目の里山、来場所は、これで、十両上位へ。
幕の内を狙える位置。

15日間の激闘の足跡。↓

西 十両八枚目
里山
9勝6敗
  初日 ○ 突き倒し 海鵬
2日目 ○ 下手投げ 隆乃若
3日目 ● 寄り切り 泉州山
4日目 ● 叩き込み 鶴竜
5日目 ● 押し倒し 北勝岩
6日目 ○ 送り出し 大翔大
7日目 ● 寄り倒し 玉力道
  中日 ○ 寄り倒し 旭南海
9日目 ○ 寄り切り 隆の鶴
10日目 ● 寄り切り 安壮富士
11日目 ● 押し倒し 寶智山
12日目 ○ 伝え反り 琉鵬
13日目 ○ 寄り倒し 片山
14日目 ○ 押し出し 大真鶴
千秋楽 ○ 押し出し 土佐ノ海

旭南海,
10勝をあげた後三連敗。来場所の幕内昇進は、「非情に、きびしい状況

西 十両六枚目
旭南海
10勝5敗
初日   ○ 寄り切り 若兎馬
2日目  ○ 押し出し 駿傑
3日目  ○ 押し出し 春ノ山
4日目  ○ 寄り切り 海鵬
5日目  ○ 押し倒し 猛虎浪
6日目  ○ 寄り倒し 大雷童
7日目  ○ 寄り切り 闘牙
中日  ● 寄り倒し 里山
9日目  ○ 押し出し 栃栄
10日目 ○ 寄り倒し 琉鵬
11日目 ● 押し出し 土佐ノ海
12日目 ○ 突き落とし 片山
13日目 ● 押し出し 豊真将
14日目 ● 寄り切り 把瑠都
千秋楽 ● 寄り切り 玉力道   
   


大相撲14日目、里山3連勝、勝ち越し決定。旭南海、11勝目ならず。

2006年03月25日 | スポーツ

060325kominato1

↑奄美市小湊(こみなと)の土俵へ

大相撲春場所14日目

里山(8-6)>押し出し>●大真鶴(だいまなづる7-7 )
旭南海(10-4)<寄りきり<○把瑠都(ばると 14-0)
Satoyama pushed big Daimanazuru out for his majority win.
Kyokunankai was forced out by giant Estonian Baruto who had clinched jyoryo title yesterday.
It's Kyokunankai's 4th loss.

(マジ、チャッカ つよい 把瑠都)

14日目里山の相撲

3時45分過ぎの相撲。少し前に総合TVもやって来た。
十両最軽量の里山、連日大きな相手に真っ向勝負。あくまで正攻法。けれんみのない相撲に多彩な技。大阪府立体育会館のお客さんの里山への注目は日増しに高まっている。

時間です。行司、木村恵之助が裁きます、あざやかなオレンジ色の装束。両者勝ち越しのかかった一番。

「手をついて」
======(客席に和服姿の美人のひと、初日にみた人と同じひとかな)
「まったなし」

さあ、たった!。

里山「もぐる!」
「もぐらせない、大真鶴」(198cm、167kg)

大きい体で、そのまま土俵際へ。(あげ、だめか)
右手で、まわしをガードしながらの寄りは、あまり威力がない、大真鶴。
里山、強靭な足腰でこらえて、こんどは土俵中へ押し戻した。

ここで両者動きが止まる。

里山、浅いながらも、諸手刺し
大真鶴、腰高だ。

さあ、こうなると里山、どんな技がとびだすか。(かたずをのんで、どきどき)

大真鶴が右を刺しにきた、その時。

里山が、大真鶴の右腕を下に引張ると同時に出し投げ、それと同時に、体を入れ替えながら、右からのいなしというか。
ひとつひとつの技は、目にもとまらないが、全体をあわせると、実に「うまい相撲ですねぇ」。

あとは、バランスを崩した大真鶴を一突き。ふた突き目は、勝負あったあと、軽く駄目押し、正面土俵。

「押し出し!里山の勝ち」「里山、これで新十両から二場所連続での勝ち越しです」

6日目のあの相撲を思い出した。

2006.03.17
大相撲6日目、里山、復調、申し分ない相撲で3-3。旭南海、絶好調、初日から6連勝は自己新

060325kominato2

↑奄美市小湊

放送席の「しらざきさん」←レポート、よしださん。
「はい」
「今日は正面に、師匠の三保ヶ関親方(元大関増位山)が座ってますけどもね、えー、この里山については、小さな体でね、けれんみ(外連味=はったりや、ごまかし)のない相撲、よくがんばっていると、いう話をしていますね。」

「はい」

「あのう、今場所の十両優勝を昨日決めたバルトと、それからこの里山、共に、あの、三保ヶ関部屋でね、えー、ほんとに、あの、だまっていてもよく稽古をしてくれると、手のかからない、いい弟子です、とそんな話もでていましたね。」(笑)

イヤホンをした勝負審判の三保ヶ関親方が映る。

旭南海、明日、11勝目はどうか玉力道(たまりきどう 8-6)との対戦。

旭南海の幕内昇進の可能性について(記事、中ほど)


大相撲13日目、里山、びっくり速攻(7-6)、勝ち越しへ。旭南海、11勝目おあずけ。

2006年03月24日 | スポーツ

060324sashiba

大相撲春場所13日目

里山(7-6)>寄り倒し>●片山(7-6)
●旭南海(10-3)>押し出し>○豊真将(ほうましょう10-3)

13日目里山の相撲に今日も館内が沸いた。

「おっと、もぐった。そして前に、寄り倒しー!里山の勝ち!」
「昨日は反り返って、そして今日は前へ!」
「いやー、押し相撲も、びいーっくりです。」←く、に強いアクセント

解説 「足腰が強くなければ、これ、できないですよね」
これとは、立ち合い低い姿勢から、さらに一段頭を下げ、潜り込んでそのまま突進したこと。

じつは、このとき、一瞬足が止まるのを、ここ数日、相手力士に読まれていた感があった。しかし今日は一気に驀進した。

「把瑠都(ばると、エストニア。里山と同部屋、今日優勝)とは違った意味で、大相撲界を盛り上げてくれる存在になってほしいですよね」
「ええ」
「このまま順調に伸びていってもらいたいですね」
「ええ」

<スロー再生>
立ち合い、片山、ハシッと右の張り手。空振り。腕の筋肉ぷるんぷるん。
幕内経験のある片山、今日この一番に勝ち越しがかかっている。すごい形相だ。手の平の土手がとぶ。

里山、もしまともに食らえば、按配が悪くなりそう。おととい寶智山(ほうちやま)の張り手を受けた目のはれはまだ引いていない。

片山は、一瞬、里山が消えてしまったとびっくりした表情。後ろまわしを取られ肩でタックルされ、東土俵下に寄り倒され、たぶん、アッケにとられ、仰天した。あっという間だった。

行司: 木村善之輔、「手をついて」のあと、「はっけよーい!」の発声は一回。二回目、「はっけ・・・」、あるいは「た残っ・・・」と言おうとした時、勝負あり、軍配をさっと西へあげた。

060324tatsugochosekitokuelementaryjunior

旭南海は里山の同期のライバル、豊真将に敗れ、「新入幕、ほぼ確実か!?」は明日以降に。

この後13戦全勝で優勝を決めた把瑠都のインタビューの訛りがおもしろい。

明日は旭南海、把瑠都戦


続、大相撲12日目、里山6勝目、勝ち越しへ王手へ、明日。旭南海、自己新二桁勝利、拡がる新入幕の可能性

2006年03月23日 | スポーツ

060323sumoringnesebu

↑奄美市根瀬部の土俵

大相撲春場所12日目

○里山(6-6)>伝え反り>●琉鵬(りゅうほう5-7)
○旭南海(10-2)>突き落とし>●片山(7-5)

12日目里山の相撲

里山、奄美市出身となって2勝目の決まり手は、「伝え反り」つたえぞり。
このめずらしい決まり手は十両以上では、2人目。

もう一人は、平成14年秋場所3日目、当時新大関の朝青龍が小結貴ノ浪に勝った一番で決めている。(前年の初場所から加わった新しい決まり手)

里山みぎ目の上がはれている。左手首にサポーター。

立ち合いからまわしが取れず、すぐに追い詰められた里山が黒房土俵際で、あざやかに決めた。「伝え反り」

琉鵬の左腕の下に頭を入れ、相手のわき腹に後頭部を当てるようにして、するりと反転。
腹を天井にして反り返る。反り帰りの体勢のまま、左腕にすがりつく琉鵬を、土俵上にねじ倒し、さらに身を反転させながら、反対側に、くるりと着地した。
難なくバランスをとりもどし、かるく気合を入れて、ゆうゆうと勝ち名のりへ向かった。

「館内どよめきが起こっています」放送席、決まり手が、なかなか思い浮かばない。場内、決まり手の発表は次の取り組みのしきりが始まったころ。花道の奥では、土俵入りを待つ幕内力士たちが見つめた。

旭南海の幕内昇進の可能性について

旭南海は、「向かうところ敵なし」の把瑠都(ばると)に次ぐ10勝目。優勝戦線真っ只中。

優勝の星勘定をさておいて、幕内昇進の星勘定をするのは、ちょっとあれだが、 把瑠都は、ちゃー強い。

【幕内、まくうち】相撲番付で、第一段目に名を連ねている前頭以上の力士。また、その地位。

取り組み前
「ま、西の6枚目ですから・・・数字上では、かりに11番、あるいは12番あたりまで行けば、新入幕という可能性が拡がってきます。」

取り組み後
十両5場所目、初めての二桁勝利
「そして西の6枚目で二桁ですから、残り三日間で白星を積み上げていけば来場所の新入幕の可能性も拡がっていきます。」

大事な三日間。


大相撲12日目、里山6勝目、勝ち越しへ王手へ、明日。旭南海、自己新二桁勝利、拡がる新入幕の可能性、高

2006年03月23日 | スポーツ

4:00ソクホウ。里山、十両初となるめずらしい決まり手「伝え反り(つたえぞり)」で琉鵬(りゅうほう )下す。

把瑠都(ばると)12戦全勝。旭南海が単独二位のニ敗で追う展開。

この記事は書きかけです。

goo 大相撲、十両、12日目の結果


大相撲11日目、里山(5-6)、旭南海(9-2)共に敗れる。ブログ人メンテのため投稿できず。

2006年03月23日 | スポーツ

昨日は、ブログ人、メンテナンスのため、閲覧を除くすべての機能が停止していました。(今日11時過ぎ、工事完了)

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↑大和村国直(やまとそん くになお)の土俵と公民館、建築中

海岸のすぐそばなので、きれいな海の見える土俵になると思います。

Today's match 11th Day  2006 March Grand Sumo Tournament

大相撲春場所11日目

●里山Satoyama(5-6)<押し倒しOshitaoshi<○寶智山(Hochiyama 6-5)
Satoyama was put down by Hochiyama succumbing to his 6th loss.
Satoyama was unable to stand up to Hochiyama's strong arm thrust,Tuppari,at last.

●旭南海Kyokunankai(9-2)<押し出しOshidashi<○土佐ノ海(Tosanoumi 8-3)

Tosanoumi pushed Kyokunankai out for his majority win.
Kyokunankai was unable to do anything, It's his 2nd loss.

里山、旭南海、両者そろっての負けは今場所初めて。

奄美大島 photo-memo


大相撲10日目、里山、3連勝ならず(5-5)。旭南海、好調持続、自己新、二桁へ(9-1)

2006年03月21日 | スポーツ

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↑大和村名音(やまとそん なおん)生活館前の土俵 大きい写真

大相撲10日目

●里山(5-5)<寄り切り<○安壮富士(あそうふじ(5-5)
○旭南海(9-1)>寄り倒し>●琉鵬(りゅうほう)

里山、今日は立ち合い、突っ張りに出た。あたりもよかった。
安壮富士を土俵際まで、追い詰めた。(画面左)

かに見えた。あと一突きを安壮富士に両手でいなされ、バランスを崩して
画面正面の土俵際までつんのめる。
勝負あったか。しかし、里山ならではの身のこなしで「ここは、よくのこしました」。

<巻き戻し、静止画>
左からのいなしが効いて、里山が正面土俵へつんのめっていくあとを、あわてて安壮富士が追う表情。

まて、まて、まてぇ、という感じ。
安壮富士(うぐっ!)という表情だが、安壮富士は、青森の出身だ。
なかなか、きびしい表情だなあ。

里山が危機一髪、くるっと身を翻す。俵に足をかけ、残った。

館内、歓声、拍手、どよめき。

<再生>
里山に追いついた瞬間、安壮富士は、右上手をとっている。
ぐいぐい引き付け、土表中央に戻る。里山が戻した。

里山の胸に頭をつけ、ゆさぶる。
里山、いつもの逆だ。苦しい表情、攻めあぐみ、上体が上がる。

安壮富士、右上手をしっかり引いている。「いなしながらの出し投げ」を繰り返し、弾みをつけながら、青房(正面東側(東北) 東方の守護神 青龍神(せいりゅうしん=青い龍)春)に厳しく寄り切った。

解説「安壮富士、うまいですよね、これねぇ」

里山、お株を奪われたかっこうだ。

安壮富士「持ち味、存分に魅せました寄りきりの勝ちです」

今日、予定のタイトル「里山、勝ち越しに王手”へ”」は、明日へお預けとなった。五勝五敗。
明日の相手は新十両、寶智山(ほうちやま)

060321beachrock

↑大和村ヒエン浜のビーチロック 大きい写真

旭南海は、実にうまい相撲で9勝目。
旭南海の相撲は、激しいとか、強烈とか、いう感じではなく、むしろソフトなイメージ。相手が魔法にかかったように負けていく感じだが、スーローで見ると、技の一つ一つがタイミングよく実に効果的だ。琉鵬を「きびしい相撲ですねぇ」で押し倒して一敗を守った。

明日は、自己最高の二桁勝利をめざして、7-3の土佐ノ海との対戦。
優勝の文字が。

余談、旭南海が、おとといの里山に勝っていれば、十両で、中日を終えて全勝力士2人は、史上新記録となるはずだった。
旭南海「はやく教えて下さいよ」と取材のアナウンサーに言ったそうです。(きのうの放送)

把瑠都(ばると)は、今日も全勝を守った。これはつよい。


大相撲9日目、里山、今日も快勝5-4。旭南海、勝ち越し8-1、十両二番手

2006年03月20日 | スポーツ

060320akakina

↑里山の母校、赤木名(あかきな)中学校の土俵(写真下、高い屋根) 鹿児島商業高校→日大 と進む

大相撲9日目

里山(5-4)>寄り切り>●隆の鶴(1-8)
旭南海(8-1)>押し出し>●栃栄(1-8)

今日の放送席は、この一番、取り組みの前も、後も「奄美市誕生」の話題。

(詳しい住居表示等についてはこちら)奄美市役所 合併後の住所表示について

「場内アナウンスでもありました。奄美市出身、里山、ま、昨日は全勝だった、旭南海に会心の相撲で土をつけました。昨日の取り組みをVTRでご覧下さい」

VTR  

「・・・ま、昨日の勝ち星が、笠利町出身としては最後の白星となったわけでありますが、そのあたり、向こう正面の藤井アナウンサーに話を訊いてもらっています、藤井さん」

「はい、えーとですね、そのお、市町村が、ま、出身地が、名前が変わるということについては、まぁ、それほど意識はないですし、ま、新たな気持ちでがんばろうと、いうぐらいです、と」

「はい」

「その、昨日(旭南海戦)の勝利については非常にうれしかったと」

「はい」

「その先場所、旭南海には、つっぱりにいって負けているんですよね」

「ええ」

「昨日は・・・ま、作戦通りの相撲がとれましたと、・・・ですから昨日の相撲をきっかけに、ここから、えー、ふんばっていかなければ、という話をしてます」

「はい」

「ま、出身地といっしょで、四勝四敗になりましたから、これまた気持ちを新たに、という話をしています」

<向こう上面レポート終わり>

060320tsushiro

大相撲9日目 里山の相撲

「きょうは大きな隆の鶴が相手です」

わ、でかい

174.0kg-114.0kg=60kg 
188.0cm-177.0cm=11cm
昭和56年5月-昭和51年6月=約5歳

解説「そうですね、・・・横から崩していきたいところですけどねぇ」「はい」

「まったなし!」

「今日は奄美市出身となってからの最初の一番となります里山です」

「はっけ、よーい」
「立ち合い」

「おっと、右で張り手にいったぁ、隆の鶴です」

分解写真

左、隆の鶴

隆の鶴の右手にご注目下さい。
強烈な右の張り手は空振りぎみに里山の後ろ頭部をかすめるだけ。

里山、両下手。

隆の鶴あわてて、このやろ、という感じでもう一発上から里山の側頭部をバシッ。

これもあまり効果ありません。

名瀬なら、このとき里山は、両下手で強烈なしめつけ。里山の肩が大きな隆の鶴の胸板の肉に激しく食い込んでいます。

やや体勢を立て直した隆の鶴が、肩越しの上手をとり、すこし土俵中央に進みます。

>すこしだけ心臓どきんどきん。

だが、心配いりません。

里山がぐいぐい前に出ます。
隆の鶴の胸の肉はますます盛り上がり、顔がゆがみます。

隆の鶴の肩貸しの両上手は伸びきり、土俵際、もうあとがありません。

(ああ~)という表情であきらめ、土俵を割ります。

赤房です。(画面向こう左、向正面東側(東南) 南方の守護神 朱雀神(すざくしん=赤い鳥) 夏 goo大相撲豆知識 土俵

”おおう、ふう、よしよし”

隆の鶴も鶴の飛来地として有名な、同じ鹿児島県出水市の出身とわかれば急に親しみもわくのでありました。


大相撲8日目、里山(4-4)、全勝の旭南海(7-1)を圧倒

2006年03月19日 | スポーツ

大相撲春場所8日目 

里山(4-4)>寄り倒し>●旭南海(7-1)

060319sumorigakina1

↑龍郷町秋名(たつごうちょう、あきな)コミュニティーセンターの土俵(大きな写真で見る

今場所、最初に旭南海から勝ち星をあげたのは、里山だった。

先場所のこの同郷対決は4日目、旭南海が制している。
里山は奄美大島笠利町、旭南海は徳之島天城町出身。
共に、低い攻め、うまい相撲、内容も似通っている。

ここまで旭南海とともに全勝の把瑠都(バルト)は、すでに今日勝ち越しを決めている。
「注目の旭南海」土俵上です。

しきり続く

「さあ、非常に楽しみな一番」制限時間いっぱいです。

「立合いです」

まったなし!行司: 木村寿行 呼出: 幸司

「・・・明日からは市町村合併で奄美市になります。」笠利町のこと。取り組後も、やや詳しく言及した。

手をついて(しずかに)

はっきっよーい(一回)

実況

「いい当たりの里山」
残った!残った!(計2回)
「左が入ったっ!」
「得意の形(だ)」里山
急ぐ感じで
「前に出た!」出にアクセント
言い終えるとすぐに
「寄りきりーぃ!」(場内決まり手、寄り倒し)「里山の勝ち」
続けて
「いいー、攻めです」里山

大きな歓声と拍手 大阪府立体育会館

「旭南海は一敗。きょうの勝ち越しはなりません。」
アクセントは、ょう

両者一礼

それを待って、おもむろに行司「さとぉーや、まぁー」とぉにアクセント

「いやぁー、たつたがわさん、里山の攻めがよかったですねぇ」

分解写真

低い立ち合いの里山(西方、画面右)

一瞬、フェイントのように一段と頭を下げ、難なく潜り込む。里山の背中は、ほぼ水平。落ち着いて旭南海が、里山の肩越しに右上手を取れる程低い姿勢で、深く。

里山が右で前褌(まえみつ)をさぐる動きと、それを防ぐ旭南海の左手の攻防を、下からのカメラはアップでとらえている。

里山の「左が入ったっ!」瞬間は、その前だった。(立ち合いの直後、旭南海の右上手より早い)それを嫌った旭南海がわずかに体をよじる。

攻防の末、さっと「右」で前褌を取った里山、左を刺して前に出る。旭南海はしまった、と後退しながら、何と、右上手も自ら放してしまい、両腕で里山の右を防ぎにかかるが、時遅し。棒立ちになり、土俵際、俵に足をかけ、土俵下に目をやりながら黒房(画面手前みぎ角)下に押し倒された。

前褌を取ったあと、間髪いれず「前に出た!」里山は、ただ前に出ているのではなかった。
右で取ったまわしを、ぐいぐい引きつける。前に出る里山の頭で次第に旭南海の上体があがる。

頭を相手の胸に押し付けての攻めが「はやいですよね、もう、旭南海、何もできなかったですよね」解説。

里山の最後の一押しは、両手でダメを押すように気合を入れ力強く、相手を突き放した。

土俵下に、正座するように座り込んでしまった旭南海はポーカーフェースながら、くやしさがにじむ。旭南海の稽古熱心は先日の支度部屋情報でも紹介された。

ふいっと首を振り、乱れたマゲを直し、会心の表情で土俵をおりる里山がアップ。

この相撲は、総合テレビでも放送された。


大相撲7日目、里山、連勝ならず(3-4)。旭南海、万全、全勝勝ち越しへ明日。

2006年03月18日 | スポーツ

060318sumoringtoguchielementaryschool

↑龍郷町立戸口(たつごうちょう とぐち)小学校の土俵、昨日

大相撲春場所 七日目

●里山(3-4)<寄り倒し<○玉力道(たまりきどう 6-1)
○旭南海(7-0)>寄りきり>●闘牙(とうき 0-7)

7日目、里山の相撲

玉力道、里山の下からの攻めを警戒。体重差を生かして、里山のもぐり込みを防ぎ、真っ向勝負の里山何も出来ず、ほぼ完敗。それでよし。

旭南海、落ち着いた相撲。内容もよく、勝ち越しへあと一勝。
支度部屋情報も連日紹介。

十両、ここまで全勝の豊真将(ほうましょう、里山と同期) に土。

全勝は
旭南海と把瑠都(ばると、エストニア・ラクヴェレ出身、三保ヶ関部屋)の二人にしぼられた。

昨日の一番、図解、里山のうまさ


大相撲6日目、里山、復調、申し分ない相撲で3-3。旭南海、絶好調、初日から6連勝は自己新

2006年03月17日 | スポーツ

060317illustration ←拡大します。

BS-1で3:10からの放送。

●大翔大 だいしょうだい0-6)は、日大相撲部の里山の先輩。
6歳差の初めての対戦。

待ったなし、ごつん!

「低くいった里山、引いた、かいなをたぐった、送り出し!里山の勝ち」
ここまで二秒くらい。

「当たってからのいなしと言いましょうか、たぐり、で勝機を見出した里山です。」

<スロー再生>←昔、大昔、分解写真といっていた。よく光ったものだった。
本日ビデオデッキを替えた。

コマ送りで「当たってからのいなしと言いましょうか、たぐり」を分析する。

完全図解 上の写真をクリックして下さい。

里山は西方(にしかた)なので画面右、時計でいえば3時の位置。

ごつん、頭と頭。

大翔大の踏み込みは悪くない。
頭が下になったのは里山。(写真右へ2枚目)

瞬間、大翔大は上体を上げられている。

里山の上体41度。背中には勢いが見える。(写真2枚目)

前褌(まえみつ)を狙う大翔大の右腕(かいな)は里山の左腕で、激しく絞めつけられ、阻止されている。すごいものだ、プロの世界。(写真3枚目)
里山は、十両最軽量、こうでなくっちゃ、この位置は、。

左腕はどうか。まだ、よく見えない。

実はここからがすごい。

コマ送る。

里山の狙いは大翔大の左かいなだった。

大翔大もすごい。
右をはねのけらると(写真4枚目)すかざず、左で前褌をねらっている。(写真4枚目)

里山はそれを待っていた。

頭をその大翔大の左かいなに押し付け、腰を落とし、両手でつかみ、グイッと引く。(写真5枚目)

(3枚目と5枚目で、大翔大の足がわずかに後退しているところにご注目。里山のあたりの強さを物語っています。この一番のポイントです。あたったあとも前に出る姿勢。このことで里山の「いなしと言いましょうか、たぐり」は十分な効果を発揮し、ここですでに勝負あった。)うーむ。

コマを送るたび里山は右足を軸に12時の方向へ回転していく。(写真5、6、7,8、)計ったわけではないが、ここまで立合いから1・6秒。

大翔大が前につんのめりながら3時の方へ駆け込んで行く。
里山は、いつのまにか12時の方に背中。(写真8枚目)

腰を下ろして、大翔大のわき腹に頭をつける格好で顔が見えない。

素晴らしい。こうなると、飛んで火にいる大翔大。(写真8枚目)

まだ土俵中央。終始、頭は上がらない(写真2~9)
一押し、4時の方角(黒房)へ突き出す。(写真9枚目)

あとは里山、腰を落とし、一歩二歩(写真10、11、12枚目)、大翔大のまわしの結びの目のあたりに手をそえるようにして見送った。(写真最後)決まり手、送り出し

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大相撲、春場所6日目 ソクホウ 4:03

○里山(3-3)>送り出し>●大翔大 (だいしょうだい 0-6)
○旭南海(6-0)>寄り倒し>●大雷童(だいらいどう  2-4)

6日目を終わって十両の全勝力士

旭南海 

豊真将(ほうましょう)

把瑠都(ばると)エストニア・ラクヴェレ出身、三保ヶ関部屋

の3人

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