パイプのような奇妙な形にも、人形のような愛くるしい姿にも見える森の妖精、ギンリョウソウ。
探しても見つかるとは限らないが出合うとうれしい気持ちになる、不思議が存在感がある。
林道の両脇にこれだけの数を見つけたのは初めて。接写モードの動画撮影。
やや湿り気の多い林床に生えるが、必ずしも森深くの暗い場所というのでもなくドライブしながら目に止まった。
枝分かれしない茎の先端に、うつむきかげんに円筒形の白い花をつける。先端の薄い青色の雌蕊のまわりに雄蕊。この色の取り合わせが妖精といわれる所以だだろうか。全体の白とあわせると、銀竜草とよばれることも納得がいく。
★ギンリョウソウ(銀竜草)群生
☆腐生植物)として有名
※(寄生植物は生きた植物から、腐生植物は根に共生した菌
類 から栄養を得る
☆別名ユウレイタケ
☆日本全土に分布
☆森林の林床に生え4-8月花期だけ地上で見える
☆撮影地奄美大島大和村