は、いかがですか。桜もついてます。
しばらくぶりの林道の畑、スモモがほぼ満開でびっくり。
去年のスモモを調べる。
2005.02.15
スモモの花満開 Sumomo
二週間早い。去年も早いと書いてある。
里集落から金作原原生林に向かう道。
写真が上手な人は、
ヒカンザクラ、バショウ、ハイビスカス、タンカン、ヒカゲヘゴ、クワズイモなど、亜熱帯らしい植物が一枚に収まる写真が撮れそう。
運転席から撮るのでは、なかなかです。
地図(縮尺を変えてご覧下さい)
は、いかがですか。桜もついてます。
しばらくぶりの林道の畑、スモモがほぼ満開でびっくり。
去年のスモモを調べる。
2005.02.15
スモモの花満開 Sumomo
二週間早い。去年も早いと書いてある。
里集落から金作原原生林に向かう道。
写真が上手な人は、
ヒカンザクラ、バショウ、ハイビスカス、タンカン、ヒカゲヘゴ、クワズイモなど、亜熱帯らしい植物が一枚に収まる写真が撮れそう。
運転席から撮るのでは、なかなかです。
地図(縮尺を変えてご覧下さい)
今年になって初めてリュウキュウアサギマダラが飛んでいるのを見た。計10頭くらい。
現場の林道(写真下)から100メートルくらいで、龍郷湾沿いの県道に出た。
日が射し、龍郷湾もマダラに輝くアサギ?色。
名瀬12時 21.8度 0.0 南東 5m/s 0.5 63 1024.9
風は強めだがぬるい。最高気温22.8度。初夏か。
===================
今日は全国でこの時期の記録的な暖かさ。
名瀬の1月の平年値(1971年から2000年)
1月 平均気温14.6 最高気温17.4 最低気温11.8 平均風速2.9 日照58.0 降水187.0
ついでに全年は
21.5 24.7 18.6 2.5 1390.0 2913.5
リュウキュウアサギマダラは漢字だと「琉球浅葱斑」。
「アサギ」は色の名前で、「浅黄」とも書かれることもあります。
淡い緑を帯びた青のことだそうです。スーパーのネギの色で想像してみて下さい。
さだまさしの「精霊流し」で「あなたが愛した母さんの今夜の着物は浅葱色」で検索しました。
アサギマダラが「渡り」をするのに対し、リュウキュウアサギマダラは、トカラ列島以南の島々で、気温が15度以下になる12月から2月ごろまで、集団で越冬すると言われています。
毎年この時期になると、つる性の植物や枯れ枝などに集団でぶら下がって越冬しているリュウキュウアサギマダラの写真を新聞などで見かけます。
チョウの一生は十数日といわれていますが、越冬とは不思議です。冬眠しながら繁殖もするのでしょうか。
スモモの花が咲き出しました。
世間の騒動をよそに、動植物たちは、大自然の悠久の営みを淡々と繰り返すだけであります。
「なんてね。」
去年は狂い咲きの花もいくつか見たが、それさえもまた、この営みのうちに織り込まれていたのでありましょうか。
「うふ、どーいう意味ですか。」
「いや、別に、よくわかりません。」
高地から、先に開花するヒカン桜が、今、名瀬の市街地でも満開だ。
花見は、名瀬の近郊では本茶(ほんちゃ、ふんちゃ)峠の旧道の桜並木がよく知られている。地図(OCNブロク人,地図リンク)
広い公園内にある、住用村のホレストポリスもお勧め。地図(OCNブロク人,地図リンク)ブログ人マップβ
See large size pictures.大きい写真The cherry blossoms are at their best now.
鉛色の空に、山が霞んでいます。写真は秋名(akina)
だいぶ以前にトンネルが出来、あまり使われなくなった、それまでの道路を行きました。つまり、旧道です。何十年かぶりだと思います。
旧道はタイムトンネルのようでした。←ギャグではありません。
よく晴れた日には、真下に、きれいな色のさんご礁の海が広範囲に見渡せるでしょう。
アサギマダラ(写真下)は、まだ見かけます。数は非常に少なくなりました。
蝶は、いつも被写体としてふさわしいところに止まってくれるわけではありません。
この蝶は、旧県道の路側帯を示す白線の上に落ちた松の枯れ葉に止まりました。
====================
暇なので、この白線のことを何と言うのか調べて見ました。
道路交通法第2条
歩道
歩行者の通行の用に供するため縁石線又はさくその他これに類する工作物によつて区画された道路の部分をいう。路側帯
歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によつて区画されたものをいう。
これによると、この白線のことは、「道路標示」というのだろう。うーん。道端の白線でよかったか。
速報、大相撲初場所千秋楽
昨日、勝ち越しを決めた里山、大真鶴(だいまなずる)を寄り切って、堂々の9勝6敗で、新十両の場所を締めくくった。みごとな相撲だった。
旭南海(きょくなんかい)は琉鵬(りゅうほう)を押し出して9勝6敗。
十両優勝は栃乃洋(とちのなだ)に決まった。
この記事は書きかけです。
======千秋楽を終わって
今場所の国技館は、幕内、十両とも、近年まれに見る混戦の優勝争いに、大いに沸いた。連日、白熱した相撲が続き、日を追って観客数も増えた。
大型化の時代から、スピードの時代をむかえている相撲界、破竹の勢いの横綱、朝青龍に、陰りも見られた今場所、新十両となった里山。
このブログでは、去年九州場所後、大相撲新時代の幕開けを、予言?したのだった。
そしてまた、場所前、久々の、個性派、小兵力士、里山の登場は、おおいに国技館のお客さんの注目を集めることだろう、とも予想したのだった。
そして、その通り、今場所の里山の相撲は、館内を沸かせ、全国の相撲ファンに強い印象を残したはずだ。来場所につながる今日千秋楽の相撲は、放送席でも絶賛された。
今場所新十両で、いずれも勝ち越しを決めた他の二人猛虎浪、豊真将と共に里山は大相撲時代を担う中核力士に成長をとげるであろう、とおじさんは、放送机のまえで思フのだった。ヒカン桜は、年内にも再び開花するであろう。
コメントにも寄せられた、今「十両がおもしろい」の文字が、これからブログや紙面を踊ることになるであろうことも付け加えて予想しておこう。(まだ、踊ってないとすれば)。
旭南海の活躍にも大いに期待しい。
里山の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。
旭南海の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。
大相撲初場所、十四日目、国技館は雪化粧。
総合TVの時間内、里山、熱戦を制し、新十両での勝ち越しを決めました。
昨日勝ち越しを決めた、旭南海は、敗れました。
この記事は書きかけです。
速報です。3時15分、里山の相撲は3時10分頃、
BS1で。
名瀬(Naze)測候所が所内のヒカン桜の花が咲いた、と発表して4日が経ちました。
これは平年より2日、去年より9日早く、またこの blog が正月3日に発見、即、標準木に指定した?住用(Sumiyo) 村ホレストポリスの桜の木より、17日遅い開花宣言となりました。
寒暖の差の激しい、今年の東京の冬であります。
5時前には日が沈み、両国駅に向かう高架橋の歩道には、冷たい風の吹き、相撲観戦を終えた、国技館のお客さんが、コートね襟を立て、家路を急ぎ・・・(←見てきたわけではありません)。
上野公園や、靖国神社境内のヒカン桜は開花したのでありましょうか。
気象庁では、東京には明日、日中、雪もちらつくだろうと予想していると、NHKがいっているのが、消し忘れた、わが14インチTVから聞えてまいりました。
ここ奄美大島では、沿道のヒカン桜が、まさに爛漫の季節を迎えようとしております。
さて、前置きが長くなりました。
隅田川に、やぐら太鼓が響いて、13日、大相撲初場所、奄美大島笠利町(かさりちょう)出身の新十両・里山が、今日の一番に勝ち越しをかけます。
第164回通常国会、施政方針演説から、最初に国技館へ連れて行ってくれたのはBS2でした。3時10分、いきなり、里山の相撲、制限時間一杯です。
13日目、里山の相撲 対 玉春日(181センチ、153キロ、愛媛県西予市、幕内金星7個)
立ち合い、里山早く、玉春日まった。
里山の胸に手を伸ばし(まあ良い、おちつけ)という感じ。作戦か。
二回目の立ち合い、ベテラン玉春日、先に蹲踞。落ち着いているぞ。
おじさん、心臓どっきん、ドッキン、というほどでもないが、勝ち越しが掛っている。まあ、あと3番ある、とりあえず深呼吸。
「待ったなし!」行司 木村善之輔 手を「ついて」
バシッ!
「踏み込みは里山」
「突き放す、玉春日」
まわしを取りに行こうとする里山、動きにいつもの精彩がない。
徹底して離れて相撲をとる玉春日、幕内経験者の貫禄。
まわしを簡単には与えてくれない。(かなり警戒している)
一瞬、引く場面もあったが、それも余裕だった。
土俵際、バランスを崩した里山を一突き、押し倒した。決まり手「押し倒し」
館内、いつもより多めのお客さん、短いため息。あぁー。
体の、差歴然だが勝機はじゅうぶんあった里山。
立ち合いに、まわしを取る事だ。(手は掛ったが切られた)
解説「玉春日は、里山にとって、取りづらい相手でしょうね」
「ほほう、と言いますと?」
「やはり、正面から押してくる相手ですからね」
「ベテランの玉春日、うまいですからね、やはり、立ち合いに、まわしを取れないと、後ではなかなか、取らしてくれませんでしたね」
後二日、勝ち越しかかる。意識してはならない。今場所三連敗はまだない。
本日、中入り後は天覧相撲となりました。
霜鳥(しもとり)に、押し出しで勝っています。光る7の文字。明日にかける新十両勝ち越し。
これは速報です(笑)。
BS2は国会です。相撲中継は見ることは出来ませんでした。
======追記
BS1(21ch)で相撲中継やっていました。(3時10分から)
BShi (24ch)でもやっておるぞ。見逃してしまった。
ガッハッハ・・・(←あるコメントより)、これはデーモン閣下の笑いであったか。
いやはや、カタジケナイ(忝い)。かたじけござらん。
新春の隅田川に、やぐら太鼓が響いて、はや11日が経ちました。
蔵前、もとい両国国技館の大相撲1月所は、今日から終盤戦をむかえます。
3時12分。ニュース、天気予報を、ささっととすませて、総合TVが、わがBS2の国技館へやってまいりました。
新十両・里山の相撲にセーフです。わがBS2は、居住まいを正して丁重に、お迎えします。
さっそく、取り組みです。
十一日目、里山の相撲 対 安壮富士(あそうふじ青森県西津軽郡深浦町180.0cm 125.0kg)
両力士とも、身上は「速攻相撲」、おもしろい一番。
立ち合い。頭がゴツン。踏み込みは、やや安壮富士がよい。
里山の勢いが勝る。先に頭を下にした里山、そのまま前に出る。
「里山のこの立ち合い、いかがですか?」
解説、錦戸(にしきど)親方 元関脇、水戸泉「いい相撲ですねぇ」
ここのところ里山に見られた、「立ち合いの迷い」が今日はない。
(迷うな里山、迷うと、次の攻めにつながらない)
相手の動きによく付いている。「腰の動きにブレがないですよね」解説
ひたすら、突き押し、前に出る相撲に安壮富士、防戦一方の張り手が空を切る。里山のマゲをかすめること約四回。
頭をひくくした里山の小気味の良い突が安壮富士の胸板に正確にヒットしているからだ。
攻める、里山の闘志あふれる表情が、わが14インチでもはっきり確認できた。
たまらず、引きをみせた瞬間を見逃さず、土俵際、怒涛の突き、なおも食い下がる安壮富士を、最後は、股を開き、腰を十分落として、ととーんと、土俵下へ突き出した。突き落とした。突き飛ばした。押し出した。決まり手は押し出し。
大きな歓声がわいた。勝ち名乗りまでの間、拍手が続いた。揃いの拍手も聞えた。
行司は立ち合いに「はっけよーい!」と一回言ったあと、
勝負の瞬間まで「た残った、たらたがんた」繰り返した。
伸びのあるソプラノ、いい声だ。
最後は「たらがっ」でスパッとやめ、俵を覗き込む姿勢からすっくと立って、真っ直ぐ軍配を東にあげた。かっこいい。
「押し出しましたぁ、(←ゆっくり、→ややはやく、しり上がり)里山の勝ちぃ」
解説「こういう相撲を取って行けばいいですよ、何も考えず、前に出ること。考え出すと迷いがでます。」
勝負が決まり、土俵上、かすかなガッツポーズで「よし!」と言った里山の表情がアップになった。タイミングをはずされた、おじさん「ふうーーっ」
行司、勝ち名乗り。
「さとぉやーまーー」おもおもしく、レント。
レント=(イタリア) lento
音楽の速度標語の一。「ゆっくりと」の意れんと=奄美大島の黒糖焼酎の銘柄の一。 「里の曙」などと並ぶ人気銘柄。
名曲を聞かせて3ケ月以上熟成させる、音響熟成とよばれる方法で製造される。黒糖の甘い香り、糖分ゼロの、まろやかで、すっきりとした味わいが人気。
里山、終盤戦に入って白星をひとつ先行させました。6-5。
他の新十両、二人(猛虎浪、豊真将-ほうましょう)は、今日そろって、勝ち越しを決めた。
大相撲一月場所十日目
里山は、武雄山(ぶゆうざん 愛知県豊橋市181cm、161kg)に寄りきりで敗れました。今場所初の連敗です。五勝五敗
旭南海(徳之島 天城町)は、大真鶴(だいまなずる)を上手出し投げで下して、七勝三敗と、好調を維持しています。
琉鵬(沖縄県中頭郡中城村)は、栃乃洋(とちのなだ)に敗れ、八勝ニ敗となっています。
今日は、わがBS2(22チャンネル)は、耐震強度偽装問題の国会証人喚問の模様を中継するため、衆議院第一委員会室に行っていました。そのため、十両の取り組みは見ることが出来ませんでした。
久しぶりに全チャンネルを回してみると、チャンネルが30余りもありました。一度も見たことがないチャンネルがたくさんあります。
どのチャンネルも昼の早い時間から十両の相撲を見に行く暇はないようでした。
里山の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。
旭南海の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。
将司(まさつかさ)に浴びせ倒しに敗れました。
二度目の連勝ならず5-4。
2時55分速報。(この記事は書きかけです。)
===================
九日目、里山(鹿児島県大島郡笠利町)の相撲 (対 将司=まさつかさ、青森県西津軽郡深浦町、身長 183.0cm
体重 132.0kg)
行司「まったなし!」
「(式守)錦之助が軍配を返しました。」
「手をついて!」
将司の左足が痛々しい。まともに座れない。
六日目から三連敗の将司、今日、是非勝って勝って、星を五分にしたいところ。
仕切りから、気合が入っていた。(今思えば)
立ち合い。
将司、早い、速い、立ち合い。里山、完全に遅れる。”待った”、ぎりぎりに見えた。
アナウンサー、第一声「踏み込みは将司」
里山のお株を奪う速い動き、休まず攻める将司。
攻め込まれながらも里山、西土俵、踏ん張る。
将司、休まない。
里山土俵際を背にして、フットワーク、あっという間に東土俵際。
「すくって残したぁ!」里山。
土俵中央に戻る。
なおも将司(まさつかさ)、厳しい、のどわの攻め。前に出る。
「さがらない里山ぁ!(←「あ」にアクセント、続けて→)もろ差しぃ!(「ぃ」に最も強いアクセント、この相撲のクライマックスです。
しぶとくねばり、西土俵に下がりながらも、一瞬、将司の左まわしに手が掛った瞬間。
将司、それを許しません。
将司に頭をつけられ、里山あごが上がります。頭を左右に振りながら、体勢を変えたいところ。もがきます。
将司、休みません。うーん、えらい。
「おっつけて出ます!」(←将司がいよいよ勝負をかけます、アナウンスやや遅れ気味))。
再び、西から東。テレビこちら側を右から左は駆ける、両力士。
東土俵際(画面左)
将司、里山の首に手を回しながらなだれ込む形。
なおも里山、土俵際から、強靭なねばり腰で、うっちゃりを試みますが、速い動きのなか、俵に足をとられ、バランスをくづして、土俵上に倒れこんでしまいます。
「土俵際ぁっー!、あーっと(←調子を落として)、体をあずけました。(←あっさりと)」
一息おいて、アナウンサーゆっくりした口調で
「浴びせ倒し、将司の勝ち」
再び、午後の紅茶の時間が、国技館を支配します。
もろざし=双差(し)、両差(し)=両手を相手のわきに差し入れること。左右とも下手(相手の腕の下から自分の腕を差し入れ相手のまわしをつかむ)を取ること。
==================
今日の土俵入り。化粧まわしは、地元紙、県紙などでも紹介された、里山の母校、鹿商(Kasyo 鹿児島市)の同窓会、相撲部OB、教職員から贈られたもの。(里山は同校創立111年の歴史で初の関取)
テレビ画面では、紺の地に金の縁取り。中央に大きく、桜のデザインに商の文字の校章とその下に小さな枝に桜の花の図柄。
その下に鹿児島商業高等学校の文字が読めた。
今日の土俵入りは、里山先頭なので、土俵を一周して他の力士が土俵に上がりきるまで土俵上で待つ里山と化粧まわしが映し続けられた。
わが放送机の仮設放送機材設備拡充のお知らせ。
皆様に、TV桟敷の臨場感をお届けするため、これまで、TV視聴の記憶のみに基づいてこの記事を書いてまいりましたが、今回、これを補完するするための、予備の記憶媒体としてビデオデッキ一基を導入、あわせて大学ノート一冊、
消しゴムつきHigh Quality Tombow-2558 HB一本が備え付けられました。
ビデオデッキは押入れ内で行なわれた厳正な入札の結果、SHARP VC-HF920が採用されました。(写真参照,、上が採用されたマシン)
デッキ配線に伴い、TVアンテナからのフィード線の接続点の改修工事が合わせて行なわれました。工事には、粘着テープ約10センチメートルが使用されました。
これによってわが放送机の14インチTVの鮮明度には、著しい改善がみられ、みぞれまじりのシマ模様を伴う難視聴時間帯は、ほぼ完全に解消されるだろう、との報告を受けています。
これらの設備の常設化につきましては、大相撲初場所千秋楽を待って検討することにします。
隆の鶴は巨漢(身長188センチ、体重174キロ)
里山(身長177センチ、体重114キロ)との体重差は60キロ。
放送席では、里山と同じ日大相撲部出身の舞の海(元小結、170センチ、青森県西津軽郡鯵ヶ沢町、現NHK相撲解説者)対小錦戦との比較。
立会い、隆の鶴は里山のもぐりこみを阻止しなければならない。
強烈な、かちあげ一発(ヒジが下からアゴへ)。「あいたーっ!」
里山それをものともせず、動き続け、巨漢をほんろうし通して、最後は腰をしっかりすえて堂々、押し出して見せた。
体重差は小さい力士も生かせるのである。それが相撲の醍醐味の一つなのであった。
勝負の瞬間、国技館内に大きな歓声が沸いた。(←アナウンサーが紹介する暇がなかったので、追加)
紫の座布団が舞うことはなかった。しかし千秋楽結びの一番を夢見させる、堂々の勝ちっぷりだった。
国技館の歓声は、ここ奄美大島名瀬市長浜町の仮設14インチTV(ビデオ無し)にも、鮮明な映像と共に、クリアな音声で届けられた。
TV画面のホウ送椅子の前では、館内の歓声より一瞬早く「よし!よし!」とう声が小さく、二回響いた。
机や手ををたたくことはなかった。画像に、みぞれまじりのシマ模様を阻止しなければならなかったためである。うーん、と深呼吸。十両が面白い。
今日は中日。大相撲中継初日の、やくみつる氏につづいて、たいへんな好角家であらせられる、デーモン小暮閣下をお招きしての放送。1時から6時までの長時間ゲスト。
3時15分からは、閣下初めての放送席。初めてご覧になった相撲は、里山、隆の鶴戦だった。(3時20分ごろ)
今場所から相撲中継にさまざまな工夫をこらしているNHK、真っ直ぐ真剣。
大型化の傾向から、スピードの時代に変化してきている最近の相撲界、
今日そろって勝った、新十両三人(里山、猛虎浪、豊真将-ほうましょう)はいづれもスピードのある個性派。
大相撲新時代へ向け、真っ直ぐ幕内昇進が期待される。と、放送席も期待した。
写真は里山の出身地笠利町(かさりちょう)の海岸。去年10月撮影
里山の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。
旭南海の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。
BS2、BSハイビジョンの相撲中継は、総合TVの中継の時間になると、カメラがいったん改まり、外へ出ました。
今日は土曜日、3時39分。国技館前は雨。やぐら太鼓の音に力士のぼり。
傘をさし、分厚いコートのお客さん達が玄関へと向かう。寒そう。
東京の人は、あんなに急いで歩いて相撲を見に行く。
こちらは半袖、14インチの仮設TV画面は、みぞれまじり。時折、はげしいシマ模様。
新十両・里山の全取り組完全中継を目指して、カコクな環境からのジッキョウも七日目をむかえました。
行きたいなぁ、トーキョーリョーゴクコクギカン、Tokyo Ryogoku Kokugikan Sumo Arena、写真も。
里山、七日目の相撲 (対 琉鵬)
「時間です!」
カメラは西、気合十分、タオルで汗をぬぐう、里山。
タオルは、昨日のインタビュー室でも左手に握られていたものと同じ青、
笠利町の海の色。初日から変わらない。
三保ケ関親方(元大関増位山)が見守るなか。
一分を超える大相撲となった。
立ち合い。
さあ、「好調の琉鵬に新十両・里山が挑みます」
手をついて!、待ったなし!
アナウンサーの「さあ!立った!」は今日もなし。あれは、それなりの大一番で言うものだろう。聞きたくなった。
相手の懐に潜る込むため、頭が少し泳いだ感じ、里山。
すぐに、うまく潜り込んだ。
琉鵬の体を起こし、果敢に攻めながら、前褌(まえみつ)をさぐる。
里山いい体勢だが、琉鵬、里山の肩越しに、上手をとって、ガマンの相撲。
両者、動き止まる。大相撲の予感。
「さあ、これからどんな展開になるのでありましようか。」
土俵下のカメラから里山のアップ。
どうしても、三連勝のこの白星が欲しいおじさん、「はけー、心臓に悪い!
」といって座りなおして、深呼吸。
行司「はっけーよい、よいっ、!」
はっけよい (感)
相撲で、行司が動きの止まった両力士にかける声。はっきょい。「発気揚揚」の意、また「八卦良い」の意ともいう。はっけ(八卦)「はっか」とも
易の卦(け=易で、算木を数えて得たしるし)を示す陰陽二種の爻(こう=易の卦を組み立てる横画)により形づくられる形象。この中の二種を組み合わせて、自然・人間などのあらゆる現象・属性を表し、判断の基礎とする。あっけ(呆気) 驚きあきれてぼんやりした状態。
はけー (感嘆詞)このブログでよく使われる「あげー」の変化形の一つ。あらゆる場面で、多様に変化させて使う、ことが可能。ドラマの方言同様、なんとなくわかればよい。
先に動いた里山、145キロの琉鵬をつりあげにかかった。
これが決まれば、千代の富士!。似ていた。
しかしガマンにガマンした、好調、琉鵬の前に力及ばず、体重差を生かしての寄り切りに敗れた。だが、常に自分優位で積極的に攻めた相撲は大いに評価できる。悔いはなし。一勝の重みを感じた一番。(大関琴欧州に星一つ、朝青龍に二つのリードを許す結果となった?)
大きく息を吐いて花道へ引き揚げる琉鵬の肩にうっすらと汗。(てごわいなぁ里山)
琉鵬 六勝一敗と星をのばした。
里山の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。
旭南海の星取りアニメ 勝つごとに焼酎のイラストが追加されます。