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映画『激動の昭和史 沖縄決戦』

2021年06月30日 | 映画

 

映画『激動の昭和史 沖縄決戦』

1971年 日本
監督 岡本喜八
脚本 新藤兼人 

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amazon 概要
太平洋戦争末期の沖縄での戦いを描いている『東宝8・15シリーズ』の第5作。

===

ミッドウェー海戦と共に太平洋戦争における攻守の転換点となったといわれる、
1942(昭和17)年8月以降日本軍と連合軍のガダルカナルの戦いで消耗した日本に
連合軍が、いよいよ日本本土目指して北上する、というナレーションと古い白黒の実写映像から始まる、


遠い昔に、映画館で観たような記憶がある。
各シーンは、とぎれとぎれの記憶がいくつか残っているが、
何を主張しているのか、ほとんど記憶にない。(主張はないのだが)

あとで調べた大日本帝国陸軍第32軍の
牛島中将の写真が配役の小林桂樹にそっくりなのは余談だが
牛島満中将は鹿児島市の出身で、
部下の評によると「常に悠々として迫らず、几帳面、面上微笑の絶えたことなし」といった風格を備えており、沖縄県民に安心感と軍に対する信頼感を大いに増大させている」という。

第32軍=大日本帝国陸軍の第32軍(1944年(昭和19年)3月に編成)

第二次世界大戦末期、1944年(昭和19年)3月15日に編成された第32軍は、沖縄本島に司令部を置き奄美群島から先島諸島をその守備範囲として連合国軍の上陸に備えた。司令部は首里に置かれ、首里城の地下に大規模な地下壕が掘られた。大日本帝国陸軍の第32軍(1944年(昭和19年)3月に編成)


その後、少しは沖縄戦の本などを読んだのだが、描かれている出来事は、
大概、なにかの本で読んだことがあった。

1.5倍早送りで見て、恐縮なのだが、
あまりに、バランスが取れすぎているな、という印象がつよい。
(いい悪いは別として)

昭和的な映像画質、音楽、ナレーションの文体、若かりしころの俳優たちのセリフの口調。
数多い凄惨な流血シーンもむしろ最近の映画より、おとなしく、残虐、悲惨なイメージは薄く
、こういってはなんだが、どこかとぼけた感じすら醸し出している。

このバランスのとりすぎににも、賛否いろいろあるはずだが、
しかし、だからと言って、どういう描き方であっても、
いろいろ文句があるのは、当然避けられないだろう。

タイトルにも昭和史とあるように昭和史の復習と思って見れば、日本人の戦争のやり方、
誰彼の責任とは別して、その下手さがげん、などをある意味よく描いているとも思う。
責任は、上に上がるうちに、次第にいつしか消えてなくなるのだが・・。

そういうことなどを、言外に描いていると見ればおもしろいかも知れない。

映画は興行的にも悪くはなかったようである。

主な配役

牛島中将:小林桂樹

八原高級参謀:仲代達矢

長参謀長:丹波哲郎
 
益永大尉:橋本功  

散髪屋・比嘉三平:田中邦衛 


エアープランツ(Airplants)ハナアナナス属(チランジア Tillandsia)100均

2021年06月29日 | 植物

wikipedia エアープランツ(Airplants)とは、ハナアナナス属のうち、空中の水分に依存し、そのため土や根を必要とせず葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物をいう。園芸の分野で一つのジャンルを構成している。wiki

初めて知った植物。

根がない状態で、土のない、ふつうのトレイに中にいくつか入れて売られていた。

育て方はyoutube などで調べてみた。

複数の動画を参考にして、wikipedia でもざっと調べてみて、けっこういろいろな育て方があるものだ。

ーーーーーーー

なんとなく、パイナップルの葉に似ているのだが、調べてみると

wikipedi ハナアナナス属(チランジア Tillandsia)は、708種(変種、品種、自然交配種含む。2008年6月現在)[2]の属で、パイナップル科の常緑の多年生植物である。中央および南アメリカ、アメリカ合衆国の南部、ならびに、西インド諸島の、森林、山、砂漠に自生する。樹木や岩石に着生する着生植物を多く含む。これらの着生種は、土や根を必要とせず葉から雨や空気中の水分を吸収することから、「エアープランツ」(Airplants)とも呼ばれる。

 


カシワバゴムノキ(柏葉ゴムの木 Ficus lyrata、フィカス・リラータ)100均

2021年06月27日 | 植物

これは300円でした。100均

wikipedia カシワバゴムノキ(柏葉ゴムの木、学名:Ficus lyrata、フィカス・リラータ)は、クワ科イチジク属の非耐寒性の常緑性高木。原産地は熱帯アフリカ。

特徴
高さ12メートル (m) 以上になる高木。葉は革質で厚く、バイオリンのような形で長さ30 - 40センチメートル (cm) と大きく、先の方が広い[2]。葉の表面は光沢があり、緑色。鉢に植えて観葉植物にする。和名の由来は、葉がカシワの葉と似ていることから。


インドゴムノキ(インドゴムの木、学名:Ficus elastica)は、クワ科イチジク属の常緑高木
フィカス エラスティカ

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100均で買った コーヒーノキ
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パッションフルーツ(和名:クダモノトケイソウ(果物時計草))トケイソウ科

2021年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

4個で税込み500円あまり。アウトレット(形、色、完熟ぐあい不揃い)

買ってから4.5日追熟中。皮の表面に少し皺ができるくらいがおいしいとか。

=====

wikipedia パッションフルーツ(和名:クダモノトケイソウ、果物時計草)は、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の植物である。

和名は時計のように見える特徴のある花のトケイソウの仲間で、果実を実らせる種であることに由来する。英語では、トケイソウを passion flower と呼ぶことから passion fruit の名がある。なお、この passion に「情熱」の意味はない。詳しくはトケイソウ#名前を参照のこと

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100均で買った コーヒーノキ

2021年06月24日 | 植物

wiki コーヒーノキ(コーヒーの木)は、アカネ科コーヒーノキ属(コーヒー属、コフィア属)に属する植物の総称で、主に栽培種(アラビカコーヒーノキとロブスタコーヒーノキなど)を指す。

日本でも小笠原諸島や沖縄諸島に移入されたことがあるが、大規模生産には成功していない。ただし九州の鹿児島県徳之島や沖永良部島、沖縄、小笠原諸島では個人農園で栽培している。wiki

徳之島では、国産コーヒー豆を使った商品開発に取り組んでいるというニュースやTV番組を見たことがあります。

白い花が咲き、赤い実がなるという。

2013年撮影 瀬戸内町のコーヒーノキ ブログ

↑↓ おなじアカネ科の クチナシ


映画『ラストサムライ』米 2003年 エドワード・ズウィック監督 トムクルーズ 渡辺謙

2021年06月24日 | 映画

2003年 ‧ 戦争/アクション ‧ 2時間 40分
YouTube で予告編を再生

公開からもう18年。2003年も遠くなりにけり。

『鬼滅の刃』はさすがについていけず視聴を断念しています。(1-11途中まで)

やや強引にこの『ラストサムライ』
とのつながりをさがすとすると「刀」だろうか。

冒頭で、イザナミとイザナギの(国生みの神話)と思われる、神が剣を海面に浸けて、日本の国土を生成したと、
ナレーションが入り、日本は剣で作られたと紹介している。

しかし武士の魂とも言える刀は、幕末に近代化による洋式鉄砲を用いた軍隊が誕生し、
武器としては時代遅れとなっていく。

一方、南北戦争時代のアメリカ北軍の士官として活躍したネイサン・オールグレン大尉(演:トム・クルーズ)が
、除隊後、お雇い外国人として、できたばかりの幕府の軍隊の指導者として日本にやってくる。

wikiトム・クルーズが演じる主人公ネイサン・オールグレンのモデルは、江戸幕府のフランス軍事顧問団として来日し、榎本武揚率いる旧幕府軍に参加して箱館戦争(戊辰戦争(1868年 - 1869年))を戦ったジュール・ブリュネであるwiki という。

物語のモデルとなった史実には、元政府の要人による叛乱という意味では、西郷隆盛らが明治新政府に対して蜂起した西南戦争(1877年)が該当するとされる。

ラストサムライの勝元盛次(演:渡辺謙)が西郷隆盛に擬され、
実業家にして大臣の大村(演:原田眞人)が大村益次郎に見立てられたりするが、どれも相当な無理がある。

土方歳三(幕臣、新選組副長、箱館五稜郭の防衛戦で戦死)になぞらえもするが、豪農の出身であるし、悪評もあるし、)

その他の設定や、時代考証的にも、つっこみどころ満載。
そもそも作り手としては、日本の観客の否定的な反応は織り込みずみなのではなかろうか。
これはハリウッド映画なのだ、と思う。

wiki日本での興行収入は137億円、観客動員数は1,410万人と、2004年度の日本で公開された映画の興行成績では1位となった。一方、本国のアメリカでは2003年12月1日にプレミア上映されたのち、12月5日に2908館で公開され、週末興行成績で初登場1位になった。その後も最大で2938館で公開され、トップ10内に7週間いた。興行収入は1億ドルを突破し、2003年公開作品の中で20位。渡辺謙や小山田真、小雪、真田広之などを含め、日本の俳優が海外に進出する一つの契機を築く作品となった。


『ラストサムライ』エドワード・ズウィック監督は、アイヴァン・モリスの著書『高貴なる敗北』の「第9章 西郷隆盛伝」に、感銘を受けたことを表明しているということですが、モリスは、三島由紀夫の友人で、三島作品の英訳者の一人だと知れば、(時代考証のことは)吹っ切れますね。

後半のハリウッド風な苛烈で、長い戦闘シーン、(タタカイ)だ。
もう細かい時代考証や、モデル探しなど、ふっとんでしまう。それも映画の楽しみなのだろう。それまでのセリフにたいする若干の違和感も気にしなくてよろしい。

三島は晩年に、「革命的な出来事は何か不合理なものと一体でないと、成就しない」と言ったそうだ。

滅びの美学という言葉でつなぐのなら、三島は西郷ほどもかっこよくはないかも知れないが、いっそのこと勝元を三島に重ねて戦闘シーンを眺めてみると・・・。(天皇が勝元の死にざまについて聞いたところ、主人公ネイサン・オールグレンは、その生きざまについて答える)

同じくタタカイの『鬼滅の刃』はアニメとはいえ、あまりのむごたらしさ、と長尺についていけず・・。


動画 きょうの大浜 晴れ サンゴ礁

2021年06月23日 | 海の風景

 

cc

今日の奄美市名瀬 大浜
正午前頃、見晴らし台駐車所から写す。
あと2.3日で満月なので潮が引きます。
引き潮の時は、サンゴ礁のイノウがくっきり見えて、初めての人は「わ~」となります。
日がさすといっそうあざやかになります。


『うらやましい孤独死』――自分はどう死ぬ?家族をどう看取る? 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/19

2021年06月22日 | 本と雑誌

『うらやましい孤独死』――自分はどう死ぬ?家族をどう看取る? 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/19
森田 洋之  (著)
5つ星のうち4.6    26個の評価

タイトルもそうだが、表紙の写真は、かなり衝撃的だった。
草むらに倒れている老人の顔は、老眼のわたしには、笑っているように見えたからだ。

頭にかけたタオルが半分だけのサングラスにも見えた。着ているものもなんだか、
状況からして現実感がないし、コントの一コマにも見えてしまったのだった。

しかし、(不謹慎ながら?)それが面白くて、読んでみる気になった。

読み始めてみて、最初のそんな印象は一変した。
著者はユニークな経歴で、豊富な経験を持つ現役の医者だった。
本文は、すべてデータに基づいていてポイントをついていて
数字や図表で説明され、わかりやすい。
取り上げられた多くの実例も写真がついていて、主張もバランスがとれていて非常に説得的だ。

読み終えてみてタイトルの「うらやましい」も「孤独死」も、思ったより実は多義的だったのだが、
二つ組み合わせると、なんだか深い。ppk(ピンピンコロリ)の話だけではない。

写真は裏表紙にもあって、二つ合わせると、もう感動的である。

一部切り取り

本書は「現代の医療システムへのアンチテーゼとして「孤独死なのにうらやましい」といえる事例と、その理論的背景を集めたものである」。

カバーの写真は、そのうらやましい実例のひとつ。(鹿児島の山間部で独居)80歳。
amazonで詳しく読めます。

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著者のその他の著作

あおいけあ流 介護の世界 これからの日本の医療・介護の話をしようシリーズ 2016/09/01
森田 洋之, 加藤 忠相

日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側 (幻冬舎新書) 2020/09/30
森田洋之

破綻からの奇蹟: 〜いま夕張市民から学ぶこと〜 これからの日本の医療・介護の話をしようシリーズ 2015/09/14
森田 洋之, おがたちえ

 


100均の 「ナギ」(梛、竹柏、学名:Nageia nagi) 鉢植え替え

2021年06月19日 | 植物

wikipedia
ナギ(梛、竹柏、学名:Nageia nagi)は、マキ科ナギ属の常緑高木である。マキ属 Podocarpusに含められることもある。

比較的温暖な場所に自生する。雌雄異株。

高さは20m程度に達する。葉の形は楕円状披針形で、針葉樹であるが広葉樹のような葉型である。若枝は緑色で葉を十字対生につけ、それがやや歪んで2列に並んだようになる。5月頃開花し丸く青白色の実をつけ、10月頃黒く熟す。多くの場合、根に根粒を形成する。

海南島や台湾、日本の本州南岸、四国九州、南西諸島などの温暖地方に分布する。しかし、紀伊半島や伊豆半島に生育する個体は古い時代に持ち込まれたものが逸出したものが起源と考えられる(史前帰化植物)。少なくとも春日大社のものは1,000年以上前に植栽されたとされている。生育は関東南部が北限といわれる。ただし、化石が関西近辺でも出土する。なお、中国本土のものも植栽されたものが起源であるとされる。

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裸子植物 (らししょくぶつ、英語: Gymnosperm、学名:Gymnospermae)は、種子植物のうち胚珠がむきだしになっているものを指す。ソテツ類、イチョウ類、マツ類、グネツム類を含む。

幼木に実?

買ったときは。10cmほどの小さな鉢だった。

左 ナギ       右カポック

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100均の観葉植物 カポック育つ
2021年06月17日 | 植物


100均の観葉植物 カポック育つ

2021年06月17日 | 植物

2.3か月前に鉢に移し替えました。数倍にはなったような。

検索したら通販で、この位の大きさのものが500円ほどで出ていたW。

ーーーー

★ヤドリフカノキ ☆ウコギ科 別名 カポック シェフレラ(Schefflera属の総称) ☆撮影地 奄美大島大和村 集落近くの県道脇

島では普通に見かける。


映画 『エンディングノート』

2021年06月16日 | 映画

2011年製作/89分
配給:ビターズ・エンド

会社一筋の生活を定年で終えたセールスマンが、
これから第二の人生を、と思ったやさき
重度のがん告知を受けてしまう。67歳。

死まであっという間の出来事を実の娘がドキュメンタリー映画にする。
淡々とした軽いタッチの展開。

ついつい見てしまったが、映画としては面白いものではないのだが。

登場する家族や、母親、孫たち、嫁、医者、神父は、もちろん
脚本などないのだから、けっこう参考になったり、
幼い孫たちの状況認識にもけっこう感心した。

また、映画に登場しない、登場人物の人生など、想像してしまいますね。

自らの死を見据えながらも、
サラリーマン時代の「段取り上手」そのままに、
死後の段取りを快活にこなしてみせる主人公の笑顔が、、
見る人の人生をもストレートに照射するのだろう、
実話だけに。

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ただ、NHKスペシャルとどう違うの?という気がしないでもないが、それは、もう一度見直すと分かるのかも知れない。」