奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

九州場所千秋楽 里山不戦敗 

2009年11月29日 | 大相撲

大相撲九州場所千秋楽 goo大相撲 

東十4 海鵬4勝11敗 ●送り倒し○旭南海6勝9敗  東十7
東幕9 里山 2勝5敗 ●不戦 ○  3勝4敗  仲の国 西幕4

里山欠場、不戦敗

場内アナウンスでは、里山、病気欠場のため仲の国の不戦勝と告げられた。

放送席では、尾上親方の話として、熱が出て病院へ行ったが無理はできないということだった。

カゼによる発熱かと思われる。

今場所の成績 星取表

東下8 薩摩響  ●--○-●-○-○○--○- 5勝2敗
東下9 里山   ●-●-●-○-●-○---■ 2勝5敗

2004年3月初土俵の里山は、その年の九州場所は6勝1敗(三段目21)
2005年の九州場所は、東幕下4枚目で5勝2敗で勝ち越し、翌場所の
2006年初場所、新十両昇進を果たしたのだった。

不運つづく九州、試練に耐える里山

初土俵から、新十両昇進をつかむまでに要した時間と同じ時間(10場所)が、
去年2008年3月、十両から陥落、幕下に下がってから、この九州場所までに流れた。

里山は入門以来、6度目の九州場所だが、ここ4場所は、休場や負け越しと、不調だ。

里山 過去3年の 九州(11月)場所の成績

2006●①②●③ ④⑤⑥⑦● ●⑧●■休 8勝6敗西十5枚目
2007●①●●● ●②③④⑤ ●●●⑥● 6勝9敗東十9枚目
2008○-■-や  ややや-● ○ --●-  2勝3敗2休 西幕下9
2009●-●-● -○-●- ○---■  2勝5敗 東幕下9

里山、十両・幕内・幕下全星取り表

2006
1月 ①●②●③ ④●⑤●● ⑥⑦●⑧⑨ 西13枚目新十両
3月 ①②●●● ③●④⑤● ●⑥⑦⑧⑨ 西8枚目
5月 ①②③●④ ●●●⑤● ●⑥●●⑦ 東4枚目
7月 ①●●●② ③④⑤⑥⑦ ●⑧⑨●● 西4枚目
9月 ●①●●● ●●●②● ③④●⑤⑥ 東2枚目
11月 ●①②●③ ④⑤⑥⑦● ●⑧●■休 西5枚目

2007
1月 ●①②③●  ●④●⑤● ●●⑥⑦● 東3枚目
3月 ①②③④⑤ ⑥●⑦⑧⑨ ●⑩⑪●⑫ 東4枚目(優勝)
5月 ●①●●●  ●●②③④ ⑤●⑥●⑦  西前頭12枚目
7月 ●①●●● ②●●●● ●●●●● 西前頭12枚目
9月 ●①②□④ ●●●●● ⑤●●●⑥ 西十両5枚目
11月 ●①●●● ●②③④⑤ ●●●⑥● 東十両9枚目

2008
1月 ●●●①●  ●②●●● ●□④⑤⑥ 東十両12枚
3月 ●-●●-  -●-●-  ○-○-- 西幕下筆頭2勝5敗
5月 ●--●-  ①-●-●  -②--③  西幕8
7月 -●○-- ○○-○- -○○-- 6勝1敗(西幕14優勝)
9月  ●--●● -●-○- ○--●- 東幕3 2勝5敗 
11月  ○-■-や  ややや-● ○ --●- 2勝3敗2休 西幕下9

2009
1月 -●-○○ --●-○  ●-○-- 4勝3敗 東幕25
3月 ○--●○ -○-○- -○●-- 5勝2敗 西幕下18
5月 -●-○● --○-● -○○-- 4勝3敗 東幕下11
7月 ●-●-● -○-●- ●---○ 2勝5敗 東幕下9
9月 ○-●-○ -○--○ -○○-- 6勝1敗 東幕下22

11月 ●-●-● -○-●- ○---■ 2勝5敗 東幕下9


奄美・宇検 薩摩響 十両へ大きく前進、九州場所5勝2敗 

2009年11月28日 | 大相撲

大相撲九州場所14日目 

三日つづいてきょうも里山の相撲は組まれていません。

===

東幕8 薩摩響 5勝2敗○ 突き落とし●4勝3敗 大雷童 東幕12

091114satsumahibiki

← 薩摩響(さつま・ひびき)

自己最高位で、すでに勝ち越し決めている薩摩響は、相撲を取るのが楽しくてしょうがない、といった表情をしています。

土俵下の薩摩響の表情をカメラはきょうも、映し出します。

きびきびとした所作で土俵上にあがった薩摩響。

国際センターの場内アナウンスは、「鹿児島県大島郡宇検村(うけんそん)出身、境川部屋」と紹介します。

宇検村といえば、このブログでは、湯湾岳(ゆわんだけ)のソメイヨシノに観察でおなじみです。

宇検村は、奄美大島の西南部に位置する人口1,993人(2009年11月1日現在)の村ですが、薩摩響がこの一番に勝ちますと、来場所十両をねらえる番付に上がり、この宇検村から何十年ぶりかの関取誕生の期待がひろがります。

現在、北海道の現役関取は東十両九枚目 の若天狼(わか・てんろう)ただ一人ですが、奄美からは旭南海と、それに現在幕下で「調整中」の幕の内の経験がある里山とあわせて3人の現役関取が活躍するという楽しみも加わります。

身長168cm、体重113kの薩摩響、小柄ながら、独特の相撲スタイルで鋭い切れなある技で館内を沸かせ、次第に注目が高まっています。

小型のアンコ型の薩摩響に対し、典型的なアンコ型の大雷童(だいらいどう)は体重157キロ。
四股名の大雷童という漢字の形のようなお相撲さんらしい体型をしています。
突き押し得意。ご当所、福岡県大野城市出身。祖父は画家の福富雷童。

時間です。

かつての北の湖を思わせるような立ち合いの所作の薩摩響。
せっかちな、さいさいした動作で先に両腕をついて、大雷童が腰をおろすのを待ち構えています。

勝負はあっという間に決まりました。

薩摩響の立ち合いからの注文相撲でした。

注文相撲=「注文」とは「作戦」を意味する相撲用語。立ち合い、相手のあたりに真っ向から真っ直ぐに応じるだけでなく、巧みなという概念を含む変化を伴う。この場合の「変化」は、横綱は別として、多くの場合、積極的な意味で使われる。
(sumo bout that goes according to a wrestler's strategy)

ほんの一瞬、相手を見て立つ余裕の薩摩響、当たると同時に左に変化と同時に腕をとり、大雷童の突進する力を利用しての突き落としが見事に決まり、大雷童は土俵上で大きく一回転した。館内が、わーとどよめいた。

関連記事
このブログ2009年11月25日 (水曜日)
続、九州場所十一日目、薩摩響(奄美・宇検)勝ち越


『薩摩民衆支配の構造』―現代民衆意識の基層を探る

2009年11月27日 | 本と雑誌

091127booksatsuma 薩摩民衆支配の構造―現代民衆意識の基層を探る (ペーパーバック)
中村 明蔵 (著)

====

Amazon 商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
薩摩の民衆は常に外来武士団の過酷な支配のもとにあった。士族の政治支配は明治期、太平洋戦争を経て今日も残る。近世・近代の薩摩民衆支配の特異な実態と、現代の薩摩人の屈折した依存体質を徹底解剖。〈ソフトカバー〉

====

日本の古代史が専門で、北九州市生まれの著者が、近世・近代の薩摩の独特な民衆支配の構造を分析しながら、現代の生きた民衆の意識をさぐる。

巨視的に見ると鹿児島の民衆もまた、移入者に翻弄された。
古代における肥後や豊前からの集団移住。
それに島津軍団の入国、島津氏が戦国大名から戦国大名、さらにと存続したことは全国でもまれな例である(P178)
シラス台地の低い土地生産性

近世薩摩藩は、
全国の5倍の武士人口比率
113箇所の外城(とじょう)
これは広辞苑に長文で載るほど独特

外城(とじょう)=広辞苑=①外城(がいじょう)に同じ
②戦国期から江戸時代にかけて、大名島津氏が設けた在地支配のしくみ。
各外城は家中の外城主・地頭の支配下に置かれ外城衆が配属された。
外城衆は外城の麓(ふもと)集落に居住し、知行・扶持が少ないため農耕を営んで自活し、地方(じかた)の役人として農民を支配した。

郷と郷士(ごうし) google

独特な農民支配の仕組み「門割り制度」

【門割】広辞苑=かどわり 鹿児島藩の地割制度。四、五家部(かぶ)(戸)を以って作る門(かど)を単位として耕地を割り当て、一定期間の後に耕地の割り換えを行なうこと。

===

門の成員に貢納の連帯責任を負わせた。
奄美諸島や本琉球にも準用されたが、藩本土とは、かなり異なる。

郷中教育

郷中(ごじゅう)=薩摩藩の武士階級子弟の教育法。
似たものに会津藩の「什」がある。
教育組織としての機能を発揮するようになるのは江戸時代中期以後 wiki

特異な「一向宗禁制」

徹底した「廃仏毀釈」

儒教倫理の徹底
自給自足の閉鎖社会
八公二民の高税率、夫役
強制移住「人配(にんべ)」

こうした薩摩の民衆支配の構造の分析を通じて
著者は、そこに現代の鹿児島の人たちの意識の基層を探る。

目次を見て奄美が抜けていたので読むのをやめようかと思ったのですが、それは狭い了見だったことに気づいた。

そこで分析されている鹿児島の後進性(悪いとは限らない)や特異性(悪いとは限らない)は、奄美にも共通するものがある。

著者はあとがきで奄美諸島をも包括できなかったことに心残りとして、その理由として奄美諸島の歴史と本土のそれとの懸隔をあげて、知人に「奄美編」の成稿をお願いしているとのべている。

本書のような試みは奄美諸島においてはこれまでになかったのではないか。それは奄美諸島においてこそ必要と思われる。徹底解剖が待ち望まれてもいる。島民すべてが薩摩に苦しめられた善良で均一な民衆であったわけではないだろう。この本の刊行から9年がたっている。


80倍ズーム 検証

2009年11月26日 | 日記・エッセイ・コラム

091126map_2

すみません、たいした話じゃあないんですが(←ことわらなくてもいいのですが笑)。カメラ80倍ズームの話です。

↑ 赤い矢印の先が今日の散歩の安木屋場(あんきゃば)海岸(地図) ↓

そこから直線で約5キロ離れた、青色の矢印の先の蒲生崎公園の展望台を、カメラでズームします。

091126gamo1

↑ 1倍ズーム 安木屋場(あんきゃば)海岸から蒲生崎公園(地図)の展望台

写真は拡大します(以下おなじ)

フィリピンの東の海上には猛烈な台風22号(気象庁)があって

ゆっくり北北東に進んでいますが、

きょうは一日安定した青空でした。

海岸では台風の影響はまったく感じられません。

きょうの名瀬
14.5 ~ 24.7 ℃

091126gamo2

↑ 展望台の屋根  デジタル拡大後 切り取り

091126gamo3

↑ 光学20倍ズーム カメラは手持ち(以下おなじ)稜線の上に展望台の屋根が見えます。屋根は、撮影している、ここ安木屋場海岸から、肉眼でも見えます。

091126gamo4

↑ 80倍ズーム(光学20×デジタル4) 蒲生崎公園の展望台

091126rock

↑ 手前の岩 光学20倍ズーム  


プラスチックを食べる森の木 8 長期観察5年半

2009年11月25日 | 不思議写真

091125tree1

↑ きょうの観察

091125tree2

↑ 2004年 6月4日 観察開始 いらい、観察は5年半 今回で8回目となった。

あゝ、光陰矢のごとし。としをとりにけり。

この記事は、2008年8月17日 (日曜日)
プラスチックを食べる森の木 7 長期観察5年目へ 

2008年1月 9日 (水曜日)
森の木の観察 6 プラスチックを食べる木

のつづきです。

091125tree3

35センチ

091125tree4


続、九州場所十一日目、薩摩響(奄美・宇検)勝ち越し

2009年11月25日 | 大相撲

大相撲九州場所 十一日目 goo大相撲

この記事は、九州場所十一日目 #1。☆゜後半からのつづきです。

東幕8 薩摩響 4勝2敗  ○  腕捻り ●  3勝3敗  魁聖 西幕6

091114satsumahibiki ←薩摩響 剛(さつまひびき たけし)は、
1986年5月生 本名 福永
鹿児島県大島郡宇検村生まれ
久慈小学校でわんぱく横綱
中学からは、相撲留学
相撲の名門校 山口県立響(ひびき)高等学校へと進む。
しこ名の「響」はそれにちなむ。

身長168cm、体重113kg。

身長173cm以の第一新弟子検査基準に満たず、
高い基礎体力で、第二新弟子検査に合格した。
小兵ながら、突進力のある、独特の相撲スタイルで
注目を集めている。

土俵上の里山×山下の仕切りの短い間も
カメラは、勝ち越しのかかる土俵下の薩摩響と魁聖(かいせい・ブラジル・サンパウロ)の表情に注目した。

魁聖(かいせい)は194cm、体重150kgの巨体。右四つ得意。
薩摩響を、中に入れさせないことができれば、ほぼ勝ちは間違いない体格差。

足を大きく上げて機敏な動作で四股を踏む薩摩響は、体もやわらかそうです。

時間です。

薩摩響、やや半身のかっこうで低い当たり。
と同時に、左手を大きくあげて、魁聖の右うでをかかえもうとします。それに成功します。
目にも止まらぬ独特な動きで、潜りこみも成功です。

しかし魁聖は委細かまわず巨体を押し付け、踏み込み、出ますが薩摩響が下から上半身を揺さぶります。

土俵際まできたとき、薩摩響は、立ち合いと同時に抱え込んだ魁聖の右の腕を引きます。
左も抱えこんでいます。
そのまま薩摩響は自ら頭を土俵にたたきつけるようやかっこうで魁聖の巨体を引きずり倒し、決まり手、腕ひねり。土俵上には、腹ばいで伸びきった魁聖の巨体が。

小が大を倒す、みごとな技に、スローVTRは、角度を変えて二度。

「薩摩響は、最高位、8枚目で4勝2敗と勝ち越し。この体で、さらに上に行けるという期待もありますよねえ」

「そうですね、たのしみですよねえ」

「これで今年一年すべて勝ち越しを決めた薩摩響。もう一番、(白星を)上積みすれば来場所また」
そうですね」
「十両をねらえる番付も見えてきます。」


九州場所十一日目 #1。☆゜

2009年11月25日 | 大相撲

大相撲九州場所11日目 goo 大相撲 

東十7 旭南海5勝6敗  ● 上手投げ ○ 春日錦7勝4敗  東十13
東幕9 里山 2勝4敗  ○  押し出し ●  1勝5敗  山下 東幕21
東幕8 薩摩響 4勝2敗  ○  腕捻り ●  3勝3敗  魁聖 西幕6

===

鹿児島県日置市出身の山下は、里山と同じ、鹿児島商校→日大の4年後輩。

山下は。去年一月が初土俵。
9月には三段目優勝
去年の九州場所には東幕下53に上がった。
今場所が自己最高位

立ち合い

山下は、最初の踏み込みこそよかったものの、
あとは、まったくいけない。

低い当たりの里山に押し込まれ、ばたばたと、下がりながらはたく相撲。
里山に、難なく左下手を与えてしまう。

おおきな体の山下は、はたけばはたくほど、押し込まれ、なにもできずに土俵を割った。
里山が先輩の貫禄をみせた相撲だった。

=====

その相撲を土俵下で見つめたのが、次の相撲、奄美・宇検村出身の注目、薩摩響 (さつまひびき)
ブラジルの巨漢、魁聖(かいせい)と、勝ち越しをかける一番にのぞむ。

薩摩響、この一番に勝って、今場所あとひとつ星を積み上げれば、来場所は、いよいよ悲願の十両が狙える位置へ。

まずは自己最高位での勝ち越しで、それに弾みをつけることができるのか?

土俵下、あの北桜のとなりで、里山の勝ち名乗りを聞く薩摩響、
気合のこもった表情が一段と引き締まります。(次ページにつづく)のちほど


県立奄美図書館 充実の郷土コーナー 11月の新着図書 一部

2009年11月24日 | 本と雑誌

091124library

きょうも雨で野外の写真撮影がありません。

↑ 県立奄美図書館 2週間前の撮影です。 郷土コーナーの新着図書の一部

新刊図書は、二階 郷土コーナーの 三段書架にあります(貸し出し中の場合あり)

すでに持っている本もあれば、目からうろこの本が見つかるときもある。奄美も鹿児島も沖縄もある。海も山も大自然もある充実の郷土コーナー。

===↑ 写真の本を検索して見ました。

以下 google のリンクをクリックするとamazon のページがページトップに表示されます。

===

マングローブ入門―海に生える緑の森 (単行本)
中村 武久 (著), 中須賀 常雄 (著) 価格: ¥ 1,575    google

===

尋問の筋 これあり候 (単行本)
徳永 健生 (著)  価格: ¥ 1,890  google

===

DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史―日本人集団・日本語の成立史 (-)
崎谷 満 (著) ¥ 8,283より  google

===

日本列島の三つの文化―北の文化・中の文化・南の文化 (市民の考古学) (単行本)
藤本 強 (著) 価格: ¥ 1,890  google

===

与論島移住史―ユンヌの砂 (単行本)
南日本新聞社   価格: ¥ 1,890  google

===

琉球弧 あまくま語り (単行本)
中村 喬次 (著) 価格: ¥ 1,890 google

===

聖堂の日の丸―奄美カトリック迫害と天皇教 (単行本)
宮下 正昭 (著) 価格: ¥ 3,780  google

===

奄美の森に生きた人―柳田国男が訪ねた峠の主人・畠中三太郎 (単行本)
前橋 松造 (著) 価格: ¥ 2,000  google

===

ウミウシ―生きている海の妖精 (ネイチャーウォッチングガイドブック) (単行本)
加藤 昌一 (編集), 小野 篤司 価格¥ 4,340より  google

===

島を旅する (単行本)
今村 治華 (著) 価格: ¥ 1,680  google


九州場所九日目

2009年11月23日 | 大相撲

大相撲九州場所 九日目 goo 大相撲

里山、負け越し。

東十7 旭南海4勝5敗 ● 寄り切り○ 白乃波6勝3敗  西十12
東幕9 里山 1勝4敗  ● 送り出し○ 2勝3敗  武甲 東幕14

「しのぐ里山を、武甲(たけかぶと)が攻めに攻めた相撲」だった。

はげしい突っ張りで攻め続けた武甲(たけかぶと)が、里山にまわしと休む暇を与えなかった。

武甲(たけかぶと)の何度かの引きにも落ちない里山、
「回り込む」 「腕をとった」(この時土俵上にタオルのようなものが落ちる)

残った武甲(たけかぶと)が上からはたく。
「落ちないっ!里山」
「右からのおっつけ、武甲っ!」 「強烈だっ」

これで横向きにされた里山、たわら沿いに走りこんで回り込もうとしたが、武甲が、そうはさせじと背中を押し、押し出し、決まり手は送り出し。

負け越した里山だったが、放送席では、里山の相撲は「内容は悪くないですよ」 「ううん」「まだまだいけますよお」、「元気一杯の相撲」

体調万全、動きはいいのですが、なかなか勝ち星がついてこない今場所の里山です。


『沖縄「自立」への道を求めて』―基地・経済・自治の視点から (単行本)

2009年11月22日 | 本と雑誌

091122bookokinawa

← 拡大します。

沖縄「自立」への道を求めて―基地・経済・自治の視点から (単行本)
宮里 政玄 (著), 我部 政明 (著), 新崎 盛暉 (著)  google

amazon 内容(「BOOK」データベースより)
基地に依存しなければ、沖縄の経済は本当に成りたたないのか?14人の専門家が沖縄にからみついた「常識=既成観念」を根底から疑い、発想の転換を呼びかける。

単行本: 238ページ
出版社: 高文研 (2009/07)

発売日: 2009/07

===きょうは開票速報のため、時間がありません。あとで書きます。


2009 奄美市長選挙開票速報はじまる

2009年11月22日 | ニュース

この記事は、2009年11月22日 (日曜日)
奄美市長選挙 きょう投開票

のつづきです。

↓ 記事の下へ順に更新されます。

コメントありがとうございます。記事へのコメントは受付ますが、この記事に限り、現在、表示されない設定になっています。 23日解除

=====

選管 20:20 発表 20:40速報 

投票率 72.70パーセント前回 76.99パーセント)

3時過ぎの大雨の影響からか、前回より4.29ポイント下がる)

期日前投票率 17.99パーセント

当日有権者数 計 37,521(期日前6,830)

男 17.7204(2,903)  女 20、317(3,927)

つぎの選管発表は21:00分です。

===

選管21:00 発表 21:03分速報

開票率 18.33パーセント

指宿 正樹(58) 無新 2,500
朝山  毅(62) 無新 2,500

前回(20.43)に比べ、やや遅い、開票率です。

次の選管発表は21:30分です。

====21:15速報

21:10分すぎ、開票率 18.33パーセントの段階で

奄美TV(地元ケーブルテレビ)は

朝山  毅(62) 無新 2,500 氏の当確を発表

早い当確にスタジオ驚き。

====

21:30 選管発表 速報21:34

開票率 45、83パーセント

指宿 正樹(58) 無新 6,250
朝山  毅(62) 無新  6,250

次の選管発表は22:00分です。

====

22:03 選管発表 22:10速報

開票率 100パーセント

指宿 正樹(58) 無新  8,844  次点
朝山  毅(62) 無新 18,210 当選

======前回比較

22:45分 選管最終発表  投票者総数29372 有効29199 無効172 持ち帰り1

平田氏 14961  叶氏 14238  開票率100パーセント

平田氏 当選確定  

14961-14238=723票差

723(票差)÷29732(総投票者)×100≒2.43%

=====

21:25分で、一応、このページの更新を終了します。

コメント一件いただきました。ありがとうございます。

現在のカウンタ 353091 -(352571 ごご6:30)=520 前回は、この数倍だった。


奄美市長選挙 きょう投開票

2009年11月22日 | ニュース

15日告示された奄美市長選挙は、きょう22日が投開票日。

先ほど午後6時で投票は締め切られ、
午後8時から、名瀬小学校体育館で即日開票され、
開票作業は、10時30分ごろ終了する見込み。
11時ごろまでには投票結果が確定すると見られている。

激戦だった前回2006年4月の選挙では、22:30分選管発表 開票率94.82パーセントの時点で平田氏当確と奄美TVでは発表した。

このブログ2006年4月23日 (日曜日)
市長選開票始まる

今回の選挙は約3年半前の市町村合併後2度目。

現職の平田隆義市長の任期途中での辞職(11月末)に伴い、
無所属新人二人が立候補した。届け出順に、

楽器店社長の指宿正樹氏(58)

旧笠利町長で元副市長(08年4月辞職)の朝山毅氏(62)

両氏のたたかいは、「草の根」対「組織」と
見られており、最大の争点は「まちづくりのあり方」。「市政の転換か、継続か」

くわしくは検索してみてください。

14日現在の登録有権者数は、3万7967人

(男1万7452人、女2万515人)。

====

参考 比較 前回2006年4月(23日投開票)

奄美市(名瀬、住用 笠利)の有権者数 (2006 4/15現在)

計39,315人
男18,913人
女21,222人

投票率は76.99パーセント。(前回、旧名瀬市長選挙の52.91%より、+24.08ポイント)

投票者数 男 13121人

       女16251人  合計 29372人

=====

南海日日新聞のウェブサイトでは、
今日、携帯・PCで開票速報を行なう。

きょうの名瀬は、朝からくもり
午後3時過ぎから、1時間に14ミリの激しい雨になった。

15時 22.2℃ 降水1.0 南西 2m/s 日照0.0 84 1016.6
16 18.2 14.5 北 5 0.0 91 1018.8
17 17.9 6.5 北北西 5 0.0 88 1020.2
18 18.3 3.0 北北西 5 0.0 87 1020.6

このブログでは、三年半前、
開票の模様を速報したところ、普段の数百倍のアクセスがあり、関心の高さに驚いた記憶がある。

このブログ2006年4月23日 (日曜日)
市長選開票始まる

現在のカウンタ 352571 ごご6:30


九州場所七日目 (土)

2009年11月21日 | 大相撲

大相撲九州場所六日目 goo大相撲

東十7 旭南海3勝4敗 ●寄り切り○徳瀬川4勝3敗  西十8
東幕9 里山 1勝3敗  ○引き落とし●0勝4敗  深尾 西幕13

深尾は、里山の4年後輩の日大出身。

ことし一月初土俵。

里山とは、過去2回対戦し、いづれも先輩の里山が勝っている。

深尾 光彦(ふかお1985年7月 )
愛知県春日井市出身
木瀬部屋
身長180cm、体重198kg、
最高位は東幕下7枚目(2009年5月場所)

以下は実際の放送席のやりとりではありません。

さとおさん。

はい、さとおです。

きょうは、深尾、立ち合いからよかったんじゃあないですか?

そうですね、すばらしい立ち合いで果敢に前へ出たんですがね。

はい、

里山は、深尾のようなタイブとは、取りやすいんでしょうね。

ほー、そーおっしゃいますとお?

相手に動きがある分ですね、その動きを利用できますからね、里山は。

ほー

それに、相手が大きいですからね。

はい、里山は、尾上部屋では、バルトや山本山といった大きい力士との稽古は十分ですからね。ええ。

そおなんですね、動きの中で、相手のバランスを崩すのが里山の得意ですからね。大きい相手はバランスを崩しやすいということを里山は、よく知っていますからねえ。

そうですね、それにさとおさん、今日は止まりませんでしたね、里山。

はい、里山、止まると勝率が落ちますからね。

そうですか。

それとね、おじやまさん。

はい、

今場所の里山、大きい相手に押し込まれても、前に出ていますね。

ええ、はい。今日もそうでしたね。首の痛みもだいぶよくなってきたと、支度部屋でも口にするようになりましたからね、久しぶりに体調がいいんでしょうね。

そお、ですね、あっ、ここからですね。里山、土俵際から左上手を取って前にでます。

はい。VTRですね。

このあたりは、里山だいぶ地力をつけてきましたね。

ええ。

そして、ここからがうまかったですね里山。

はい、スローVTR出ますでしょうか。ゆっくり見てみましょう。

里山は、深尾の右差しを、封じながら前へ出ていますね。

ああ、なるほど、はい、つづけて下さい、さとおさん。

で、土俵中央まで出たところで、里山、腰を落としてやや引きぎみにします。
深尾に上手を与えません。

ああ、ここですね。

はいそうです。そうすると、深尾は、里山の左をきめながら起こしにかかるわけですが、

はい、

その時ですね。

ええ、はい。

深尾の上体は立ってしまうんですね。

はっはあ、そうなっていますねえ。ま、当然そうなりますね、はい。

はい、深尾は、バランスを崩しやすい体勢になっているわけですね。

ええ、なるほでですね。

そこで里山は、深尾の右のかいなをたぐるようにして、その上に左の肩透かしですね。一瞬の複合技ですね。

なるほどお、絶妙なタイミングですねえ。ここが里山のうまさですね。

はい、前に出で相手を起こしておいてからの、いなし、これが効くんですね。

なるほどお、里山らしい、ひじょおにうまい相撲で初日がでました。深尾は負け越しです。

=============

前回の 里山×深尾 戦

2009年5月17日 (日曜日)
夏場所中日(8日目)

東幕7 深尾 1勝3敗  ●肩透かし ○2勝2敗  里山 東幕11

(中略)

たちあいです。

里山、すぐに、左で前まわしを取って、回り込みながら右で深尾 の頭を押さえつけるようにしながら、いなすが、これはやや強引すぎて決まらない。(早い勝負への姿勢は評価できる(王子山氏)

後半こんどは、深尾の攻勢。
怪力で里山の左をきめて、大きなおなかで、前へ出る。
里山に前まわしを強くひかれているため深尾の腰は延びきって威力はありません(放送席解説)。
それでも深尾、なおも出るっ!巨体をいかし怒涛の攻めです。
里山まわしも切られ、土俵際。あゝ、里山ぜったいぜつめいか。

が、ここからの反転攻勢は、3日目の華王錦(かおうにしき)戦のVTRのような
うまいタイミングでの肩透かしで、深尾の巨体を泳がせ、土俵上で一回転させた。
このとき里山は、もろはず(双筈/諸筈/両筈 両手を相手の両脇の下にあてがって押す型)だがまわしは取っていない。
館内ふたたび割れるような拍手と歓声、どよめきがおこった。
「里山、うまさを発揮しました。後輩(日大)の深尾をやぶっています。」実況