4-4-2の4バックで臨む、クロアチア戦。
3-5-2で敗れた豪州戦直後の決断、発表してその通りに実行するジーコのいいところだ。とおもう。
4バックの布陣は、埼玉スタジアムで行われた5月13日のスコットランド戦以来。(2006年キリン杯)
コンフェデ杯でギリシャに1-0、ブラジルに2-2の試合でも、ジーコはいい感触を得ている。ブラジルの布陣でもあり、ジーコは本来4バックが好きなはずだ。より攻撃的なフォーメーション。ま、今回、背水の陣といわれます。
大会途中での布陣変更が吉と出るか。
負けたら、なんち言われるか・・・。
結果に文句は言うまい。
明日の4バック、ズバリ小笠原です。
前の試合を怪我で休んだ、右サイドバック加地の動きが鍵を握っている。加地の人生に、またひとつどんなドラマが・・・。
加地の切り返しのパスを、中田、どう処理するか。
そこへ走る込むのは小笠原です。
この時の高原の位置と動きに注目したい。相手DFは二人がかりです。
小笠原にもすぐにDFがつきますが、右後ろに空いたわずかなスペースを小笠原は見逃しません、そこへドリブルをかけ、迷わずショート。
高原の動きに気を取られた、キーパーのわずか右、ゴールーネットの中央深く、つきささります。ゴールネット角にすえつけられたTVカメラがぐらぐら揺れます。
続いて、ジーコのガッツポーズです。
だいぶうすくなってきたなぁ。
これがニッポン、一点目です。
クロアチア、ズラトコ・クラニチャル監督、オー・ノー、アッゲー、頭をかかえて悔しがるが、まだ強気だ。
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しかし、しかし、そのためには、
その前に、小笠原は、前半立ち上がり10分までに、少なくとも2本以上のミドルシュート、ないしロングシュートを打たなければらない。入らなくても良いが、枠をとらえた強烈なヤツでないといけません。
それは名瀬か?
堅守、速攻のクロアチアのリズムを崩すためです。
あまりにセンモンテキになりそうなので略(笑)
読めばわかるさ。見ればわかるさ、明日の試合。
それは、どのくらいの距離か?というとですね、
アナウンサーが、「おが・さ・わ・ら~、あーっと」といいうくらいの距離です。
そのとき解説は
「いいですよ、いいですよ~、ニッポン、どんどん、積極的に・・・」というだろう。
↑大分スポーツ公園総合競技場
========fiction
「大向正面のオジヤマさん、小笠原のこのシュート、どお、ご覧になりますか?相撲ではないので、ひとつ、手短にお願いします」
>そお、ですね、ま、パスまわしをするためにドイツに来たんじゃないことは、選手が一番よくしってますからね、
まあしかしですね、点を取らないことには勝てない、と、みなさんよくおっしゃいますがね、それは、おおきなマチガイですね
「ほー、そうおっしゃいますと?」
>点を取っても、オーストラリアには負けましたからね、ですからね、ま、すこしムツカシク申し上げますとね、サッカーというのはですね、このー、相手より一点でも多く取らないと、いけないんですよ」
「はあ」
>よりセンモン的にいいますとね、それでも実は勝てないんでありましてですね。
ま、つまり、後半終了のホイッスルですね、ピ、ピ、ピーー、と鳴るあれです。
ま、ワレハレセンモンカは、これを「笛」と、こお、呼んでいるのですがね、あれがなった時点で、相手より一点でも多く点をとっていない限り、W杯サッカーでは、ゼッタイに勝てません。相撲と大きく違うところですね。
「はあ、なるほど、し、しかし、オジヤマさん、それはよく考えると、と申しますか、そのお、考えるまでもなく当然・・・、もしくは、アタリマエ・・・」
>ま、ま、ま、あまり深く考えていると、実況に差し支えますから、相撲中継と違いますから・・・
あ、おーっと、高原が飛びましたね。ヘッドです。ヒジョーに高い位置から決まりましたね。ニッポン、追加点です。
右サイド、三都主のクロスですね。三都主の豊富な運動量が報われる瞬間です。
===========fiction 終わり
クロアチア予想先発メンバーの平均身長は186センチ。
日本のそれを8センチも上回る。
先場所、もとい前回のW杯日韓大会でクロアチアは大分に来ている。
日本人に対してはヒジョーに良い印象をもっているはずだ。
ジャンプのさい、相手を上手投げで倒すのは、審判に見えないところで・・・。
審判は、行司より遠い位置にいる。
相手の抗議のジェスチャーには、笑顔でこたえるくらいの余裕がほしい。
MFニコ・クラニチャルは、怪我で動きがにぶいはずだ。
高原は、シャツを引張られないよう、パンツの中に入れておけばよいだろう。
あとは、ブラジル戦をにらんだ、大黒の起用に注目したい。
大黒の所属するフランス2部リーグのグルノーブルは、日本企業の所有。
日本の予選リーグ敗退が早々と決まれば・・・、
FIFAといえども、世界経済と無縁では・・・、興味はつきない。
試合は
午後3時、(日本時間夜10時)にキックオフを迎える。
ニュルンベルクの気温は30を越え、35度にせまるだろう。
ちなみに奄美市名瀬の同時間の気温は27度、弱い雨の予想、以下略、。