奄美 海風blog

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今日の名瀬 台風の風吹かず

2016年08月28日 | 気象 お天気

台風10号はUターン


カクレミノ(隠蓑)ウコギ科の常緑亜高木

2016年08月27日 | 植物

 

wiki カクレミノ(隠蓑)とはウコギ科の常緑亜高木。学名Dendropanax trifidus(シノニムTextoria trifida)。別名、カラミツデ、テングノウチワ、ミツデ、ミツナガシワ、ミソブタ、ミゾブタカラミツデ、等。

本州東北南部以南、四国、九州、沖縄に分布する常緑高木。葉は濃緑で光沢がある卵形の単葉で、枝先に互生する。変異が多く稚樹の間は3-5裂に深裂するが、生長とともに全縁と2-3裂の浅裂の葉が1株の中に混在するようになる。花期は6-8月で、両性花と雄花が混じって咲く。果実は長さ1cmくらいで先端に花柱が残り、晩秋に黒紫色に熟す。鉢植や庭木、神社等によく植えられている。樹液中に漆の成分と同じウルシオールを含むため、体質によってかぶれることがある。

路傍300

この本を読んでいたら、2,3、日前に撮影した写真の植物に似た

p297 ヤツデ(うこぎ科)に似ていることから、検索して調べた。

 

 

 


図説 『世界史を変えた50の植物』 単行本 – 2012/9

2016年08月26日 | 本と雑誌

図説 『世界史を変えた50の植物』 単行本  – 2012/9

ビル ローズ   (著) Bill Laws (原著)柴田 譲治 (翻訳)   
 4件のカスタマーレビュー

最初にカスタマーレビューを読んでしまった。

そこで指摘されている、江戸時代の絵が誤って使用されていることを知り、読書意欲をそがれてしまった。いい本なのだろうが翻訳も読みずらい。

サツマイモはなく、ジャガイモであり、サトウキビは黒糖ではなく白糖が主で、

日本人の著者で日本の歴史を変えた植物、50もなくてもよく、5つくらいの植物の歴史について書かれた本があってもいいな、と思う。

amazon 内容(「BOOK」データベースより)

サフラン、コショウ、ジャガイモ、トウモロコシ…文明の発展や生活様式に大きな影響をあたえてきた植物のなかでもよりすぐりの50種を、美しい図版とともに紹介。
amazon 登録情報

単行本: 223ページ
出版社: 原書房 (2012/09)


『麦屋町昼下がり 』(文春文庫) – 1992/3

2016年08月23日 | 本と雑誌

真田太平記は、数日お休みです。
『麦屋町昼下がり 』(文春文庫) 文庫  – 1992/3

藤沢 周平   (著)
2012年1/30第34刷

「麦屋町昼下がり」
「三ノ丸広場下城どき」
「山姥橋夜五ツ」
「榎屋敷宵の春月」

今年だが、だいぶ前、名瀬の書店で買って、バッグの入れたまま忘れていた。久しぶりに見つけた、藤沢周平未読本
裏表紙の内容紹介に「円熟期をむかえたこの作家の名品を三篇。時代小説の芳醇・多彩な味わいはこれに尽きる、と評された話題の本。」とあったのが買った動機。

他に、あまり見かけなかった「無用の隠密 未刊行初期短篇 (文春文庫)」 もあったとおもう。

静かに紡ぎだされる物語の流れの中にいつまでも浸っていたい。
もう結末など、あまり気にもならないくらいだ。
読み終わってもその気持ちは収まらない。
場面場面の情景は映像でみるより鮮やかだ。
いつよんでもはずれがない、これはそうあるものではない。

amazon 内容(「BOOK」データベースより)

不伝流の俊才剣士・片桐敬助は、藩中随一とうたわれる剣の遣い手・弓削新次郎と、奇しき宿命の糸にむすばれ対峙する。男の闘いの一部始終を緊密な構成、乾いた抒情で鮮烈に描き出す表題秀作の他、円熟期をむかえたこの作家の名品を三篇。時代小説の芳醇・多彩な味わいはこれに尽きる、と評された話題の本。


真田太平記 13 二条城

2016年08月21日 | 本と雑誌

     拡大します

1603年家康の征夷大将軍拝賀の礼も二条城でを行われ徳川幕府本格始動。1867年15代徳川慶喜の大政奉還で江戸幕府の終わりを告げた二条城は江戸幕府の初めと終わりの場所ともいえる。このあと1614年大坂冬の陣では二条城は家康の本営となる。 

 

 

 

 

 清正を我が懐に入れようと家康は政略結婚による結びつきは二重三重になっていた。いづれも家康から働きかけたものだ。2人の子同士だけでなく清正は正室がありながら家康の養女を妻に迎える。

p298に8代吉宗は清正の孫との説があるが、「あま姫」は八十姫?

徳川頼宣正室となった清正の娘八十姫に子はなく、側室が生んだ徳川光貞を実子同様に育て、その光貞の子が吉宗ということらしい。したがって清正と吉宗に血のつながりはない、ということになる。

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真田太平記 12巻 紀州九度山 1985 池波正太郎 2016年08月19日 | 本と雑誌

 

 


名瀬港満月/朝仁(あさに)海岸 ハマユウ グンバイヒルガオ

2016年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 

 


台風が来ないと夏が長いような、短いような。


真田太平記 12巻 紀州九度山 1985 池波正太郎

2016年08月19日 | 本と雑誌

和歌山県北部に位置する九度山町は人口4300人あまり。現在、くどやま「真田丸大河ドラマ展が開催中だ。

九度山の名前の由来は、域内には高野山の開祖・弘法大師空海の母が暮らしていた慈尊院があり、空海は月に9度(それほど頻繁にという意味であろう)母に会いに来ていたことから、という。

 

 

 

 この巻は、戦が終わり、物語も少しゆっくりと進む。後半のクライマックスに向けて中休みといったところか。物語冒頭から妖艶な女忍びとして登場したお江も30年が過ぎ、すでに50を超えてもなお、肌艶の輝きを失わない。しかしたとえば物売りの老婆に扮するときは顔のつくりを変えるわけでもないのに老婆に顔になりきり体つきも別人のごとく、歩みぶりから声色もだ老婆そのものになる。

五瀬の太郎次「忍びばかりでなく、女という生き物はな、佐助。常の女でも、その折々に、たった一日のうちで三度も四度も顔つきが変わってしまうものなのじゃ」女は無意識のうちに演技をしているというのだ。P110

物語全体の中でも歴史上の登場人物たちの人生の中の生きざまや風貌の変わりゆく様が丹念に描かれ読みどころの一つとなっている。


『真田太平記』 11 関ケ原 池波正太郎 1985

2016年08月16日 | 本と雑誌

 

 その時歴史が動いた 「関ヶ原の戦い 決死の敵中突破 戦国の猛将 島津義弘」 (2002年) https://youtu.be/bn0NOJvxLpo

 https://youtu.be/bn0NOJvxLpo その時歴史が動いた 「関ヶ原の戦い 決死の敵中突破 戦国の猛将 島津義弘」 (2002年)

 

 

 

 ↑ 保証がないかぎり、みだりに東軍の手にゆだねてはならなぬと、養子の毛利秀元は反対したが、輝元は、東軍諸将の誓約に疑念をいだいては家康の怒りを買うことになりはすまいか、とおそれた。 p134

家康は大坂入場後、井伊直政をもって輝元に「薩摩攻めの先陣をつとめられたい」一方的に要求する。

毛利家の本拠であった安芸の国広島の新しい城主となったのは大坂城接収に奔走した福島正則(秀吉子飼い)であった。がこれは正則不運の第一歩であった。

 

 

 本田→訂正→本多

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8/16日の大河ドラマ「真田丸」は1598年(慶応3)の第32回「応酬」だった。

秀吉が死に有力大名らによる政権運営が始まり、家康と三成は自陣の大名を増やそうと互いに宴を催すなど躍起になる。犬猿の仲といわれる文治派石田三成と武断派加藤清正の、そうともいえない仲をうかがわせる演出がおもしろい。