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ホームから児島の町を見下ろしながら、もう多分ここに立つことはないだろうなぁと思うと感慨深い。
そこに、入ってきたのは、車体の賑やかなペイント、アンパンマン号である。
大阪の孫たちがテレビで、アンパンマンに夢中になっていたのは、ずいぶん昔になった。
小さかった孫たちに、マゴマゴしながら過ごした日が懐かしい。
マリンライナーに乗ること23分で着いた岡山駅前の「元気なお兄さん」と対面する。
この銅像については、何の資料も知識もない。
台座に彫られた言葉がきっと「おにいさん」の叫びなのだろうと勝手な、旅人の想像である。
もし、このブログが「おにいさん」についてのことをご存知の方の目に入れば、幸いだが、余り期待は出来ない。
「世界に一つの路面電車に乗ろう」そんなのがぐるりんパスの注目情報にあったが、路面電車はまだ走っている町はある。
どうしてかな?と思っていたら、「超低床路面電車・”MOMO”」というのがあるらしい。
しかし、私の乗ったのは普通の路面電車だった。
路面電車は、街中を眺めるのにスローで面白い。
後続車両がすぐ後ろから来る。
これも、岡山の旅の思い出になりそうだ。
「にいさん像」の台座の黒い部分が気になったので、トリミングして、明るさをコントロールしたら、どうにか文字が読める程度になった。
『青春感謝』の銘板である。
浮き上がってきた文字を見ながら、
『今あることを感謝』
『生かされていることを感謝』
『人生感謝』と
『おにいさん』像につぶやいている。