庭に出ていた時、頭上で飛行機の音でなくもっと頭の近くでの大きい音だった。
ヘリコプターが、南の山際に見えたかと思うと、そこで方向転換して、こちらに飛んで来た。
我が家からの田園風景や、夕焼けの画像でおなじみの、高圧線の鉄塔の向こうを回って、見上げている頭の真上を機体の腹を見せながら、爆音を響かせている。
高圧線の張り具合を点検するように、時々このような飛び方をするのだけれど、この日は特別に低く飛んだので、近くで何か事故でもあって捜索しているのかしらなんて思いながら見送った。
見上げている方が不安を感じるような、この日のヘリコプターの飛び方は、タイトルにあるような空中散歩とはいえないと、知りながら次の2枚の画像とともにUPしたくて「散歩」などというような、悠長な言葉を使った。
これは、ホントの空中散歩だろう。
ヘリコプターを見た日とは別の日の山麓線を、葛城市から御所市の間くらいの場所から見た、南の空のハングライダーである。
と思い込んでいたが、パラグライダーが正しいらしい。
うまく上昇気流に乗って流れているらしく、ふうわりふうわりと気持ちよさそうである。
この辺りでこのような風景に出会ったのは初めてである。
これは、何処から飛んで、何処に着地するのだろう。
葛城山なのだろうかしら・・・
24号線を走っていると、時には和歌山県粉河辺りの空で見ることがあったけれど、奈良県内では初めてなので、駐車してカメラに～～～といった次第で、空中散歩の「静」として取り上げてみた。
