カメラの望遠の性能が良くないのでこれが精一杯である。
相輪[そうりん]という部分である。
その上部に塔が火災にあわぬようにとの願いをこめて、水煙が祀られている。
その水煙に透かし彫りされた24人の飛天が、衣を翻し、祈りを捧げる姿で、大空にみ仏を讃えている。
そういうことは、説明文や、他の書物でも理解はしていた。
4枚の透かし彫りの中の24体の飛天の何体かがレプリカに見つけようと、水煙の向きを加工して変えてみた。
風に靡く裳裾の線の美しさ、天女のまなざしの優しさ。
時間を忘れて眺め入ってしまう。
白鳳時代からこの塔の頂上で、塔を守り仏を守っている飛天が、高空の中に、裳裾を靡かせ舞っていると思いながら、相輪を見上げるのも楽しいものである。
建物すべてが思い入れのある物なのですね。うまく表現できませんが、圧巻です・・。
これからは、もっとじっくりと見て歩きたいですね。
全体の美しさとか、周りの自然の中に建つ姿には、いつも惹かれますが、部分的なものに目を向けられたのは、デジカメのお陰しいては、ブログのお陰だと思っています。
じっくり見れば、新しい感動がありますよね。
天女の笛を吹く姿いいですね。
塔や中の仏を守っているのですか。
薬師寺にこのようなレプリカがあるなんて、数年前行ったときは知りませんでした。
本当にいつも素晴らしいのを見せていただき感激です。
レプリカか、凄く性能の良いカメラとか、望遠鏡でしか見られない水煙ですね。
だからレプリカのあることは凄いなぁと思いますし、ここでは、撮影禁止でないのが有難いです。
再びの訪れをされては如何でしょう。春と秋には玄奨三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿の公開もあります。
近くでもない、普段人の目にふれない場所にも、この気配り、素晴らしい作品です。
昔の人の素晴らしさ、仕事への情熱に感激しました。
人の目につかないところにも、気をつけていきたいものです。
貴重なものを拝見させていただきました。
フェノロサが「凍れる音楽」と形容したことなど、教科書にも紹介されていたので有名ですもね。
水煙の天女は左右対称を形作っているので、よけいに美しく見えますね。
anikobeさんもお気に入りの天女の笛を吹く姿は、しなやかな感じで風を感じさせてくれますね。
しかも、技術や文様がシルクロードがならに続いていたといえるものがあるのは凄い浪漫だと思います。
レプリカを作って多くの人に鑑賞できるように配慮されたお寺の方針も素晴らしいですね。
とても値打ちのあるレプリカです。
でも、参詣の方は、他の広い伽藍を見て回るのに精一杯で、ここに立ち寄ることが少ないようですね。
このブログを見てくださった、お寺の建築や装飾に興味のある方は、是非一度、東僧坊にも足を踏み入れて実際ご覧になることをお勧めしたいと思います。
笛を吹く天女は、心を和ませてくれます。
水煙でなく宝玉を載せているところもありますね。
このようにレプリカを置いてくれていれば、よく分かるのですが・・・