カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

観心寺 境内散策

2016年11月27日 | ちょっとおでかけ

 

 

紅葉に映える国宝金堂です。

南北朝時代、楠正成は、鎌倉幕府を倒した後、後醍醐天皇から命を受けてこの金堂を造営しました。 

 

 

 

 

 

 

また三重の塔の建立を計画しましたが、1336年湊川で戦死したため、建掛けの塔 (重要文化財)今に伝わるのが、

この塔です。

その名の通り初層だけが建てられて、残されているのが当時の世の中の偲び草のようです。 

 

この建物をぐるっと回りながら、軒の組み物を見つめ、幻となった2層目と3層目を、しっかり支える役目を今も果たしているような気がします。

 

 

 

 

屋根は葺き替えられたのでしょう。

竹と藁と軒下の木組がとても綺麗です。

  

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紅葉と珍しいお堂 (東京老人)
2016-11-29 21:58:10
美しいモミジの間に、面白いお堂ですね、上を建てるのをやめた党¥いう建物はじめて見ました。
返信する
東京老人さんへ (anikobe)
2016-11-29 22:10:49
今まで全く気がつっかなかったのですが、
「建掛の塔」というそのままの命名が面白いですね。
返信する

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