カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

続・談山神社

2019年11月12日 | ☆ ふるさと・大和

 

もう20年くらい前かしら、この南山荘で丁度お昼ごろになったので、友達と釜飯を食べました。

座敷にずらりと並んだ机の上に、いい香りのする釜飯がずらりと並んでいました。

座布団に正座してのお食事でしたから、今のように膝を痛めてなかった頃であることは確かです。

 

 

南山荘でお食事をしてから、丁度真向いの紅葉が様々な色で秋の喜びを伝えてくれていました。

望遠をいっぱいにして談山神社の紅葉と、神社の建物を、紅葉と一緒に夢中になって写したものでした。

 

その後も大抵の秋に、談山神社に楽しい紅葉狩りをしています。

境内のあちこちに、歴史を訪ねたり、語らい山にも登ったこともありました。

 

でも今では、境内の石段や坂道を敬遠して、この南山荘の下から、谷を経だてた談山神社を

カメラに頂くことにしています。

紅葉の木々から望める建物を、拝観したのを思い出しながら、こうして見ていると今そこにいるように

思い出されます。

この紅葉は南山荘の庭園を見上げたもので、グラデーションが綺麗でした。

南山荘の青紅葉は、これから染まって来ることでしょう。

焦点を変えて見ました。

思い残すことなく、ゆっくりと談山神社を、遠望しました。

それで今年はまた来ることができたと、十分満足でした。

ここから見る神社が大好きなのです。

ここにすら来れなくなるほど膝が悪くならないうちは、くる年もまたくる年も、きっと、ここに

立つことでしょう。

 

談山神社から下って来て、八井内トンネルの前の、屋根のある橋に立ち寄りました。

屋形橋です。

この橋の所に来ますと、ロバート・ジェームズ・ウォラーの「マディソン郡の橋」と重なって

夢中で読んだ若い頃、映画館で見たこの映画、またテレビでも放映されると必ず見たことが

国も、橋も全く違うのに、「屋根のある橋」という共通点が私を、呼びよせてくれるような気がします。

 

このトンネルを越えて、来た時と違う下市方面から我が家に向かいました。

 

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2 コメント

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マディソン郡の橋 (源爺・・)
2019-11-13 13:53:33
名作でしたね~~切ない物語??
イーストウッドの演技が渋くて良かったです・・
カウボーイ役も似合うし、刑事役も上手かったですね・・TV映画もよく見ていました・・
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源爺さんへ (anikobe)
2019-11-13 21:42:18
本当に切ない物語でした。
本を取り出してみますと、傍線を引いた個所が沢山あるのです。

1995年に読んでいます。
蔵書を殆ど処分したのですが、これはやはり手元に置いておきたかったのでしょうね。
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