昨日の記事に続き「吊灯篭」。石灯籠は主に境内の参道沿いに多く建っている。
吊灯篭は本宮(大宮)の神域の社殿や回廊に吊り下げてある。見事な透かし彫りは、どの灯籠を見ても飽きない。
良いお天気だったので、吊灯籠の影が建物に映っているのもまた綺麗である。
吊灯籠の並びが最も美しく思うのは、西回廊の内側の黄金色の灯籠と、朱塗りの柱の配列、緑の蓮子のある風景だ。
日ごろは弊殿から参拝し、砂摺りの藤棚の前を通って、慶賀門から出るとき、わずかに西回廊の内側の吊灯篭を見るだけだが、今回は1月にできなかった初詣の意味もあって、ご本殿前からお参りできる特別参拝をさせてもらったので、吊灯籠も違った角度から見ることができた。
昔の人はろうそくを贅沢に使って、
素晴らしい光のページェントを作っていたのですね、
いつもお出でくださって、コメントありがとうございます。
今のように年2回だけの万燈籠になったのはいつの頃からなのでしょうね。
明日の夜は、この燈籠みんなにローソクの灯りが入るのです。
夜は奈良からの帰りが大変なので、行けなくて残念です。
幽玄の世界が、祈りの世界なのですよね。