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カフェテラス
テラスの片隅で一人心に呟くように
貴賓室・藤岡家 ③
2009年01月26日
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☆ ふるさと・大和
長い廊下から見える庭
貴賓室の表示
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貴賓室
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書斎から下に降りて、案内表示にしたがって貴賓室に入った。
立派な調度品や、襖絵、掛け軸を丹念に鑑賞するだけでもかなりの時間を費やしたし、好奇心を満たしてくれ、未知の世界を想像する楽しさも味わった。
文学の世界だけでなく、佐賀、和歌山、熊本県の知事の要職にあった、玉骨氏の人脈の広さ、深さを垣間見ることも出来た。
今
日
1
月
2
6
日
生かされて
26664日め
感謝の日々をおくりたいと思っています。
友人と共にしたランチタイムの最後のデザートは、ガトウショコラのケーキとバニラアイスとパイがお皿に載っていた。
ケーキには細く赤いローソクに明かりがともり、「おたんじょうび おめでとう」のメッセージカードが可愛く差し込まれていた。
コメント (22)
藤岡家 ② 中の間から書斎へ
2009年01月25日
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☆ ふるさと・大和
「母屋の鬼瓦」と説明にある横には、「天保三年 辰五月吉日」と記されている。
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中の間から書斎へ
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私がここを訪ねた1昨日は、河内長野方面の建築にかかわる人たちの見学会があって、係りの人が多忙だったため、貰ったパンフレットを頼りに屋内を見学した。
したがって、撮ってきた写真と、パンフレットを見比べながらの記事となるのと、いつもながら記憶の不確かさなど不安材料が沢山ある。
主観的なものの見方や、興味あることに惹かれて、広いお邸を拝見の記である。
ことに興味深かったのは、書斎である。
屋敷内のどの部屋からも独立し、すべての無駄をそぎ落としたような三畳の間は、大和俳壇の中の王者といわれ、「ホトトギス」の同人であり、歌人としては、明星派の、玉骨氏の高邁な文学の世界を象徴しているように思えた。
文学者の書斎には多くの書物の並んだ書棚をよく見るが、他の場所に保管されているのもあるだろうけれど、市川房枝さんと親交のあった、玉骨氏の奥様で歌人のうた代さんは、昭和41年「藤岡文庫」として、図書2400冊を五條市立図書館に寄贈されている。
コメント (9)
登録有形文化財 藤岡家住宅を訪ねて ①
2009年01月24日
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☆ ふるさと・大和
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藤岡家住宅 外観を廻る
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昨年11月11日にオープンした藤岡家を訪ねたいと思いながら、すぐ近くなのでいつでも行くことが出来る。
出来ることなら、ゆっくりとした時間の取れる日にと思っているうちに延び延びになってしまった。
やっと昨日念願を果たすことが出来た。
俳人玉骨(ぎょくこつ)の生家で、与謝野晶子など明治、大正、昭和の、文人たちのサロンでもあった、古民家には往時を伝える、さまざまな作品や調度品との出会いがあり、多くの感動を頂くことが出来た。
藤岡家について、
毎日新聞
と
マイタウン・奈良
に詳細に書かれているのでリンクさせてもらった。
今日は、まず外観のみの画像を集めたが、順次いつものように分けながら、藤岡家について記事更新をしたいと思っている。
なお、登録有形文化財に指定されているのは、次の10件である。
主屋:天保3年 内蔵:寛永9年 別座敷:嘉永6年 離座敷:江戸時代末期
新座敷:明治45年 渡廊下:明治29年 米蔵:明治25年
薬医門:明治後期 築地塀:江戸時代末期 塀:江戸時代末期
横峰寺~香園寺
コメント (6)
散り敷いて花びら 石光寺
2009年01月23日
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☆ ふるさと・大和
散ることがはかないのでなく 咲いていることがはかないのである
この庭にある碑の中の好きな言葉である。
たぶん仏教的な深い意味が込められていると思うが、自分流に解釈して、「咲いていることがはかない」は人にとって「生きていることがはかない」。
そのはかなさゆえに、「今日の日」の「今」を精一杯大切に生きなけらばならないのだと、自分自身に言い聞かせて、碑と対座する。
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散り敷いて花びら
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咲いても、散っても、この庭を趣きあるものにしている、山茶花は地面に視点を変えると、美しく訴えてくる。
最後の大きい花びらは、暗红色の豪華に咲いていた頃の寒牡丹を、彷彿させる存在感のある花びらだった。
ほ
か
に
も
こ
ん
な
花
が
寒咲あやめ
>
紅梅と白梅
ミツマタと水仙
花暦を見ると、二月から三月にかけて、早春の花が沢山見られそうだ。
ぶらりといつか訪れたい。
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>
マウスオン・ワンクリック 3画像
終わりに
石光寺の長い築地塀に沿って、山の方に向かって歩いた。
塀の尽きる所まで来て今来た道を振り返る。
そして回れ右をしたら二上山がすぐそこに。
こんな道を歩くのも良い。
コメント (10)
間に合って出会えた寒牡丹 石光寺
2009年01月22日
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☆ ふるさと・大和
庭園内には句碑や歌碑が沢山見られる。
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「待っていてくれたね」
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お寺でもらったパンフレットの中の、花暦には「寒牡丹」は、11月下旬から1月末までとかいてあったが、受付で言われたように、「今年は少し早かった」とのことで、花の盛りを過ぎ、花びらを散らしている花もあれば、咲き終わって剪定してあって、僅かにこれから咲こうとする蕾だけが残っているのもあった。
石光寺の寒牡丹は、露地栽培の古典品種が約300株あると記されている。
冬牡丹や、春牡丹とはっきり違うのは、葉数が少なく、小さいことである。
それは、菰の中でまだ咲いている牡丹でも分かった。
それだけに、まだ精一杯花を咲かせているこの日の、名残の牡丹の花の命をありがたいものと思えた。
夕日に葉脈を透かした寒牡丹の葉っぱ
菰を外して、剪定した一株に、この葉っぱだけが残っていた。
色があまり綺麗なので、残しておいたのだろうか~~~
国分寺~横峰寺
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