カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

棚田の案山子ロード・2010 明日香村

2010年09月24日 | ☆ ふるさと・大和
棚田に並ぶ案山子たちで、明日香 甘南備の郷 稲淵の棚田は、1年で一番の賑わいの中にある。
昨日23日は、案山子コンテストの日だと聞いていたが、悪天候の中どうなったのかしらと思いながら、先日写して来た写真の整理をしている。

今年のテーマは「ふれあい」である。
家族のふれあい、動物とのふれあい、自然とのふれあいと、人は多くのふれあいの中で暮らしている。
案山子の作者はどんなふれあいを表現したのか、それぞれのふれあいを、楽しく見つめながら美しい棚田の中の道を縫って、頂上の朝風の広場まで歩いた。


デジブック 『棚田の案山子ロード』
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観月の夕べ 南朝縁の賀名生の里

2010年09月23日 | ☆ ふるさと・大和

賀名生の里歴史民俗資料館の庭からの観月


< 観月の夕べ 南朝縁の賀名生の里>
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昨夜は中秋の名月。
各地で観月の夕べが催されたことだろう。
友人ご夫婦のお誘いで、市内賀名生の里 歴史民俗資料館で催された観月の夕べ、
「ワンコイン・トーク&ライブ&中秋の名月鑑賞会 イン賀名生の里」と嬉しいことがずらりと並んだようなテーマの催しに連れて行ってもらうという雅な夜を過ごすことができた。
気になっていたお天気は、夕方の東の空の積乱雲が真っ赤に燃えたところに、
「今夜は私に出番を頂戴」といったような月が姿を現したとき、もうお月見ができるに違いないといったような気持ちで華やいでいた。

福岡由美子さんの指導による子供たちの素晴らしい朗読と歌。
万葉人の月を愛でる詠や、源氏物語のお月見を描いた帖の朗読につれて、華やかでいて儚げな子供たちの動きにうっとりした時間を持つ。
月見草の歌・青い目の人形(青い目の人形 日米平和の架け橋)をこんな風に表現力を引き出す素晴らしさに感激する。

アマデウス大西さんのキーボードによる演奏と軽妙なトークに、もっと時間が欲しいと思いながら引き込まれていった。
演奏曲・ジュピター カヴァレリア・ルスティカーナ 冬のソナタよりの「はじめから今まで」「マイ メモリー」
千の風になって と・・・
中秋の名月と音楽、詩の世界とのコラボは、大和の里山での観月会に最もふさわしいように思えた。

おまけに、そのあと南朝三帝の皇居跡の堀家のお庭からの、名月は、戦いの世にあってこのような月に和まれた天皇の思いを馳せる機会をいただけた。

誘ってくださった友人ご夫婦と、賀名生の里歴史民俗資料館のコゲ館長さんの素晴らしい企画に感謝  の昨夜だった。

丸い月を撮ったつもりが、ちょっと減量した月になってしまった。本人の願望・・・ 
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駒形大重神社 葛城古道を歩くと

2010年09月22日 | ☆ ふるさと・大和

葛城古道を歩いて九品寺の裏までは歩いて行ったことがなかった。
この日彼岸花を求めてどこかにもう咲いているかと、山の方に歩いた。
彼岸花は見つからなかったが、もう山しかないと思っていた場所で、鬱蒼とした木の茂みに包まれたような鳥居を見つけた。
農作業の人も見えない寂しい道だったが、鳥居を目当てに進んだ。
そこにあったのが、神社・駒形大重神社の鳥居だった。


< 駒形大重神社>
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延喜式に登場する古社であると、上のリンク先に書かれているが、
その中で面白いと思ったのは、神社名を書き違えたというくだりである。
文字などある階級の人たちしか読み書きしなかった頃のことなので、
さもありなんと、何か微笑ましいような気がする。

とにかく、初めての足の向くままの葛城古道の行き着いた先の神社は、
今も村の人たちによって、大切に守られているのだろうと思いながら下山した。



山の中のお社から降りてきて、見慣れた風景を目にした時、ほっとした安心感に包まれた。
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九品寺の甍は秋の日差しに美しい 葛城古道

2010年09月21日 | ☆ ふるさと・大和

九品寺山門


< 九品寺の甍は秋の日差しに美しい >
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九品寺の本堂横から千体仏のある裏山への坂道を登るにつれ、お寺の甍が秋の日差しの中に輝いて美しい。
甍が美しいと思いながらも、この日のように晴れ渡った空の下で眺めるという日ばかりではないので、特別の日のように美しさが増して眩い。
甍と甍の間から見えてくる大和三山と大和平野の一部が眼下に広がってくるのを眺める良いスポットである。
白沢~氏家

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千早赤阪村の棚田

2010年09月21日 | ☆季節
デジブック 『千早赤阪村の棚田』


棚田といえば、明日香稲淵が、近いしその四季の移り変わりの美しさに惹かれて何回か行っていたが、
今年初めて大阪府千早赤阪村の棚田のことを知って、
Sさんの車に同乗させて貰って行ってきた。

千早赤坂中学校に登る坂道に棚田の案内板がある。
まるで学校の中を行くような細くて急な道を登ると下赤坂城址があり、
公園が整備されている。
ここから下赤坂の棚田が一望できる。
日本棚田百選に選ばれているこの地は
山峡に描かれた曲線が目を奪うような棚田風景の美観で、
棚田全体がここから一望できる。

どこから見ても美しい稲穂の中を縫って、
案山子や小さな野の花にも目を留めながら、
下赤坂棚田を散策、満喫した半日だった。
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