カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

安倍清明堂 & 天体観測の地

2010年09月13日 | ☆ ふるさと・大和

仲麻呂堂(金閣浮見堂)の相輪の向こうに二上山が秋の空の中


< 安倍清明堂>
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境内が一望でき、干支の絵馬や、コスモス迷路を真上から眺められる展望台に立って、遠く二上山、大和三山などその季節の景色を楽しみながら眺めているのがこの場所である。
その目的を十分果たせば展望台から降りてくるのだが、今回は安倍清明堂にとても興味を惹かれた。
というのは、ここに来る少し前の夜にNHKで歴史秘話ヒスとリア「名作選 謎の呪術使い陰陽師の真実」という番組を観た。
平安時代の暮らしの中で、方位や、占いがいかに行事や行動を支配していたかは、当時の小説や作家の日記を読めば、物忌みや方違えというような表現で読み取れたが、その元になるのが、陰陽師の星占術(もっとあるだろうが・・・)なのだと、なんとなく分かった。

陰陽師 安倍晴明は日本初の天文学者だったと伝えられ、その観測の地がこの展望台として標柱が立っている。

この有名な陰陽師安倍清明にかかわる神社仏閣はは、国内13府県にある 。
晴明の父安倍保名(益材)は大阪安倍野に住んでいたが、
実際晴明が誕生したのは、大和桜井の安倍の地とされている。

有名なだけに謎の多い生い立ちといえるのかもしれないが、安倍文殊院からだされている安倍清明の説明も面白い。
コメント (4)
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