カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

石光寺の百日紅

2014年08月06日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

暑い夏こそ頑張るように咲いて見える百日紅の大木を、見ることのできる石光寺へ 朝のうちに行ってきました。

近くではこの町の山手の大沢寺の百日紅は古木で見事なのですが、そこへ行くまでの道路が、私の下手な運転で大丈夫なのか、少し心配でしたので、行き慣れた石光寺まで行くことに決めました。私の場合距離の長短よりも、道幅優先にしています。

60歳代の時は全くそのようなことは考えなかったのですが、年齢を重ねるということは憶病になってくるものです。

 

  

 「散れば咲き
  散れば咲きして 百日紅」
   加賀千代女
     

 

 

  


 「炎天の
  地上花あり 百日紅」
   高浜虚子

青空に百日紅の赤い花がよく似合います。家を出るときはもっと愛空が広い面積を占めていたのですが、山の方から雲が流れてきているようです。

午後から夕立があるかもしれません。夕立はいいのですが、雷が鳴るかもしれないのでまっぴらごめんです。

 

  

山門の上の方に伸びた枝の花が、夏のお参りの人を優しく迎えてくれます。百日紅の赤い色は、優しさだけでな苦木蔭の涼しさを提供してくれてほっとしますし、この花も夏特有の花の持つ活力を見る人に与えてくれます。

  

  

百日紅の木の陰になって、目を凝らしてよく見ないと見えにくいのですが、境内からせり出した太い幹が詠の上で三つまたに分かれて、まるで何本もの百日紅の木があるように大きく伸びています。境内の中に入ると一本の木だったように思います(多分)

  

  

石光寺の山門を出ますと生駒山がなだらかな稜線を見せています。遮る高い建物の無い里の風景です。

  

 

 柔らかそうな稲穂がそろそろ顔を出しています。田植えがついこの間済んだと思っていたらもう稲穂が出るまでに育っているのです。

その稲田の上を風が吹くとそれに靡いて風の足跡がさっと動きます。長閑な当麻の里染井の真夏の朝の風が百日紅の木の枝を少し揺すっていきます。

                                                               5086

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上野運動公園のひまわり・順次花盛り

2014年08月05日 | 季節の花

 

 

 

上野運動公園駐車場前のひまわり園は、昨年から開園されています。

時差的に種まきをしてくれたようで、奥の方から順次にこやかに咲きそろってきました。

運動公園入口の所は1番遅く、まだ開花していません。これが開花しましたら、公園前も花盛りの賑やかさになってくることでしょう。

昨日ぽろぽろと時々小雨の降る中での撮影をして、今朝から涼しい風の吹く、青空の美しい下での、ひまわりに出会いに再び行ってきました。 

 

 

 

 

上2枚の画像は廃屋の中から、ちょっぴり覗いた ひまわりです。屋根がありますので、雨がぽろぽろでも安心して、この中からいいアングル探しができます。 昨日はここで、大阪方面から来たカメラマンさんと出会って、和歌山線を走ってくる上り・下りの電車の時刻を教えて頂きました。 

 

上の道路はR24で、その下の架線の支柱の建っているところが、JR和歌山線です。

上り下りの電車の通る時刻の差があまりないので、耳を澄ませて電車の通るのを待ちました。 

 

五條方面から走ってきた電車です。あっという間に通過してしまいますが、先程時刻を教えてくださったカメラマンさんのカメラから、「カシャ・カシャ・カシャ…」と小気味の良い連写の音が聞こえてきました。私はなんとか2枚撮れた間に十数枚の画像をゲットされたとのことです。

これは2枚目です。 

 

 

暫くしますと和歌山方面からの電車が通過しました。 竹藪から出て小さい川の小さい鉄橋を渡るとき撮りたかったのです。思った場所を撮ることができました。 

2枚目です。(クリックして大きい画像をご覧ください。)

  

ここからは今日5日、再度上野運動公園のひまわりと出会いに行きました。カメラを使い始めてから、連写機能を使う練習です。 

 

 

       

久しぶりの青空です。大きい画像でご覧ください。

  

上りの電車が、和歌山方面から来ました。ここで連写にセットをしてシャッターは押したまま通過するまで電車をカメラで追いました。以下の画像です。

 

 

   

  

2両がすっかり入りました。

 

大和二見方面へ走り去ろうとしています。

        

 

 

別の時間帯の電車です。万葉のラッピング電車が、色が飛んでしまいました。私の腕と頭のようにピンボケになってしまいました。2日分を一つにしました。                                                  7750 

 

 

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北野工房のまち&三田のKOYAMA ③

2014年08月03日 | ちょっとおでかけ

 

 

トアロードの歩道を歩いていて足元の消火栓が目に入りました。この消火栓の絵柄の中に、いくつの神戸があるかしらと、向きを変えてみたりしながら、街歩きも楽しみの一つで す。

 

 

 北野の異人館街へ行きたかったのですが、木蔭の無い上り坂の道路を登って行っても、ただ建物の外観を見てくるだけの時間しかないだろうともし異人館へ行くのなら、以前の経験から1日ゆっくりと歩けるときの方がいいので、今回は、暑さにも逆らえず北野工房のまちに入りました。

 

  

北野工房のまちについては、上の画像に説明されています。「旧北野小学校」のレトロでモダンな校舎を活用した人気スポットです。

 

 

  

レンガ塀の校門跡には、「北野小学校」当時の校標がそのまま残されていました。

 

 

  

 

廊下も学校当時のままで、ここで学んだ人たちにとっては、懐かしい思い出の場所がこのような形で利用されていることは、嬉しいことでしょうね。

個性あふれる22の工房では、スイーツやパン、日本酒など神戸ブランドのお買い物のほか、いろいろなクラフト体験も楽しめます

 

    

外観だけでなく内装も、レトロな建築様式の階段です。夏休み中にはここで、いろんな体験学習をする子もいるでしょう。

 

  

これは多分ここで学んだ子たちの記念制作を道路に面した場所に塀のようにして残したのだろうと、眺めました。

 

     

北野異人館や旧居留地への道路なので、このようないろんな国の国旗をデザインしたような塀もあるのかと、友人のKちゃんとそんなことを話しながらこの辺りを散策しました。 このままこの坂を登って行けば、上の案内絵のような、風見鶏の館や、うろこの家に行けるのにと少し心残りでしたが、歩くのにちょうどいい季節にまたの楽しみに置いておくことにしました。 

 

 北野工房のまちの見学と、近くの街並み散策をした後に神戸を出発して、三田へ向かいました。

 兵庫県三田市にある「 パティシエ ・エス・コヤマ」のロールケーキ「小山ロール」は関西に住んでいてもなかなか食べられないものとして有名だそうです。

パティシエの小山進氏は、数々のケーキ職人のコンテストで入選し、TVチャンピオンでも優勝するなど、とっても美味しいと評判のロールケーキのお店です。

    

そんなお話の通りお店には行列ができていました。でも私たちのツアーは、前もって予約を入れてくれていましたので、ロールケーキを手際よく冷蔵バックに入れて、ツアー主催者からのお土産として頂きました。本当に美味しいロールケーキで、翌日遊びに来た孫夫婦や、息子の友達もお相伴してもらって大好評でした。      

美味しいお話で、今回のバスツアーお出かけの記は、お終いにします。

                                                     4182

 

 

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神戸北野ホテル「アッシュ」 ② フレンチフルコースランチ

2014年08月02日 | ★食の楽しみ

 

 

 フレンチフルコースランチは今回のバスツアーの1番のお楽しみです。

 

  

北野ホテルに、ツアー御一行様は吸い込まれるように入っていきます。神戸らしい瀟洒なホテルは、ちょっぴりリッチな気分にしてくれます。

 

  

落ち着いた木目の美しいフロアーに、豪華な絨毯が靴の踵をしっかりと受け止めてくれるようです。以前何回か行った異人館の建物の床の絨毯の感覚が甦ってきます。

 

     

こちらは吹き抜けの明るいゆったりとしたスペース 小グループむけでしょう。 右が私たちのランチルーム。座席が決まって番号の場所に着きます。

 

 

コースメニューがテーブルの上で待っていてくれます。

 

 

     

アミューズブーシュ・シェフよりご挨拶がわりの1品                    焼きたてのパン

  

     

21種類の野菜のコンポジション・素材のアレルギーを聴いてくれ別素材に。  野菜に蟹のムースが絶妙の味を楽しませてくれました。

 

   

漁港より直送のお魚(金目鯛)とレタスのソースと緑野菜を合わせて。      お皿のパンがなくなると違った味のパンが。

  牛フィレ肉のポワレ。ここまで写真とメニューを比べながらアップしましたが、一つ撮り忘れのあることに気が付きました。それは3番目に、季節野菜のプルテを撮り忘れていました。ジャガイモのエスプーマ・ビーフコンソメのジュレでした。かなり慎重に撮ってきたつもりでしたが、お腹に先に入ってしまったようです。  

 

   

メニューに「砂漠のバラ」と書いてあったのが出てくるまで興味津津でした。「チョコレートとオレンジ丸ごとソースが忘れられなくなります」と書いてありましたので、デザートだとは思っていましたが、運ばれてきてこの不思議な形のデザートをどうして食べるのか全く見当が付きません。

 

    

「チョコアイスをサンドにしていますので、フォークで潰して、オレンジと一緒に召し上がってください」そんな説明をしてくれましたので、丸い柔らかなお煎餅のようなものを潰すと、さくさくとまるで砂漠の砂のように滑らかにチョコアイスと一体になって、冷たくほろ苦くそして甘い素敵なデザートが出来上がりました。

ほんとにこの味は忘れられない美味しいものでした。砂漠に薔薇の花弁を置くときっとすぐ乾燥して、こんなにも砂と同化しそうな気がします。 

 

  

デザートはこれでおしまいだと思っていましたら、一口サイズの甘すぎない優しいお菓子がデミタスと一緒に出てきました。見て楽しみ食して味を楽しみ、お食事の間は同じテーブルの人たちと会話も弾み、本当にいいランチタイムでした。

 

   

 

  

お食事の後それぞれゆったりとしたスペースで十分くつろぎました。

 

 

 

 

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バスツアー・神戸フレンチ&スイーツ ①

2014年08月01日 | ちょっとおでかけ

 

 

少し都会へ出ればどこにでもある風景ですが、毎日の田舎暮らしでは、バスの窓から目に入る、こんな風景さえ新鮮に感じます。

所属する互助会の日帰りバスツアーに、友人Kちゃんを誘って申し込んだのは2か月くらい前だったような気がします。

 

 

近鉄大和八木駅前集合というのが、早すぎない時刻とすぐそばに駐車場があるのとで、参加しやすい計画になっていました。

 

互助会とTASAKI真珠とのコラボ企画で「神戸フレンチ&スィーツ日帰りバスツアー」という魅力的な題名のツアーでした。

写真はこの日の日程の説明をしてくれる、TASAKIの営業添乗員さんです。 

 

 

いつも車目線で見ている二上山が、よく晴れた空に雌岳・雄岳の美しい稜線を見せてくれるのも、「あなた」任せのバス旅行のいいところです。

 

 

堺から湾岸道路を通っていきましたので、このような海や橋大型建築工事など左手に流れていきます。

 

 

 

 

 

バスの窓ガラス越しの撮影なので、内部が写って陰影のあるような画像になってしまいました。

 

 

帰ってから「TASAKI」の公式サイトを調べてみました。

ジュエリーブランドTASAKIの公式サイト。大自然の営みから生み出される『真珠・パール』を、養殖から加工・販売に至る一貫体制の下、その美しさを世界中の人々にお届けできることを、大きな誇りとしています。

バスの中で添乗員さんが上のような内容の説明を、詳しく具体的にしてくれていました。

    

  

    

最初に係りの女性に、写真の撮影について尋ねましたら、全体の雰囲気とか、買い物の様子はいいのですが、商品の撮影はご遠慮いただいていますとの答えが返ってきました。そのようなお返事だとは思っていましたので、落胆はしませんでしたが、美しく輝く真珠だけでなくカラーストーン、ゴールド、プラチナなどの宝石で作られら展示作品には、目を見張るばかりでした。

 

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