遅ればせながら新年の御挨拶です。
新しい年が佳き年でありますよう7日の日の出にお祈りしました。今年の私の初日の出は、雪雲の隙間からのわずかな光でした。
セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ
買ってきてもらった七草を、さっと茹でて冷水につけた後、細かく刻んで小さじ半分の塩を振りかけて前夜に用意しておきました。
「お粥三昧」という電気釜はもうずいぶん前からお粥炊きの良き味方です。窓は開けて炊いて、時間のセットで全粥の炊き上がりです。
スイッチが切れると昨夜準備していた七草を混ぜて暫く蒸らしておきます。
七草にまぶしておいた塩加減がお粥に丁度良い絶品になっています。
退院時の食事は全粥でまだご飯にはなっていなっかったのですが、今朝の七草粥でお粥からごはんへと変えていくつもりです。
七草粥はお正月の御馳走からのお腹休めとして、昔からの慣わしのようですが、もう一つ1年の無病息災を願っての健康祈願だそうです。昨年も私は七草粥を作って美味しくいただいたのですが、その祈願は暮も押し詰まった12月24日に、ぷつんと糸が切れたように、突然の腸閉塞というしんどい病に倒れ、ピーポーピーポーの搬送でしばらくの病院暮らしとなってしまいました。
今年の七草粥を頂くとき、どうかどうか健康の日々の積み重ねができますようにと、心底から願いながら一口一口ゆっくりと口に運びました。