カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

古代の山の変わらぬ中に今コスモスは咲く 藤原宮跡

2017年10月15日 | ☆ ふるさと・大和

 

道路を隔てて、小学校の後ろから頂上の見える畝傍山です。 

藤原宮跡 立つ時どの季節であっても、この国原を囲むような三角形の位置にある、畝傍山・香久山・耳成山の

大和三山を、常に意識しながら季節ごとに宮跡に咲く花を眺めます。

『香具山は 畝傍惜(を)しと 耳成と 相争ひき
  神代より かくにあるらし
  いにしへも しかにあれこそ
  うつせみも 妻を 争ふらしき 」 
                巻1-13 中大兄皇子(後の天智天皇)』

宮跡の周りの田畑や、家屋は、古代のままでなありませんが、厳として変わることなく、低い標高ながら、

万葉の昔のままのこの三山に、万葉歌と共にこよなく心を惹かれます。

 

  

セイタカアワダチソウの一番奥の山が耳成山です。

黄色い花を入れずにコスモスと耳成山だけを、撮りたかったのですが、

足元を気にしながらの撮影だったものですから、移動がうまくできなかたのです。

今度ここに来た時には、耳成山が綺麗に入るように撮りたいと思っています。

 

今コスモスの群生している位置から、1番綺麗に入るのは、この香久山です。

 

 

香久山の半分と柱列。  

  

  

 

 

この度は香久山と秋桜の相性が良かったような気がします。

まだ遅蒔きのコスモスが咲く頃には、津がった撮影場所を見つけることにしたいと思います。

 

 

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藤原宮跡のコスモス まずはベンチに腰を下ろして ゆっくり動く時間を愛おしむ

2017年10月14日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

昨日アップした藤原宮跡のコスモスは、ランチタイムの後、もう一度ここに戻って撮った午後のコスモスでした。

時間が後先になりましたが、ここに着きてすぐにしばらくベンチに腰を下ろして、どこを見ても美しい眺めにカメラを持つ前に

まず暫く、ベンチからのコスモスの広がりを楽しみ、これからどう歩くか考えることを楽しみました。

 

ベンチの上は夏の日差しを遮ってくれる桜が、大きく枝を張っていました。

座ったまま視線の向こうのコスモスを、撮りました。

 

 

更に目を向こうに移しますと、宮跡の柱列と村の屋根が違和感なしに入ってきました。

やはり桜の木の下からのなまくら撮影です。 

 

 

再び目前に目を移しますと、桜の幹の木肌がの強靭な感じと、その向こうの淡い秋桜の色との不思議な調和が「好きだなぁ・・」

と独り言を言いながらこれもカメラに。

とにかく私は雑な乱撮りを自認していますので、この日も最初からこんな具合でした。

 

 

殆ど瓦屋根の民家が密集していて、コスモスと融和しています。

 

 

ベンチに座ったままで、天の香久山を2本の大きい木の中に入れました。

遠目にも秋桜がずっと咲いているのが分かります。

 

 

 

桜の木の葉の色づいたのも見当たるようになりました。

 

 

ススキの周りにも沢山のコスモスが咲いています。

今度は、そちらの方に行ってみようと座ったまま考えました。 

 

 

ゆっくり座っていたので、歩き始める元気が出てきました。

広いところから撮るのは、足元を気にせずにできるのですが、水路の傍のような細い道では、

バランスをとるのが今は、不得意になっていますので、撮る場所も考えておきました。

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藤原宮跡の秋はコスモス

2017年10月13日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

13日は我が家の月命日のお参りを、お寺さんがしてくださる日です。

お寺さんが帰られてから、お墓参りに行くのが常です。

雨が降りそうもなく曇天でしたが、仏事がすべて済んですっとした気分のまま、橿原市の藤原宮跡のコスモスを見に行きました。

 

天の香久山を背景にして、ススキのひとかたまりの前にも、コスモスがあるようでしたが、今日はこの辺りを

秋桜に誘われるままに歩きました。

 

 

小学校前のコスモスです。

 

  

  

  

  

  

 

藤原宮跡の標識の所には、コスモス畑が全くなかったのですが、広い宮跡に沿って歩いて行きますと、

色とりどりのコスモスが、視界に入ってきます。

コスモス園入り口のガードマンさんとしばらく話したのですが、今咲いているのは、早く植えた花でもっと広く

もっと一面に、もっと沢山、11月ごろまで咲き続けるように、植えてあるそうです。

これからその「もっと」を楽しみに、なんどかその時々のコスモスたちに、出会いに来ることにしましょう。 

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夕日と夕焼け 昼と夜の境目の1番美しい時

2017年10月12日 | 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日テレビを見ていた時、夕日と夕焼けの名所が映し出されていました。

まだ高い空に太陽があった時刻だったと思うのですが、夕方の野道散歩の時、

西の空に少し雲がありました。

夕焼けの美しいのは、雲が空の残っている時だと言っていたようなことを、思い出しました。

夕焼けが綺麗なのは、日没後暫くしてからだとのことでした。

週間予報を見ていますと、明日からはずっと傘マークが並んでいます。

散歩を途中で置いて、カメラを取りに帰りました。

農道に立って、落日とその後の夕焼け空を丹念に撮っていきました。

写真は下手でも、自分の感動の時間を暫くカメラに納めたことが、嬉しかったのです。

明日からは一気に季節が進むと、天気予報が報じています。

暫くは夕日も夕焼け空も、見られない昨日の夕方。

折角の空を、「我が家の夕日の名所」として残しておくことにしました。

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斑鳩の里 秋桜散策③ 法輪寺辺り

2017年10月11日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

法輪寺へ再び戻って、大きな駐車場に車を置いて、歩き始めました。

法輪寺の近くには柿畑が多く、いい色をした柿が枝もたわわになっています。

 

 

 

法輪寺では外から、美しい塔の姿をカメラに納めて

 

 

振り返り振り返りしながら、自転車道を法隆寺方面へ向けて歩きます。

以前は法隆寺まで平気で歩けたのですが、今では私の足と相談しながら、秋桜の間から法輪寺の塔の見える所まで

ゆっくり歩きました。 

 

 

 

 

柿畑は1段下にあって自転車道に沿って、ちょうど法輪寺の塔が遠望できるところにが、この日法輪寺と秋桜のある

撮りたかった風景の所に出ました。

ここの秋桜は良く咲いてない年もあるのですが、今年はイメージしていた通り、いい感じで咲いて待っていてくれました。

 

 

 

 

  

秋桜の間から、遠く近く塔を入れ乍ら、暫くの間は、秋桜と法輪寺の塔に私は戯れていました。

 

 

 

 

法輪寺と秋桜は、ここでしか撮る所を知らないものですから、結構楽しんでカメラを向けていました。

法起寺ほどカメラマンがいなくて、たまに一人二人、後ろを歩く足音がするような静かな里山の中のような所です。

 

案山子さんが、石垣の上の方から眺めているのは、柿山なのでしょう。

それともカメラをあっちこっちと、覗きこんでいる私なのかもしれません。

とにかく楽しい斑鳩の里の、秋桜散策でした。

歩数計を見ますと6000を越していました。最近にないことでしたが、全く疲れないのは、

いろんなストレスからすっかり解放されて、大好きな秋桜に遊んでもらったからかもしれません。

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